マッドマックス・フュリオサ

マッドマックス・フュリオサ
この手の作品は劇場で観なければということで、昨日シネコンで鑑賞。
前作「怒りのデスロード」の前日騨で、核戦争後の近未来を舞台に、復讐を胸に戦士となるフュリオサを中心に物語は展開する。
ものすごくお金のかかった大作で、ギミック満載のカスタムカーによるアクションは迫力充分。
銃器類は骨董品みたいな19世紀のものを上手く使っていて、ウインチェスターライフルやコルトのパーカッションリボルバーが登場する。フュリオサはアパッチピストルを使っていた。
フュリオサ役のアニャ・テーラー・ジョイは、ネットフリックスのドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で観たことがあるくらいだが、いかにも身体能力が高そうな女優さん。
スピンオフ作品ではあるが、後半に、ほんの一瞬でけマックスと、愛車インターセプターが登場する場面もある。
観賞価値は十分あるが、ラストのフュリオサとディメンタスのやり取りは長すぎで情緒的過ぎる印象。シリーズに一貫しているジョージ・ミラー監督の宗教観を語らせているよう。
シリーズ全作観てはいるが、個人的には二作目が一番良く、前作「怒りのデスロード」と一作目が同率二位、今作はその次位かな…。