店長日記

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本日の修理品
ブーツカットの裾の上げ直しを承りました。
他社さんの製品ですが、購入後、裾上げせずに長いまま着用されていたようで、裾線が擦り切れています。擦り切れた部分を単純に切り落として裾上げすると短くなりすぎるので、出来上がりで2,5センチ短くなるように縫い代分を継ぎ足してやらないといけません。裏からダンガリーのテープをあて、擦り切れた部分を補強します。この後、チェーンで三つ巻きにして表面からは継ぎ目が見えないように仕上げます。この製品は全て綿糸による縫製の為、ポケット周りもおおきく糸切れをおこしているので合わせて補修します。

今回の工賃(裾上げ直し+ポケット補修)/¥4500

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。目安としては、カケツギで裏打ちする場合は一カ所2500円以上になります。小さな穴でも生地が薄くなっている場合は、お客様の想像以上の範囲を裏打ちするケースが多いです。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
MEAN OLD MAN/ジェリー・リー・ルイス
発売を楽しみにしていたニューアルバムをアマゾンで購入しました。
「ザ・キラー」ことJERRY LEE LEWISの、おそらく最後になるだろうアルバム。この大御所のもと、超一流のメンツが参加した記念すべきアルバムですが、そのわりにジャケットはペラペラの紙製で、ちょっと貧相です。美女に囲まれてニヤけている御大ですが、さすがに75歳を越え、かつてのギラギラした感じはありません。しかし内容は期待に違わぬもので、エネルギッシュなピアノプレイは「ザ・キラー」の面目躍如です。
ジェリーの独特のピアノ演奏は(パンピング)と呼ばれ、鍵盤ををはげしくたたくようなスタイルです。若い頃はパフォーマンスとしてブーツの踵で弾いたり、鍵盤蓋を開閉してガンガン音をたてたりと、アカデミックなピアノ演奏とはほど遠く、学校の音楽教師が見たら目を吊り上げて怒りそうな演奏です。この人がカバーした曲は、原曲と音程が全く違っていたりして別の曲かと思うこともしばしばあります。
「ユニーク」という表現がこれほどピッタリくるミュージシャンをほかに知りません。
今回はなつかしいスタンダードナンバー中心ですが、ゲストとの掛け合いが新鮮です。出色はミック・ジャガーをゲストにむかえた Dead Flowers 、シェリル・クロウとのYou Are My Sunshine、リンゴ・スターとのRoll Over Beethoven 、ウイリー・ネルソンと軽快に歌うWhiskey River も楽しい曲です。

「MEAN OLD MAN」JERRY LEE LEWIS

Mean Old Man (with Ronnie Wood)
You Can Have Her (with Eric Clapton, James Burton)
Dead Flowers (with Mick Jagger)
Middle Age Crazy (with Tim McGraw, Jon Brion)
Rockin’ My Life Away (with Kid Rock, Slash)
You Are My Sunshine (with Sheryl Crow, Jon Brion)
Swinging Doors (with Merle Haggard, James Burton)
Hold You In My Heart (with Shelby Lynn)
I Really Don’t Want To Know (with Gillian Welch)
Railroad To Heaven (with Solomon Burke)
Sweet Virginia (with Keith Richards)
Roll Over Beethoven (with Ringo Starr, John Mayer, Jon Brion)
Bad Moon Rising (with John Fogerty)
Please Release Me (with Gillian Welch)
Whiskey River (with Willie Nelson)
Sunday Morning Coming Down
Will The Circle Be Unbroken (with Mavis Staples, Robbie Robertson, Nils Lofgrin)
Miss the Mississippi and You
レディースブーツにもスタッズ
今回持ち込まれたのはメーカー不明のエンジニア風女性用ブーツです。
デザインはハードですが素材はソフトで、画像ではわかりにくいですがトゥとストラップは牛革、カウンター(踵)、シャフト(筒)には合成皮革が使われています。合成皮革の部分はポリウレタンの素材で裏張りしてあります。
いつもと勝手が違い、シャフトまわりのスタッズのツメを折り込んで固定するのに少々手間取りました。きちんと収めておかないとストッキングの伝線の原因になってしまいます。
今週末あたりから気温も下がるようなので、タウンユースにはもってこいですね。

