パッチ付け直し
今回のようなケースはあまり対応したことがありません。
すでにA-2に縫い付けられているレザーパッチを一旦外して、同じ位置に再度付け直してほしいという依頼です。
要するにステッチ目が揃っておらず、糸も適したものが使われていないということです。
オーナーはこの状態で中古購入されたようで、A-2本体もハンドメイドのパッチも素晴らしい製品ですが、縫い付けが雑な上にテグスのような透明のフィラメント糸が使われているのを何とかしたいということです。
パッチを取り外し、下穴を開け直しますが、元の穴が出来るだけ目立たないようヘラでコバを押さえ込んでやります。縫い直しは30番糸を使用し、上糸はコバの色に合わせ生成り色、裏に抜ける下糸は茶系を使います。
画像1/テグスのような透明の糸で縫い付けられた状態。所々コバからはみ出している。この糸は帽子にエンブレムを付ける時などに使われるもの。
画像2、3/取り外した跡はボディにも残るので、極力この跡を追いながら付け直しする。
画像4/作業完了。
すでにA-2に縫い付けられているレザーパッチを一旦外して、同じ位置に再度付け直してほしいという依頼です。
要するにステッチ目が揃っておらず、糸も適したものが使われていないということです。
オーナーはこの状態で中古購入されたようで、A-2本体もハンドメイドのパッチも素晴らしい製品ですが、縫い付けが雑な上にテグスのような透明のフィラメント糸が使われているのを何とかしたいということです。
パッチを取り外し、下穴を開け直しますが、元の穴が出来るだけ目立たないようヘラでコバを押さえ込んでやります。縫い直しは30番糸を使用し、上糸はコバの色に合わせ生成り色、裏に抜ける下糸は茶系を使います。
画像1/テグスのような透明の糸で縫い付けられた状態。所々コバからはみ出している。この糸は帽子にエンブレムを付ける時などに使われるもの。
画像2、3/取り外した跡はボディにも残るので、極力この跡を追いながら付け直しする。
画像4/作業完了。