店長日記

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本日のニュースより
2億円突破、件数も1万7千件に 

東京都が尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画をめぐり4月27日に開設した購入資金の寄付金口座への入金が、7日までの11日間で計2億円を超えたことが、8日の都の集計で分かった。
7日までの入金は計2億2789万8890円。件数も1万7752件と、一気に1万5千件を超えた。1日時点では5428件の計7600万7211円、2日時点は9349件の計1億2535万1220円だった。都は尖閣の魚釣、北小島、南小島の購入を計画。所有者は国と来年3月まで賃借契約を結んでおり、石原慎太郎知事は都議会に6月にも説明、12月に購入議案を提案するとみられる。
(以上引用)

実に気分の良いニュースである。
私も月初にわずかばかりのカンパをさせていただいたが、その時点ですでに6千万円超の寄付金が集まっていた。
ただ、こんな重要度の高い事柄をマスコミが積極的に取り上げようとせず、フォローの記事も産経を除いてほとんど無かったようだ。朝日新聞などは意図的にスルーしているに違いない。
尻すぼみにならなければ良いがと思っていたが、杞憂であった。
金額の多寡もあるが、これでカウントされる人数も重要で、多ければ多いほど中国に対する強いメッセージとなる。
ついでだから以下に寄付金の入金先を記しておこう。

みずほ銀行東京都庁出張所(店番号777)・普通口座1053860「東京都尖閣諸島寄附金」
本日の修理品/レッドウイング(外部委託)
修理でお預かりした20年モノのレッドウイング、エンジニアブーツ2268。
ここまで履いたか…というほどの激しい壊れ方である。致命傷はシャフトの後ろ側のステッチが大きくほつれて中の足が覗けるほどに開いているところ。上端のストラップも付けの部分でちぎれている。
これを縫い直すには八方ミシンという下糸側が象の鼻のように伸びた筒物専用の特殊ミシンが必要になる。当店では対応不可能なので、このミシンを持っている北陸の修理業者へ委託することになった。欠損したストラップは質感の近い革を見つくろって作り直す予定。

このエンジニアブーツは今も同型で販売されているが(現在当店では扱っていない)、この当時は非常に人気があり、かつ入手が難しいものだった。知多半島で取り扱いをしていたのは当店だけだったと思う。当時はミドリ安全靴が輸入代理店であったが入荷状況が良くなく、確保するのが大変だったのだ。入荷すれば必ず売れる商品で、年間100足以上は販売していた。しかしこの異常な人気は犯罪まで誘発し、このブーツを履いている子をねらって路上でブーツを取り上げる追いはぎのようなレッドウイング狩りまでおこったのである。
そんななかで当店でもレッドウイングの窃盗事件が発生した。
当時は現在地よりも北の半田高校近くで営業していたのだが、営業時間中に時間差で入ってきた二組が展示してあるブーツをひっつかんで走りだし、通りの向こうで待たせておいたバイクに飛び乗って逃げるというひったくりの様な手口だった。
すぐに通報し、かけつけた警察と共に付近を捜査したものの見失ってしまった。
被害届を出した後、おそらく近隣の人間だろうということであらゆるネットワークで情報集めを開始すると、ほどなく確度の高い情報を提供してくれた人がおり、人相、特徴などこちらで可能な限り当たりをつけた上であらためて警察に出向いた。現行犯で捕まえられなかったケースでは警察は動こうともしないが、情報提供者の協力もあり、一週間ほどで1人目を逮捕し、芋づる式に高校生を含む残り3人も逮捕に至った。
全員が知多郡美浜町河和周辺の未成年者であった。ところが被害品(ブーツ6足他)を警察が押収したものの、手をつけているのでもう商品にはならない。全員から商品代を回収しなければならないがこれが実に面倒だった。全員未成年であったため、バカげた少年法に阻まれて満足な情報すら入手するのが困難だったのだ。こちらは被害を受けた当事者なのにである。
警察は刑事事件が片付けば民事にはタッチしない。しかしそれでは金銭的にやられ損になってしまう。こちらから何度も警察暑に出向いて情報を貰い、保護者に連絡して弁償を掛け合うも、やはり犯罪者を育てあげるだけあってそれなりのレベルである。責任を他の子になすり付けるのは当たり前で常識が全く通用しない。居直って癇癪を起こし、こちらに向かって暴言を吐くキチガイみたいなのもいた。真摯な謝罪などもちろんあるわけが無い。やっとのことで被害金を回収したが、あまりにも悪質ではらわたが煮えくり返ったので、その後長らく店頭に実名と住所を掲示してやった。警察からはそういうことは困りますと言われたが、それでこちらが罰せられるようなことは実際には無いのでかまわず公開し続けてやった。
結果的にだが、意外な効果で客質がずいぶんと良くなり、窃盗被害はそれ以後全くと言っていいほど無くなった。防犯カメラなどよりはるかに予防効果がある。深刻な窃盗被害に泣かされている同業他社さんにも本気でお奨めしたいぐらいだ。犯人が成人であれ未成年であれ、被害回復もままならない現状で、犯罪者の人権を被害者が考慮してやる必要などさらさら無いと考えている。
書いているうちにまたムカついてきたので、当時の資料から名前を公開しよう。この犯罪者たちはもう30代後半〜40位になっているはずだ。もしかしたらバカの習わしで昔の不良自慢とかしてるかもしれないが、一日1000件以上アクセスがある当ホームページで一挙に地域のみなさんに知ってもらおう。
盗人許すまじ。

