店長日記

7000

ロンウルフ・ワイヤーマン
国内生産の本格的なブーツとして評価の定着した東洋/LONEWOLFブランドから、久々に新作ブーツがリリースされます。
今週の商談会で試作サンプルを見てきましたが、カーペンターに似たレースアップで、タッセル(革飾り)が無く、トゥが丸みを帯びたモンキーブーツタイプです。ソール&ヒールはおなじみのキャッツポウ、革はロンウルフでは今までにないガラスレザー(なめしの後、ガラス面に貼付けて成型する鏡面仕上げ)で、ドレスシューズのような光沢があります。色は黒と濃茶の2色。
メーカーの意向もあり、現物が出来上がるまでは画像でのご紹介が出来ませんが、当店では2色共、全サイズ展開いたします。既に生産にかかっており、6月頃には第一弾が入荷予定です。価格42800円(税別)。
(再び)がんばれ!トヨタ
アメリカのトヨタバッシングの根拠のひとつとなっていた電子制御システムの不具合について、実験時のデータの捏造が発覚しました。しかもそれに最大手メディアのABCが積極的にかかわっていたのは驚きです。これはもう国をあげてトヨタを貶める意図があったと思われても仕方が無いのではないでしょうか?
米メディアが捏造までして国策に加担するのは異常だと思いますが、これに対し日本のメディアに強く批判する姿勢が見られないのはどういう訳でしょうか?
でっちあげのデータをTV放映され、大きく国益を損なう可能性があったのにもかかわらず、他人事のような報道姿勢です。もう少し世論を盛り上げるような、強い論調があってもよいのではないか。
日本の大手メディアのスポンサーに、日本にアイデンティティーを持たない特定国の企業が多いことと関係があるのでしょうか?…勘ぐり過ぎか。
なんにせよトヨタが一日も早く失地回復することを期待しています。

