店長日記

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ジーンズ裾上げ
持ち込み品で、90年代くらいのリーバイス501。
現状は広めの三巻きシングル仕上げになっています。
これを1,5センチほど短くなるように裁断し、チェーンステッチで巻き直します。

画像1/ビフォー。

画像2/裾線のステッチを抜き、折山をプレスで伸ばします。縫い代として使えない部分は裁ち落とし。

画像3/縫い代を残して裁ち落とし。

画像4/再縫製して作業完了。

今回の工賃/¥2200(カット分3.5センチ以下)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ジーンズ裾上げ
旧ドゥニームのXXタイプをチェーンステッチ仕上げ。
ドゥニームはジャパニーズデニムの先駆的なブランドですが、経営母体が何度も変わり、今はウエアハウスさんがやっているはずです。
当店が扱っていたのは初期のオリゾンティ(神戸ワールド系)時代でした。
この製品は、その後継会社によるものですが、ゴツゴツした生地感や染め上がりの濃さなどは遜色がないと思います。
ネームプレート制作・縫い付け
ご指定の字面でネームを制作し、バズリクソンズのA-2に取り付けいたしました。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3300円(税込み)
パッチ縫い付け/B-15C
ベースはバズリクソンズB-15Cモディファイド。
今月仕上がったばかりの横振り刺繍のモスキートパッチを取り付け。
デッドストックのレーヨンエンブロイダリークロスは残り少数になってきており、色数も限られています。
この配色は残り1枚になりました。
大阪出張
昨日はショップの休業日を利用しての大阪日帰り出張。
東洋エンタープライズの盛夏物展示会が、心斎橋のレンタル会場で行われた。
国内で企画生産するメーカーの商品は、当然ながらリードタイムが必要で、この時期に来夏商品の発注となる。
いつものように新幹線での名阪往復だが、昨年の同時期と比べると格段に込み合っている。武漢肺炎以前に戻ったような感じ。
心斎橋駅にある展示会場からアメリカ村に続く繁華街も、かつての賑わいを取り戻していた。

*現在在庫切れのバズリクソンズのデニムジャケット(大戦ファースト)の次回生産分は、来春に納品予定との事です。お客様のご予約を承ります。
A-2カスタム納品
制作完了の旨、ご連絡したところ、早速ご来店くださいました。
ご依頼ありがとうございました。
A-2カスタム完成
フライングタイガースのパッチ3点をを取り付け、作業完了。
2008年制作で所々色の落ちたA-2に馴染むよう、パッチ類もエイジングを加えました。
ジーンズ裾上げ
こちらはリーバイスの企画物で、炭黒の製品染め。
裾は切りっぱなしの状態で、緯糸が抜けてボソボソになっています。
裾を切り揃えて、シングルステッチのやや広幅三巻きに仕上げて欲しいというご要望。

工賃/¥1320

画像1/カタンの30番で色味の近い糸を使います。

画像2/縫い代として使えない部分は裁ち落とし。

画像3/広幅(1,2ミリ程)のシングルステッチで三巻き。

画像4/作業完了。
A-2カスタム制作中
完成したフライングタイガースのパッチを取り付けていきますが、左腕に取り付けるCBI章の位置に、元のAAFプリントパッチが残っています。
そのまま上に乗せてもかまわないのですが、このA-2のプリントはかなり上目に圧着されていて、文字の左右端だけではなく、エアフォースマークの上端も出てしまいます。
お客様のご要望もあり、上側と左右のはみ出す部分を、上塗りして消すことにしました。
ジーンズ裾上げ
持ち込みで復刻版のリーバイス501をチェーンステッチ仕上げ。
詰め分が3センチ弱のため、縫い代出しが必要になります。
裾線のステッチを抜き、プレスで伸ばしてから、縫い代を裁ち直して再縫製という手順になります。