知多郡美浜町新浦戸 長谷川勝成(通名)こと金勝成

知多郡美浜町 浜本アキノリ

知多郡美浜町布土 大木雅也

知多郡美浜町北方 畠ユウサク→ガレージハタ

犯罪情報の共有は地域防衛にも役立ちます。拡散・転載ご自由にどうぞ!
ウエスタンシャツ着丈つめ
連休中にお預かりした修理品を順次仕上げています。
この二点は以前お買い上げいただいたシュガーケーンのウエスタンシャツですが、現在の型紙に比べるとワンサイズ以上着丈が長くなっています。
本来のウエスタンシャツに近いのですが、裾を出して着用するにはいささか長過ぎるのです。

各々修正前と修正後。
パッチ付け直し
今回のようなケースはあまり対応したことがありません。
すでにA-2に縫い付けられているレザーパッチを一旦外して、同じ位置に再度付け直してほしいという依頼です。
要するにステッチ目が揃っておらず、糸も適したものが使われていないということです。
オーナーはこの状態で中古購入されたようで、A-2本体もハンドメイドのパッチも素晴らしい製品ですが、縫い付けが雑な上にテグスのような透明のフィラメント糸が使われているのを何とかしたいということです。
パッチを取り外し、下穴を開け直しますが、元の穴が出来るだけ目立たないようヘラでコバを押さえ込んでやります。縫い直しは30番糸を使用し、上糸はコバの色に合わせ生成り色、裏に抜ける下糸は茶系を使います。

画像1/テグスのような透明の糸で縫い付けられた状態。所々コバからはみ出している。この糸は帽子にエンブレムを付ける時などに使われるもの。

画像2、3/取り外した跡はボディにも残るので、極力この跡を追いながら付け直しする。

画像4/作業完了。
スナップボタン交換
ファニーのコインケース(上)をお買い上げいただいたお客様のご要望は、今まで使っていた製品(下)に付いているスマイルマークのスナップ(ネジ止め)に付け替えたいというもの。
ファニーの5セントイミテーションのスナップはカシメ打ちで固定されており、基本的には交換出来なくなっています。そこで一体化している5セントスナップは軸を削って取り外す必要があります。
外した後の軸穴の径もポスト(ネジ山)に合わせてポンチで開け直し、スマイルマークのコンチョをセットしてみます。軸穴に収まるポストがわずかに長いのでヤスリで調整し、スナップ(メス)を挟んで裏からネジで固定します。
規格の異なる社外品への交換は現物合わせで微調整が必要なのです。
本日の修理品
持ち込みでチェーンステッチでの裾上げ依頼です。
メンズ物には珍しくポリウレタン混の素材で、いわゆるストレッチデニムです。
サイドシームは耳を使っていますが、おそらくダブル幅の生地のはずなので、これはデザインとしての耳使いということでしょう。
いにしえの力織機で織るデニムは、わずか70センチほどの幅のため、裁断効率を優先して生地の耳を使いますが、現代の織機で織る広幅生地では本来その必要はありません。
作業手順は同じですが、ストレッチ素材は扱いにくく、きれいに裾上げするのは意外に難しいのです。
ミシンをかける際に、若干生地を追い込み気味に送り込んでやらないと仕上がりで伸びて波打ってしまいます。
ステッチで裾線を縫い縮めていくようなイメージで作業をしていきます。