工賃(スタッズ込み)/¥6000
お客様の作品ご紹介
以前はオバちゃん達の趣味の領域を出なかったレザークラフトやシルバークラフトが、近年のアメカジブーム以降、若い男性の間にも浸透しつつあります。
この巨大な網目模様のターコイズをはめ込んだシルバーのブレスレットは、お客様の手作りです。
シルバーのツルの部分は、量り売りのカマボコ状の銀材料をバーナーとハンマーで成形し、美しい曲線を出しています。天然石を押さえるツメの部分は、ヤスリ一本でギザギザを出し仕上げられています。ロウ付けの接合面もしっかりついていて強度も充分です。
ナバホインディアンの作と言っても通りそうなこの本格的なブレスレット、作者は某スーパーにお勤めです。
エンジニアブーツにスタッズ
関東のお客様からのご依頼で、チペワのエンジニアブーツにスタッズを打ち込んでいます。
使用するのはスタンダード・リベット社の二本爪の真鍮のスタッズです。平面的なベルトなどへの打ち込みと違い、出来上がっている立体の製品に打ち込んでいくのは結構な手間がかかるものです。奥まったところはジグをあて込んで作業をしていきます。裏に抜ける爪の先をきっちり折り込んでおかないと危険なので注意が必要です。
程よくヤレた黒革と、鈍い真鍮のコントラストが素敵です。

工賃(スタッズ込み)/¥6000
化粧直し
SHOPの看板として設置してあるブーツの塗り替えをいたしました。
この高さ2,3メートルもある巨大なブーツは、この場所に店舗を建てた際、FUNNYのホールセール場にあったものを買い受けて引越便で輸送してもらったものです。当時担当として世話してくださったのは、現ケイシイズ社長のキタムラさんでした。東大阪からの輸送代はかなり高くついたのをおぼえています。
日当りが良いので、最初の塗装はすぐダメになり、以来年に一回程度は塗り替えをしています。それでも屋外での長年の使用に耐えてくれています。今回は、油性塗料でかなりビビットな朱赤に塗ってみました。
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本日のニュースより

仰天人事、岡崎国家公安委員長 反日デモに参加、在日朝鮮人から献金… 
菅改造内閣のサプライズ人事といえば、警察の「総目付」役である国家公安委員長に、岡崎トミ子参院議員が就任したことだ。首相経験者の一人は「仰天した」というが、岡崎氏の過去の“特異な”言動を振り返るとそれも納得できる。
岡崎氏は通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加し、韓国人と一緒に大使館に向かってこぶしを振り上げた。このデモに日本の国会議員が加わったのは初めてだった。岡崎氏は当時、「反日デモではなく、日本政府に謝罪と補償を求めるデモだ」と釈明したが、現場では日の丸に「×印」をつけた看板も並べられていた。このときは、民主党の役職停止処分となっている。
16年3月には、女性国会議員のメールマガジンで、こんな独特の見解も表明している。
「外国人犯罪が増えているというが、日本人が犯した場合には立件もされないような軽微な犯罪が多い」
同年4月には、岡崎氏の政治団体が13年に、外国人からの寄付を禁止した政治資金規正法に違反し、北朝鮮籍で朝鮮学校理事長の男性と、韓国籍のパチンコ店経営者からそれぞれ2万円ずつ寄付を受け取っていたことも発覚した。岡崎氏は当時、この理事長とは、朝鮮学校の運動会に出席するなどで「日ごろから懇意にしていた」と説明した。パチンコ店経営者からの寄付は、産経新聞の指摘を受けるまで「違法と気付かなかった」としたが、こんな国家公安委員長で本当に大丈夫?
(以上引用)