注)画像は、かつて世界市場に君臨したゼネラルモータースのビュイック・スペシャル。実用性ゼロのおおらかなつくりが魅力です♪。
包丁一本 度胸千両
昨日、東洋エンタープライズでのフライトジャケットの展示会を終え、夕刻、恵比寿東口にある和食居酒屋、味彩(03−5449−0049 http:www.ebisu-ajisai.net)に立ち寄りました。
ここのオーナーは愛知県南知多の出身で旧知の間柄です。
私どもは開業当初、古着商をしておりましたが、地元の高校生でやたらとビンテージジーンズに詳しい子がおり、アルバイトで仕事を手伝ってくれるようになりました。やがて彼は料理人を志し、20歳そこそこで身体ひとつ、包丁一本で全くなんのツテも無い東京に出て行きました。向こう見ずな彼が、長い修業期間を経て3年前にオーナーになったのがこのお店です。
もともとこだわりの強い性格で、食材と酒には一切妥協せず、日々の研鑽の結果、専門誌の表紙を飾るまでになりました。旬の食材をとりそろえ、刺身、煮物、揚げ物、炒め物からサラダまで、どれひとつとってもハズレがなく、どんなにたて込んでいても絶妙のタイミングでサーブしてくれます。一人でふらりと立ち寄ってもカウンターでゆったりくつろげるお店です。
東京方面の方にはぜひ一度立ち寄っていただき、オーナーの心意気に触れていただきたいおすすめのお店です。
パッチ縫い付け
東京の方から、3着まとめてパッチ付けのご依頼です。
以前にも書きましたが、B-3のような羊革への縫い付けはミシンの調整に一手間かかります。
作業は、動力をオフにして手送りでゆっくりと縫っていきます。
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明日は店休日ですが、バズリクソンズのフライトジャケットの商談で東洋本社(両国)へ出張です。今年の秋冬のラインナップが全て出揃う予定です。
横振りミシン
11日にお預かりしたパンツの修理が完了しました。
今回ははげしくクラッシュしていたため、左右の前身頃を縦に50センチ以上も裏打ちしました。
表地のパックリ裂けた部分を始末するのには横振りミシン(ジグザグミシン)を使用しました。
これは本来パッチワークなどに使用する業務用ミシンです。ヘッドが左右に首を振りながら下糸をとらえて縫い進めていく構造で、刺繍ミシンに近いと言えます。当店では大掛かりな修理以外では出番が無く、普段はバックヤードに収まっています。ここぞというときに引っ張り出すのですが、これがメチャクチャに重いので出し入れだけで一仕事という感じです。
業務用のミシンは基本的に単一機能のものばかりですから用途別に何台も必要で、保守管理も大変です。
カスタマーサービスの頁、デニムリペア9として画像UPしました。
LIVE TO RIDE
ハンドメイドらしき重厚なヌメ革のベストに、イベントの記念パッチを縫い付けました(今回は前立て近くの一カ所)。
バイカーは、チーム名が背中に入ったベストを羽織って愛車を駆り、訪れた先々で手に入れたパッチをひとつづつ縫い付けていきます。それはそのバイカーの旅の記録であり、大切な儀式のようなものかもしれません。
その都度、ひとつひとつ縫い付けていってこそ意味があるというものです。
(→縫い付け作業をする方は、3年分ぐらいまとめてもらえると、ミシンのセッティングも一度で済んで楽なんだがなぁ…)
でも、常連さんなので気持ち良くお受けしています♪
毎度ご利用ありがとうございます。
一昨日、お立ち寄りになったレディースショップ店長氏とお話をしていて、今年の流行色は『白』だと教えられました。
ほぉ〜知らんかったわ!…というよりここ20年程意識したこともありません。
昔、アパレルメーカー勤務だった頃はそれにそってものづくりをしていましたので、意識せざるをえませんでしたが、今は全く興味すら無くなってしまいました。
この流行色というやつ、自然に流行するはずもなく、仕掛ける人間がいます。
流行色協会という組織があり、本部はフランスだったと思いますが、そこが先々の流行色を恣意的に決め、世界中のデザイナーや生地メーカー、マスメディアを集めて発表するのです。
そのご託宣をありがたがって持ち帰ったデザイナーたちが次シーズンにその色の商品を企画し、生地屋は生地を生産し、メディアはそれにそって煽り広告を打ち、シーズン到来とともに実際にその色が流行するというわけです。
そうです、流行はまさしくつくられるのです。
ある程度数が出回ってこそ、初めて流行となるわけで、そのためには生地の段階から仕込んでおかなきゃなりません。半年〜数年の準備期間が必要です。素材の流行、デザインの流行もリンクしてすすめられます。
あっさり書いてしまうと身も蓋もないですが、ファッション業界はそういった仕組みで成り立っています。TVでドン某とかいう誰がどう見てもダサい、メタボ気味のデザイナーが、いつもしたり顔で流行予測などしていますが、別にコイツが予測しなくたって結果の決まった出来レースみたいなもんです。

さて、今週も当店には流行に敏感な方にはイマイチな、ド定番商品が沢山入荷しております。流行ではなく、スタイルにこだわるお客様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。
本日の修理品
10年以上前にお買い上げいただいたバズリクソンズのXXタイプです。
メリハリのあるタテ落ち感、生地の耳部分のアタリなどまさにビンテージデニムそのものといった風格です。大きな穴が数カ所開いていますが、生反は厚みが残っており、大掛かりな補修をすればあと数年は着用出来ると思います。
加工品では出せないこの雰囲気を残しつつ、リメイクしていきます。

*当ホームページは2月より携帯電話でもご覧いただけるように設定しておりますので、ぜひご利用ください。
ジーンズ裾仕上げ(持ち込み品)について
当店では他社さんのパンツの裾上げも、時間的に都合がつく限りは対応いたしております。とくにチェーンステッチによる裾上げは対応しているSHOPが少ないこともあり、お受けする機会が多いのですが、実際に持ち込まれた状態を見てお断りするケースもままあります。それは主に以下の理由によるものです。

*着用後、洗濯されていない状態
裾線がしわくちゃで地面にこすったような跡がある場合は、生地にホコリや砂が入り込んでいます。裁ちバサミを入れれば『ジャリジャリ』と音がし、三つ巻きにして一回り縫うとそれだけでミシンの針がダメになります。例えて言うとサンドペーパーを縫っているような感覚で、ミシンの抵抗が強くなり、針だけでなく本体の調子もおかしくなります。ミシンは常に1ミリ以下のクリアランス調整が出来ていないと正常に糸を拾ってくれません(シングルミシンも同じ)。
きちんと洗濯されておらず、ハサミやミシンを傷める可能性がある場合はお断りせざるを得ません。