画像上/縫い代を残し裾をカット。この段階ですでに裾線が伸びてしまう。

画像中/少しイセ込み気味に縫製。

画像下/作業完了。
満開
黄色い小さな花が満開となったメキシコ万年草。
以前は砂地だったところにも移植して花畑になった。
本日の修理品
続けてキーホルダーのナスカン交換に対応します。
これはずいぶん前にお買い上げいただいたもので、ナスカンの付け部分が摩耗して抜けてしまった状態です。これにもワンウェイスナップが採用されていますが、ナスカン交換するためにメスのほうを削って取り外さねばなりません。新品のナスカンを挟み込んでスナップも新しいパーツで打ち直します。
当店では常時各サイズに合わせたパーツをストックしておりますので、即日対応出来ます。

*当店で販売した商品以外はお断りする場合がございます。

画像上/ナスカンが破損したキーホルダーと新品の対応パーツ。

画像中/スナップ中央のポストを削り落して取り外し。

画像下/交換完了。
本日の修理品
ファニーがこの携帯ホルスターやライダースウォレット(キーホルダー側のみ)に使用しているワンウェイスナップは、その名の通り片側に向かってのみ開閉出来るようになっています。
これは非常に優れた機能で、装着状態で身体を動かした時のスナップ外れを防止しているのです。
修理品はそのワンウェイスナップの具合が悪く、閉じた状態にすると正しい方向に開いても外すことが出来なくなっています。
実は当店で販売したものではなく、大阪のファニー直営店で最近ご購入された商品ということで、本来なら初期不良で販売店で対応するケースなのですが、こちらで代って対応します。
よく見ると本体側(オス側)のリムに若干変形が見られますので、この際上下のパーツを新品にて打ち直します。
スナップ(オス側)はホルスター本体の中心に打ち込まれているため、完成品の状態での取り外しと打ち直しはそれほど簡単ではありません。

画像上/ワンウェイスナップの上下パーツ。

画像中/本体側(オス側)のパーツ打ち直し。

画像下/修理完了。スムーズに開閉出来ます。
本日の修理品
かなり傷みが進んで崩壊間近といった状態のレプリカものの修理品です。
数年前に一度全体にリペアしていますが、今回はライダースウォレットをおさめる左ポケットが大きくパンクしているので修復します。
ここまでの状態のものを直すがどうかということになると、オーナーの思い入れ次第です。
もうとっくに耐用年数を過ぎており、あちこち修理を繰り返していれば修理代も嵩むことになります。
しかし濃紺の状態からここまで育て上げてきたデニムの風合いは、加工物では出せない魅力があるのも確かなのです。

画像1/ポケットの底が抜けている状態。主にバイクの乗車時に着用。

画像2/ポケット外回りのステッチをはずしてリペア出来る状態にする。ポケット口左右には隠しリベットが打ち込まれているのでギリギリの位置まで解体。外したあとはインディゴブルーが残っている。

画像3/ライトオンスの耳付きデニムで裏打ち。穴の空いた部分には意匠のプリント生地を挟み込んでタタいていく。

画像4/完成。
本日のニュースより
瀬戸内寂聴さんハンスト参加 怒りあらわ「何を考えているのか」 

作家の瀬戸内寂聴さん(89)が2日朝、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に抗議して東京・霞が関の経済産業省前で行われているハンガーストライキに加わった。瀬戸内さんは作家の沢地久枝さん(81)やルポライターの鎌田慧さん(73)らとともに、日没までハンストに参加。再稼働反対と印刷された鉢巻きを法衣につけて「90年生きてきて今ほど悪い日本はありません。このままの日本を若者に渡せない」と語り、再稼働に向けた政府の動きについては「何を考えているのか。不思議なことをすると思った」と怒りをあらわにした。瀬戸内さんは東京電力福島第1原発で事故が発生して以降、講演や著作などで脱原発を訴え続けている。
(以上引用)