まさにサプライズ!!!
まともな日本人なら誰もが驚愕する最悪のサプライズ。…こんなのが公安トップにいてどうやって治安を維持するのか?
本日の修理品
両ヒザに穴の開いたリーバイスジャパンの501です。
穴自体は左右とも直径3センチぐらいで、白い緯糸が残っている状態です。脇を切り開いて裏からデニムの当て布をしますが、タテ20センチ×ヨコ15センチほどの当て布になります。地の目にそって縦方向にタタいていき、穴の部分はステッチでツブしてしまいます(画像右上が完了した左膝)。補修部分はどうしても硬くなってしまいますが、一見してもわからない程度にはなります。
本日の修理品
国産ジーンズの草分け、CANTONをご存知でしょうか?
日本のジーンズの歴史をひもとくと、最初期のブランドとして60年代に登場しています。当初アメリカのキャントン・ミルズ社のデニム地を使用し、これがブランドネームになったようです。本品は1997年頃に復刻生産をはじめた頃のもので、ワンウォッシュして糊を落としたものを当店で販売していました。濃紺の状態だったものですが、長年の使用ですっかり色が抜け、幾度も修理を繰り返すうち、一見リメイクジーンズのような状態です。今回は左右身頃上部に開いた穴をデニムで裏張りし、左ポケット口の破れにはあえて目立つ赤のコーデュロイの小花柄をあてました。
このボロさかげんがなんとも味わい深く、魅力的です。
植栽のメンテナンス
強烈な暑さが和らいだので、しばらく手を着けられずにいた入り口の植栽を剪定しました。
一昔前に、庭師をやっているお客様に植えてもらいましたが、高さ30センチ程だったものが1メートル以上に伸び、太い幹にこんもりと大きく葉をつけるまでになっています。剪定ばさみでバサバサカットしていくと、枝が山のようになります。木の種類は当時教えてもらいましたが忘れました。枝にギザギザの突起があり、手が傷だらけになります(泣)。SHOPとともに生きながらえてくれているのは嬉しいですが…
ロードサイドのSHOPは外溝部分も含めて維持管理が必要なので、年中何かしらやることがあります。
ミシンのメンテナンス
SHOP内の工業用ミシンの保守管理も大事な仕事の一部です。
基本構造が頑丈な工業用ミシンも、機械である以上メンテナンスは必要になります。特に使用頻度の高いミシンは、劣化したパーツの交換やクリアランスの調整、注油は定期的にしなければなりません。
画像は地縫いミシンのヘッドを横倒ししたところ。下側がオイルパンになっており、油面から吸い上げられたオイルがミシン全体にまわるようになっています。パンのなかに細かい繊維の端などが入り込んでしまうのでこれを取り除いてやります。オイルの補充には、出光興産製のミシン専用SFオイルを使用しています。ミシンのタイプによってはオイルパンが無いものもあり、それらは機械各部の注油ポイントに油を注してやる必要があります。
ネームプレート製作中。
フライトジャケットの左胸に縫い付けるレザーのネームプレートを製作しています。
水分を含ませたヌメ革にお客様の指定の文字を打刻していきます。この後、水分が完全に抜けたら文字の部分に色を入れます。今回はネームプレート単体のご注文で、県外のお客様のため通販で対応させていただきます。
ニューダイアモンドブランケット
超大判サイズ(150×210センチ)が久々の入荷です。
屋内でもアウトドアでも活躍するエルパソ・サドルブランケット社のボーダー+ダイア柄のブランケット。美しい配色できちんと目を詰めて織りあげられ、重量感とざっくりとした風合いが魅力です。全10色入荷。
…こういった良品が安く入荷するのは円高の恩恵ですね。

価格3200円(税込み)/少数入荷のため、店頭販売のみとさせていただきます。
スリップオン・フリンジ
当店店頭では長年FUNNYのインディアンモカシンの受注製作を承っております。
成人用12型、子供用5型の中でデザインをお選びいただき、パーツごとに素材や色も全てご指定いただけます(INDIAN MOCCASINの頁参照)。画像は2008年からラインナップに加わったスリップオン・フリンジです。全体を茶系の濃淡でまとめ、ベース部分はスムースレザーを使い、フロント、サイドフリンジ、レースにベロアレザーを使用しています。ソールはミッドソールをホワイト、アウトソールをタンとしました。
ご注文いただいてから納品までに一ヶ月半程いただいております。