今回の工賃/¥2200(カット分3.5センチ以下)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
A-2カスタム制作中
描き上がった胸パッチも、上塗りしてエイジングを施します。
完成した3点のパッチは、バズリクソンズのA-2に取り付け。
A-2カスタム制作中
バズリクソンズのA-2をフライングタイガース仕様にカスタム。
左胸に取り付けるパッチは、虎が横跳びしているポピュラーなデザインをチョイスしていただきました。
A-2カスタム制作中
エアフォースマークも、CBI章同様にウェザリングした上でトリムを取り付け。
ジーンズ裾上げ
セレクトショップさんからの持ち込みでチェーンステッチで裾上げ。
ジーンズの裾上げにつきましては、持ち込み品にも対応しております。
綿100%のカタン糸使用で、糸番手は20番・30番。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
A-2カスタム制作中
続いて右腕に取り付けるエアフォースマークをペイント中。
標準では左腕に取り付けるエアフォースマークですが、CBI章と組み合わせる場合には右腕への取り付けとなります。
A-2カスタム制作中
描き上がったCBI章には軽くウェザリングして、革リムを取り付け。
今回の革リムは、ヌメ革をアルコール染料で色付けしております。
本日のニュースより
「虎ノ門ニュース」終了へ 7年8か月続いたネット配信番組

インターネット動画配信などをしている「DHCテレビ」がYouTube等の動画共有サービスを通じてライブ配信している番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」が、2022年11月18日に終了する。7日の配信終盤で、番組MCを務めるお笑いコンビ「米粒写経」の居島一平さんが、発表した。
2015年4月1日の初放送から7年8か月続いた。なお、終了理由は明かされていない。
(以上引用)

地上波では放送出来ないコンテンツも多々あり、有益な番組だったと思う。
DHC会長の思想を反映したような保守~右寄りのキャスティングだったが、最初の頃はバランスを取るためか、香山リカのような左派言論人も出演していた。キャスターそれぞれに微妙なスタンスの違いがあるし、今や個人のチャンネルで情報発信しているので、この番組が終わったからといって、視聴する側にそれほど不自由はない。
ライブで観たのは一度きりで、2017年の終戦の日、西村真悟先生の出演回だった。
天気が悪かったが、西村先生の後援会関係者が詰めかけて、歩道に人垣が出来ていた。
A-2カスタム制作中
バズリクソンズのA-2に取り付けるパッチ3点。
A-2のボディがピグメント仕上げで擦れ気味なので、それに合わせた雰囲気で制作します。
表面にシボの出た革を切り出し、顔料で下塗り。
CBI章とエアフォースマークは、レッドとネイビーの部分を同色でペイント。
A-2カスタム制作
ベースとなるのはバズリクソンズが2008年に製造したA-2。
ピグメント(顔料)を吹き付けて、それが乾ききる前に拭い取ることで凹凸感を出した馬革。年月が経って結構な貫禄。
今回、フライングタイガースの仕様で、前胸と左右の上腕にパッチを制作して取り付けを行います。パッチ3点も、ボディの雰囲気に合わせてペイント予定。
まずは材料の切り出しから。
ネットでお買い物…デニム用カタン糸
以前からお世話になっている繊維メーカーさんよりカタン糸を購入。
5000メートル巻きの50番手と20番手。ブルー系の50番手はカケツギ修理用で、オレンジの20番手は裾上げの際に使用する。
この繊維メーカーは国内最大手だが、すでにカタン(コットン)糸の製造は止めており、在庫品の販売のみ。色番は多数が欠品しており、残りの中で使えそうな色を見計らって購入。
メーカーの主力商品は、当の昔にポリエステルスパン(撚糸)に移行しており、今時カタン糸の需要はほとんどないのだ。ジーンズの縫製に使われるのも、大量生産のものは丈夫で作業性の良いポリスパンが標準。
カタン糸は、本格的なリプロダクトのメーカー以外は使用していない。
また近年は、コアヤーン(化繊の芯に綿を被せた糸)がシェアを拡げている模様。一見コットン風で、染色性もあり、コットンのように退色もするのでデニムになじみやすい。
メーカーさんにもおススメされたが、今後の検討課題。