このバアさんは昔から何でも自己宣伝のネタにしてしまい、大キライだ。
大体、袈裟を掛けてマスコミに出てくる人間でマトモなのを見た事がない。
当面日本に暮らす以上は原発の恩恵を受けるのだから、それが嫌なら即身仏になるまでハンガーストを続けてみたらいかがだろうか。
枕木上にて
仮置きした枕木の上で悠然と寝転がり、なわばりを主張する黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。
昨年の8月に入り込んできた時はほっそりした子猫だったが、今やでっぷりと太ってすっかり貫禄がついた。
続・枕木調達
先週、アプローチに敷き詰める枕木を必要数の半分引き取って来たが、過酷な重労働であった旨、ブログに書き込んだところ、お客様からありがたいお申し出があった。
その方が普段仕事で使うユニック車で引き取りに同行してくれるというのだ。
願ってもないことである。
ご好意に甘え、すぐに碧南市にある材料屋に連絡し、本日の午前中に引き取りに行った。
碧南市までの道のりは(セントレア)空港がらみで着々と整備が進み、当店からは海底トンネル経由で20分ほどである。海を隔てた西三河とも本当に近くなったものだ。
残り10本を購入し、すぐに取って返すと、店舗西側のデッキに積み上げた。
一本が50キロ余りある枕木も、10本まとめた状態であっさりと吊り上げ、拍子抜けするほど簡単に作業が完了した。
さすが外構工事の本職は手慣れたものだ。
これでアプローチ製作のメインの材料は揃ったので、あまり気温が上がらないうちに施工にかかるつもりである。