参考価格18100円
本日の修理品
FUNNYのウォレットに使われているジッパーの修理です。
数年前にお買い上げいただいたリザードのライダースウォレットで、小銭入れ部分のジッパーには、合金製のネイティブ柄の引き手が付けられています。この根元の部分がポキリと折れていました。ジッパー本体ではなく、引き手の付け部分が破損しただけですので、新品の引き手をポン付けして完了です。
ちなみに、ジッパーのスライダー部分は、ボックス(本体)+豆ナスカン+引き手で構成されていますが、ボックス及び豆ナスカンが破損した場合は、ボックスごと交換になり、ジッパーのエンド部分を一旦はずす必要がありますので一手間かかり、半日程度お預かりになります。さらにジッパーのムシが欠けた場合には、ジッパーそのものを交換することになりますので、ウォレットの解体が必要で、その場合はFUNNYの工房送りとなります。
いずれにせよ販売後の商品につきましては、あらゆる修理に対応しておりますのでおまかせください。
名著であるため、ご紹介
『ブラックマネー』須田慎一郎著 新潮社

金融ジャーナリストとして活躍する須田氏が日本の闇経済の実態を詳細にレポートしています。
特に二章以降では、急ごしらえで開設された新興の株式市場がヤミ勢力によって浸食され、インサイダーや偽計取引の温床となり、あろうことかメガバンクまで間接的に加担している実態を丹念に描き出している。そしてその周辺部分では、ホリエモンや村上ファンドに代表されるような「稼ぐが勝ち」といったベンチャー起業家たちが、自らの利益の為にそのしくみを最大限に利用してきたのです。
ビジネスの実体も無く、何一つ生産することも無く、あらゆる手練手管で市場からカネを毟り取る魑魅魍魎の世界。彼らの目から見れば、一般投資家などは収奪の対象にしか写っていないのであろう。こうした金銭亡者たちの鉄火場に、インターネット取引の拡大とともに家庭の主婦などが参入するのだから被害が拡大するのは当然である。この市場のゆがみは、当局が強権的に取り締まっても、一朝一夕には是正出来るとは思えない。
本書には、この他にも体を張って日本のブラックマネーに迫ったレポートが満載で、読み応えは充分。著者の金融ジャーナリストの名に恥じぬ、並外れた取材力による渾身の一作です。
…ところで、最近またホリエモンがマスメディアに顔を出して、好き勝手なことをしゃべっているじゃないか?…こいつ、タレントにでもなったつもりなのか?

…死ね!ホリエモン!(ついでに村上も死ね♪)
本日の修理品
持ち込みで裾の上げ直しのご依頼です。
レディースのブーツカットですが、購入後に裾上げせずにはいていた為に裾線がボロボロです。デザイナーものらしく、裾の三つ折りが5センチ程と広くとってあり、ご丁寧にダブルステッチでしっかり留められていました。裾上げし直す為に糸切りで糸を抜きましたが(画像)、ステッチの跡は色が残っていて消えませんので、この跡が丁度裾の仕上がり線にくるようにカットしました。元のように広幅で三つ折りにしようとすると穴の開いた部分が縫い代として必要になり、カケツギの予算が必要になるので、普通のジーンズのように1センチ程の三つ巻きとしました。素材はポリウレタンの混ざったいわゆる(のびのびジーンズ)の生地で扱い難く、結果的にはきれいに仕上がりましたが、かなりの手間を要しました。
正直な話、レディースのデザイナーものは、生地がショボい上、へんなところに余計な加工がしてあったりして後で手を加えにくい仕様になっているものが多いのです。仕事として割に合わず、お断りすることもままあります。

工賃1500円
本日の修理品
ネルシャツの着丈ツメのご依頼をいただきました。
裾のアールにあわせてワンサイズ分、約3センチカットしました。裾は元々三つ巻き仕上げですが、カットした端をロックミシンで始末して二つ折りにしてたたいてあります。柔らかく織り込みが甘いネル地の場合、特に外カーブを縫うときに三つ巻きだとよじれが出やすく、裾端がめくれあがったりするので、今回はこの始末としました。最後にプレスをして完了です。