*生地が縮みきっていないと思われる場合
力織機で織られた生地の場合、洗濯によってタテに8〜12%前後の縮みがあります。現在ではほとんどのメーカーで、多くの品目が製品洗いされた上で店頭に出荷されますが、中には原反のままだったり、軽く水洗いをして糊を飛ばしただけの製品もあります。そういった状態で持ち込まれ、『あとどのくらい縮みますかねぇ?』『おまかせしますから、丁度良くなるように切ってください』などとサポートを求める方がいますが、率直に言って、他社の製品については責任が負えません。当方に生地のデータが無く、生地の特性や、縮み分について判断しようがないのですから。お客様の責任で、カット分を指定していただかない限り、ハサミを入れられません。

昨今は、WEB環境が整備されたこと、中古流通品が多くなったことなどで、購入したお店以外で修理対応が必要なケースが増えているのだと思います。当店では可能な限り前向きに対応していきたいと考えておりますが、何でも無条件にお引き受け出来る訳ではありません。
本日はそのあたりの事情を書いてみました。
気は確かか?
高校無償化が既定路線化され、子供が進学する親の立場としてはありがたいことではありますが…
鳩山政権下で、朝鮮高校も無償対象とすべきだというアホ議員がいて、議論が割れているのは理解に苦しみます。
犯罪国家の出先機関たる朝鮮学校を税金で支援してどうしようというんでしょうか?
朝鮮学校は日本の学校ではありません。
在日の子弟を集め、金正日マンセーの民族教育を施す、いわば反日分子の養成学校でしょう。
戦争ともなれば祖国に忠誠を誓い、日本人に銃口を向けるのです。
北朝鮮は、平時でも国家ぐるみで日本人を拉致し、船で麻薬を持ち込み、パチンコや消費者金融、風俗業の上がりをロンダリングして本国に送っています。こんな国の機関に、資金援助してやるバカがどこにいるのでしょうか?そんなことしたら正に盗人に追い銭ではないか。
これが差別の問題だというなら、差別されているのはむしろ日本人の側でしょう。
彼らは『ウリも税金払ってるニダ!』とか言うんでしょうが、生活者として様々な行政サービスを受けているのだから当たり前です。
自己理由で日本に住みつきながら、日本人に仇なす(敵性)外国人は早々に母国にお帰りいただきたい。
特別永住許可など取り消して、帰還事業を再開してもらいたいもんです。
ストレイキャッツ風?カスタマイズ
せっかくの週末に雨が続きますが、花粉の飛散量が少なくて、その点は助かります。
さて、ホームセンターで売られていたチープなアルミのパイプ椅子にちょっと手を加えてみました。
ペラペラのビニールのシートとパットをフリース素材のヒョウ柄に張り替えです。
生地は衣料用のサンプル反として購入したままストックになっていたものを使ってみました。
ロカビリーな仕上がりで、市販のパイプ椅子とはずいぶん印象が違うと思いますがいかがでしょうか?
サンサーフ(SUN SURF)ハワイアン
寒暖の差がはげしい今日この頃ですが、店頭には春を飛び越して盛夏の商材が入荷しております。夏の定番アイテム、ハワイアンシャツをご紹介します。
サンサーフで展開するハワイアンシャツは、レギュラーラインとスペシャルエディション、さらにはケオニ・オブ・ハワイと三つのラインに分かれています。
その違いを簡単にご説明しますと、まずボリュームゾーン向けのレギュラーラインは、基本的に同型のボディに様々な生地をあて込んで生産する体制で、安定した品質とサイズ展開、10000円前後というコストパフォーマンスを実現しています。
そしてスペシャルエディションは、東洋エンタープライズがサンプリングした膨大なビンテージコレクションの中からの復刻品ということで、各々のデザインごとに型紙製作からおこなっています。したがってシルエットも、縫製仕様も個々に異なっています。コストアップの分だけ、価格も高くなります。
ケオニ・オブ・ハワイは、一歩進めて創作的な(作品)という意味でのハワイアンシャツを追求しており、デザイナーの感性を取り入れたものづくりに重点を置きます。
当店ではケオニを除く、レギュラーとスペシャルエディションを毎年展開しております。
当H,Pでは、容量の問題もあってスペシャルエディションしかご紹介しておりませんが、店頭ではレギュラー品も相当数あつかっております。
ここ20年程で、すっかり市民権を得たかのようなハワイアンシャツ。
昔の、チンピラ&ヤンキー御用達イメージはすっかり無くなり、最近は普通の人がサラリと着こなせるアイテムになりました。
デニムやチノとも相性が良く、コーデュネートの幅も意外にひろく、着回しもききます。
まだお持ちでない方も、一度トライしてみてはいかがでしょうか?
ショルダーバッグ完成しました。
蓋の部分の革は茶系のスムースレザーと、濃茶のシュリンクレザー(牛革を薬品に付けて縮ませた加工革)の二種類を使い、各々2個ずつ出来上がりました。後ほどBAGのページにUPします。
価格はスムースの方が13440円、シュリンクの方が14490円です。
今後も革のバリエーションを増やして、少ロットで製作を続けていきます。
本日の修理品
これもよくあるケースです。
ポケット口の部分でダブルステッチがほつれ、袋布が破れて口を開けています。
放っておくと穴が広がってきますから、裏から綿のテープを当てて補修します。
袋布のスレキ生地自体がダメになっている場合は、袋布ごと新品で作り直すことも出来ますが、リベットも全部外して前身頃を解体することになるので大変です。
今回は当て布の対応で充分です。
工賃1000円也。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。目安としては、カケツギで裏打ちする場合は一カ所2500円以上になります。小さな穴でも生地が薄くなっている場合は、お客様の想像以上の範囲を裏打ちするケースが多いです。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
コロニル・ディアマンテ
天然のシダーウッドオイルを抽出した最高級の保革クリームです。
過日、TVショッピングを観るともなく観ていたら紹介されていました。