画像上/ユニックを操作するお客様。
六分咲き
今にも全面開花しそうな状態だが、なかなか蕾が開かない。
勿体ぶったように引っ張るメキシコ万年草。
友、再び遠方より来る
一昨年の8月5日以来の再会である。
(異能の人)億万長者のH君が前触れもなく訪ねてきた。
彼は若いころに自動車関連の仕事で一山当て、その後海外での商売にも成功して大きな資産を形成したのだ。
今日は珍しくドレスシャツを着て、衿もとにはカラフルなスカーフなどを巻いている。
足元はオーストリッチのブーツで、昔からウエスタンブーツを愛用していた彼がトニーラマ本社にまとめて特注したカスタムメイドの一足である。
腕時計といえば金無垢のデイトナで、このアンバランスな出で立ちがH君そのものなのだ。ちなみに彼は時計を買うと、自分で裏蓋にイニシャルを(釘で!)ガリガリと彫りつける習慣があるので、このデイトナも同じようにしている。それで資産としての価値が数十万下落するが、そんな事はもちろん気にしていない。
ホームレスのようなザンバラ髪は昔のままだが、年を取って半分ぐらい白髪になってしまった。
今日は某信用金庫の営業マンを召使いのように引き連れて現れた(H君は金を借りているのではなく大口預金者)。
黒塗りのロールスロイスで登場したが、この他にも赤のロールス・コーニッシュ(コンバーチブル)を普段使いにしているそうだ。昔からアメリカ車もたくさん所有しており、私がアメ車に乗るようになったのも元々は彼がきっかけである。
最近は何を思ったのかボランティアに精を出し、古い建物の掃除を請け負って、自らその作業にあたっている。信用金庫の人は彼の召使いなので、休み返上で彼の作業につき合っているようだ。
こんなH君は、ごく普通の社会生活を送る人には到底理解不可能であろう。
あまりにも破天荒で怪しげで、側に寄るのもためらわれるかもしれない。
しかし自分の才覚だけでリッパに人生を切り開いてきた彼には彼のルールがあり、出鱈目に生きているわけではないのだ。
話をしだせば一瞬で昔に戻り、なつかしい話題に心温まる。
最近所用で知多方面に来る事も多いようなので、今後も旧交を暖めたいものだ。
枕木調達
2月に店舗の大改装をおこなったが、営業に関わる店内部分を最優先で施工し、それ以外の箇所はゆるゆるしたペースで現在も進行中である。
SHOP西側の裏口へつづくアプローチ部分は営業には全く関係がないが、長年味気ないコンクリートのままだったので、この際気分良く歩ける空間として演出したい。
そこでこの10平方mほどに枕木を敷き詰める事にした。
現在店舗の正面部分で使用している枕木は無償で引き取ってきたものだが、今回は業者から購入する事とし、イエローガレージさんの紹介で現物を見に行く事になった。鉄道会社から払い下げになった枕木はコンディションが様々で、内部がスカスカで使い物にならないものもあるので見てみないとわからないのだ。
金曜日の朝、イエローガレージさん運転の軽トラックの助手席に同乗して碧南市の業者を訪ねた。
そこにはかなり状態が良くて反りもあまり無いものがストックされており、即決で話がまとまった。
とりあえず軽トラに積めるだけ積んで帰ろうという事になり、リフトで荷台に乗せてもらったが、半分の10本が限界だった。あまりの重さで軽トラではローダウン状態になってしまうのだ。
残りは日をあらためて引き取りにいく事とし、よろよろと半田市まで帰り着いたが、荷台から下ろして店舗西側のアプローチまで手作業で運び込むのが大変であった。二人がかりで一本ずつ運び込んだが、階段を上がるのが本当にキツかったのだ。ヘトヘトになってしまったので、その日午後の営業がおざなりになったのは言うまでもない。
残り10本は近日中に引き取りにいくつもりだ……全身の筋肉痛がおさまった頃に。
四分咲き
急激な気温上昇とともにポツポツと咲き始めたメキシコ万年草。
薪ストーブ施工販売/トムグリーン
私の地元の同期生で自営業者というのはほとんどいない(家業を継いだケースは別として)。
中でも中年に差しかかった段階で、安定的な企業の職を捨ててリスキーな自営業者の仲間入りをした男は彼ぐらいしか思い当たらない。
知多半島全域で、本格的な薪ストーブの販売と設置を生業にしているトムグリーンの社長である。
すでに家族がいて、大きなものを背負った上でのチャレンジだった。
商売は順調に発展し、この28日に静岡(富士宮市小泉1831-1)に新しい営業所も開設することになった。
まずは、めでたい。
人生、結果オーライである。
開店祝いに花でも贈ろうかと思ったが、ファニーのストックルームに壁掛け用の大きなステアホーンがあったのを思い出し、急遽手配した。
薪ストーブのショールームの演出小道具としてはぴったりである(一般家庭のリビングにあったりしたらちょっと変だが…)。
GW中でもあり、自分の足では行けないが、商売のますますの発展を祈念してこれを贈る。
パッチ縫い付け
ライトゾーン(比較的温度の高い低空域)用のフライトジャケットL-2は夏期用フライトジャケットとも称されます.
この時期バイクに乗るときなどにさらりと羽織るのに丁度よい厚みです。
バズリクソンズのL-2をベースに、右胸には当店の横振り刺繍のパッチ、左胸にはお客様持ち込みでレザーのネームタグが入るビニールケースを縫い付けました。
本日の修理品
VOGT社のネックレスチェーンの修理品です。
強く引かれたような状態で、クラスプ(留め金)の付け部分のシルバーのコマが破損しています。
クラスプ自体は壊れていないのですが、ツイスト状の付け部分のパーツは元の状態にはもどりません。このようなスターリングシルバーの線材を組み合わせてつくられたものはロウ付けで修復するというわけにもいかないのです。バーナーで高温になるまで熱すれば銀ロウが溶け出す前にチェーンそのものが溶けて変形してしまいます。
破損したコマをはずして代わりのカンを間に挟んでクラスプを固定します。
作業は拡大鏡を見ながら先細のラジオペンチでおこないます。