カスタムブーツ鋭意製作中

カスタムブーツ鋭意製作中
お買い上げいただいたロンウルフのエンジニアブーツを、新品のままお預かりしてスタッズワークを施しています。 
ロンウルフのラインナップの中でもこのエンジニアのブラックのみ、ホーウィン社のクロムエクセルという工法で生産された鞣し革を採用しています。刃物を入れた時の粘り感が、充分に加脂された革質の良さを感じさせます。
裁断、縫製は東洋エンタープライズの管理する国内工場でおこなっており、接ぎ合わせ位置やパーツの縫い付け位置も左右均等です。これは当たり前の事のようですが、海外生産の物では左右で縫い上がりにバラツキが出ることは珍しくありません。スタッズを打ち込むのにも左右で接ぎ目の位置が違ったりすると若干間隔を調整してやる必要もあります。その点、ミリ単位で縫製指示書通りに仕上げることが出来るのは日本のメーカーぐらいのものです。
まあ過剰品質と言えなくもないですが…。

画像上/フロントストラップに打ち込み。センターはアクリルのクリアを使用。

画像中/シャフト前面にもクリアスタッズを中心に円形にスタッズを配置。