司会者が、用意されたヨレヨレの古靴、バッグを前に、
『こんな状態でも、このディアマンテをさ〜っと一塗り、磨き上げるとほ〜ら、ご覧下さい!』
ピカピカと光り輝く中古品を前にタレントが、
『すご〜い!びっくり〜、信じられな〜い』
(私)…おおげさに言うなよ!インチキくせ〜よ。
つづけて司会が
『今回、このドイツ生まれのディアマンテを数量限定でお届けします。お値段、驚きの2625円!!!』
タレント『えぇ〜っ!!!私も欲しい〜♡』
(私)…なんだ、定価じゃねえかよ!限定とか言うなバカ!

ちなみにこのディアマンテ、当店の店頭では常時販売しております。
実際、伸びも良く、皮革用クリームとしての品質は最高です。
お値段、定価の2625円!
本日の修理品
レディースのパンツ2本の裾上げのご依頼です。
セレクトショップ系の商品だと思いますが、1本は綿100%、もう1本はポリウレタン混のいわゆる伸び伸びジーンズです。この伸び伸びのほうは、なかなか扱いづらい素材で、キレイに仕上がりにくいものです。裾線をハサミでカットし、機械で三ツ巻きにしていくと横伸びてしまい、仕上がりがヨレヨレになりやすいのです。出来るだけテンションをかけずに縫っていきますが、どうしてもヨレた感じが残ってしまいます。あらかじめご説明した上で、作業に入らせていただきました。2本共裾上げの後、裾線にアタリを付ける加工を施して完了です。

それにしてもレディースのジーンズは(上代が高くても安くても)素材的には安価なものが多いようです。縫製も、肝腎なところにはあまり手がかかっておらず、必要最低限の工程でつくられています。
やはりデザイン優先で、素材の質や、縫製の良し悪しはあまり問題にならないのでしょう。
メンズのように何年にもわたって酷使されるようなことはまずないのですから当然と言えば当然ですが…
本日の修理品
1997年頃、東洋がリリースしたインディアンMCのライダース・フォーです。
ホースハイドのボディにオンブレ・チェックの裏地が素敵です。
右袖口のジッパー故障をメーカー対応にて修理させていただきました。
ジッパーを袖口まで閉じた状態で、上側(オープンエンド側)のムシが開いてしまい、開閉出来ない状態でした。このケースではスライダーを再度オープンエンド側からはめ直さなくてはならず、袖口全体を一度解体しなければなりません。スライダー内部が破損している可能性もあったので、メーカーに送り、見積もりを取ってご了解いただいた上で修理させていただきました。
アメリカ製のジッパーの精度の低さは毎度のことで驚きませんが、今回は10年以上の使用に耐えたということでご容赦いただきたいと思います。
YKKなら10年ぐらいは何ともありませんが…

