D-1の身幅詰め

D-1の身幅詰め
遠く長崎県の方からご依頼いただいたリメイクに取りかかっています。
D-1は本来地上クルー用の防寒ジャケットで、作業着の上から着用出来るようにルーズなシルエットになっています。絞りの無い寸胴なボディにはアジャスターも付いていません。
その点でどうも着合わせにくいので、身幅を細くしたいという御要望です。
両サイドで袖下から裾にかけて詰めていきますが、シームは縫い合わせた上からレザーテープがたたきつけられているので、解体作業から入ります。

画像3/裾の折り返しのステッチを解体し、レザーテープを裾から上へ外していく。レザーテープは再使用するので、傷めないように注意します。

画像4/今回はウエスト部分で片側で4センチづつ、胴回りで8センチ細く仕上げます。

他の修理品と同時進行のため、残りの作業は日を置いてからおこないます。