夕方からはルーティンワークのデニム修理をサクサクと仕上げ、次の案件に。
一枚革のレザーベストの脇部分に、クロコ(型押し)の別革をデザインとして縫い付けるというもの。
脇は革ヒモで前後を留めるようになっているため、デザイン部分を縫い付けた後で穴を開け直す。
ウィングチップのようなアールをつけた形状で型紙を製作した。
この型押し革は牛革だが、ギラギラしたクロコダイルの表情を上手く模している。
本物のクロコ革はミシン針の先が柔らかい部分に逃げてしまうため縫いにくいが、その点牛革は安定していて加工も容易である。