ところでインディアンを冠するブランドは国内にもう1社あるのをご存知でしょうか?
権利関係ががややこしくて、お互い主張するところもあり、長い間民事訴訟をやっています。商品的には東洋・インディアンのほうがグレードが高いんですが、よく混同されます。
ショルダーバッグ製作
昨年(10月24日)に試作品を製作して、早4ヶ月。なかなか手をつけられずにいましたが、部材のジッパーも入荷しましたので、そろそろ製作に入ろうと思います。
型紙は特に修正する必要もなく、前回製作したものをそのまま使用します。
本体は9号帆布(ハンプ/ヨットの帆に使われるのでこの名があります)を使用し、ポケットの蓋と帯はタンニンなめしの革を使用します。リベットは馬具用の胴無垢、コンチョは鹿角を使用するのも前回同様です。
作業としては裁断した帆布の本体にジッパーを付けるのが一番最初になります。
円形に裁断した中央部分に芯地を貼ってあきをつくり、ジッパーを縫い付けます。
その後、ポケットと上蓋を縫い付け、外回りを半月型に縫い、帯やコンチョを付けてかたちになります。
ざっくり説明すると簡単そうですが、革のパーツひとつでも裁断、裏側の磨き、面取りなど細かい作業が沢山あります。また布地の縫製の際には成形のためアイロン作業が入りますが、これがかなりの手間を要します。
それでも来週中には製品として店頭に出す予定でいます。

当SHOPとしては既製品販売がメインですが、モノをつくる大変さ、大切さを売り手が実感していないとダメだという(少々強迫的な)思いがあります。バックヤードには時間的な都合でストップしたままの企画もいくつかありますが、これらも順次、店頭で展開していくつもりでいます。
がんばれ!トヨタ
米下院の演出過剰なトヨタバッシングにはうんざりさせられます。
トヨタ車が制御不能になり、暴走して死にかかったが、『神の力』によって減速して助かったと主張する変なオバサンまで出てきて、政治的意図のある茶番に花を添えていました。
トヨタの社長の会見は、真摯な態度で立派であったと思います。
現時点の調査結果では、あれ以上踏み込んだ発言も出来ないのではないでしょうか。

かくいう私は、トヨタ車を所有したことはありません。
車歴のほとんどがアメリカ車です。
今のBUICKは14年程乗っています。1966年式ですから44年前に生産された車両になります。
すっきりしたフォルムや、おおらかなつくり、V8エンジンの乗り味が気に入って乗り続けています。アメ車の魅力はこの『テイスト』につきるのではないでしょうか。
逆に言えば、嗜好品としては魅力があっても、機能性、経済合理性で、アメリカ車を選択する人はまずいないと思います。高年式であっても、アメ車のつくりのいい加減さは日本車の比ではありません。3大自動車メーカーが日本車に駆逐されたのも当然の結果でしょう。
車の不具合で死に至ったケースでも、きちんとデータをとればアメ車のほうが断然多いのではないかと想像します。
トヨタはトータルバランスで名実共に世界一のメーカーです。
長年アメ車に乗っていて言うのもなんなんですが…
今後も、トヨタの更なる発展に期待しています。
別注クラフトベルト
昨年、FUNNYの工場に別注したクラフトベルトが仕上がってきました。
これは、お客様が当店でチョイスした純銀のバックルに合わせて製作依頼したものです。
全体の幅は45ミリ弱ですが、ウエスタンバックルの収まりが良いようにバックルの付け部分とホール部分の幅が一段細くなっています。
純銀のオーバルバックルがぴったりと収まり、使い勝手も良さそうです。
帯全体にはハンドカービングによるフローラル柄がくっきり彫り込まれています。
着用に伴って色の変化も楽しめ、長年ご愛用いただけると思います。