工賃1500円
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本日のニュースより

鯨肉給食、小中学校の18%で 徐々に復活
87年の南極海での商業捕鯨中止で激減した鯨肉の学校給食が徐々に復活、給食を行っている全国の公立小中学校約2万9600校のうち、09年度に一度でも鯨肉を出した学校は、18%に当たる5355校に上ったことが4日、共同通信のまとめで分かった。日本鯨類研究所が調査捕鯨で捕獲した在庫がだぶつき、消費拡大のため給食用に割安で提供されていることや、食文化を継承したいとの思惑が背景にあるようだ。
(以上引用)

なんと明るいニュースでしょうか!
日本の食文化に因縁をつけて賛助金を集めているエセ環境団体、先住民を虐殺した流刑犯罪者の末裔、シーシェパードのゴロツキ白人どもに真っ先に聞かせてやりたい。
本日の修理品
フロントボタンホールまわりの鳩目縫いが芯糸ごとはずれて糸端がぼそぼそと出ている状態です。
このシュガーケーンのワークパンツは、リアルさを追求し、縫製糸も含めて全て綿100%で生産しており、どうしてもこういった問題が出てしまいます。ビンテージジーンズに、ボタンホールがクラッシュしているものが多いのも、同じ理由によります。現代のジーンズでは、芯糸はポリエステル、鳩目の糸もポリエステル・スパンが主流なので、こういった問題はほとんどないと思います。
修理は比較的簡単で、綿糸でスリップした部分を繋ぐように前後にミシンを振っていきます。
第5空軍章パッチ製作
第5空軍章のデザインはすっきりしていて人気があり、Tシャツやスウェットのプリントにも多用されています。
太平洋戦争では日本軍と交戦し、戦後は日本にも進駐、現在も駐留して航空自衛隊とも連携をとっている部隊です。
今回は、薄く漉いた革に手描きをし、外回りに革の縁取りを縫いつけます。細かい角が多いデザインなので描き込むのがかなり大変で、最近老眼が進んでしまったこともあって拡大鏡を使って描いています。刺繍ものとはまた異なる味わいがあり、フライトジャケットを引き立ててくれます。

価格8000円 *当店でお買い上げいただいたフライトジャケットには工賃無料にて縫い付けいたします。
ビュイック始末記(燃料ポンプ編)
WEBショップをやっていながら、自分がWEBで買い物をすることはあまりありません。しかしアメ車関連のパーツは、近場で現物販売しているところなど皆無なので、たびたび利用しています。今回たまたま覗いたサイトに出物があったので、発作的に購入してしまいました。
画像を見て、このカタツムリのような金属の塊がフュエルポンプだとわかる方は、旧車に精通した方だとおもいます。この機械式のポンプは、エンジンブロックの側面にマウントされ、カムの動きに連動してピコピコとガソリンを汲み上げてキャブレターに送り込むのです。そんなに簡単に壊れるパーツではありませんが、いつかは内部のダイヤフラムが破損します。走行前には点検しようがないのですが、ポンプが壊れればその時点で不動になってしまうので、幹線道路を走行中だったりするとやっかいです。私は予備を買い込んでおいて、4年おきに車検のついでに新品交換する事にしています。ありがたいことにGMの60年代車のパーツは社外の汎用品がたくさん出ていて、安く購入出来るのです。そして車種が違っていても、排気量が近ければ流用出来るケースが多いのです。今回は国内のパーツ屋さんでAIRTEX社のものを購入しましたが、海外通販より安くて送料含めても3000円以下でした。見込みで購入しましたが、現在付いているCARTER社のものと形状もたいして違わず、問題なく使用出来ます。
旧車の維持管理にはそれなりのコストはかかりますが、アメ車の場合、パーツ代に関しては日本や欧州の旧車よりも安くすむ事が多いのです。