店長日記

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パッチ縫い付け/MA-1
バズリクソンズが少数制作した1958年型のMA-1。
下前立ての上端が丸くカットされ、ファスナーは真鍮を黒染めしたタイプが装着されています。

画像2/333タクティカルファイターのパッチは当店で在庫していた米軍の放出品。

画像3/馬革でトリムを付けたエアフォースマークを縫い付け。このMA-1には、当初からプリントのマークは付いていなかった。バズリクソンズがせいさくした
B-15Cカスタム鋭意製作中
前回、左胸にモスキートのペイントを施したB-15C。
さらに背中全面に文字を描き込んでいきます。下地に使うオフホワイトに黄色の顔料を混ぜたものでペイント。周囲へ染み出しがないように、粘度を加減して描きます。
以前バズリクソンズがカスタムモデルとして製作したモスキートのバックペイントはビビットな黄色に塗られていますが、それと比較するとかなり抑え気味の配色。

画像1/ブックマン調の書体を下描き。

画像2/最初に文字の左側のラインを追ってペイント。

画像3/ジャケット本体をひっくり返して、文字の右側のラインに沿ってペイント。
スタッズベルト鋭意製作中
ウエスタンカルチャーの教本から、開拓時代に牧場主が所有する牛に押した焼印のデザインをいくつか拾い出し、新作スタッズベルトのデザインパターンを製作中。
ちなみに商標を意味するブランド(brand)の語源は、これらの焼印(burned)であるらしい。
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いつになっても作業台はベルト資材が占拠して散らかっておりますが、いつもどおり販売商品の修理には即応しております。
どうぞお気軽にお持ちください。
仲春の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
何度も電車を利用して、最寄り駅から徒歩で登っている三ケ根山だが、自宅から車を利用すると、三ヶ根山スカイラインで頂上に到達するまで、わずか1時間足らず。
昨日も思い立って行ってみたが、半日で往復できる距離なので、気軽なドライビングコースにもなる。
今月末には山桜や水仙が見頃となるので、装備を整えて、トレッキングで訪れる予定。

画像1/岸信介元首相が揮毫した殉国七士廟の巨大な石柱。

画像2/裏側には岸信介書と彫り込まれている。

画像3/廟の手前の駐車場は、ドリフト族のアホが残していったタイヤ痕が多数。あいつら、スカイラインから落ちて死ねば良いのに!

画像4/美しく手入れされた慰霊碑周辺。最近地元の有志の方の手で周辺に花壇もつくられた。

画像5/廟の世話人Iさんの休憩所でお昼をいただいた。

画像6/この日は肌寒く、休憩所周辺に屯する猫たちも身体を寄せ合っていた。
本日の修理品/レッドウイング(外部委託)
ウエルトまで擦り切れていたアイリッシュセッターのハイカット。
熟練職人の手によって全面交換され、見事に復活しました。
クレープソールはビブラム社のものを使用。

画像1/ビフォー

画像1/アフター

画像1/ビフォー

画像1/アフター

*シューズの修理につきましては、当店で販売した商品以外は一切お受けしておりません。
本日の修理品/ファニー キーホルダー
だんだん春めいてきて、本来過ごし易い時期だというのに、東アジアの癌・支那による汚染物質の攻撃で、目をしばたたかせながらの修理作業。
高級なエキゾチックレザーのフルクイル・オーストリッチを使用したキーホルダーのナスカン交換です。
破損したナスカンはワンウエイスナップで本体にカシメられているので、スナップボタンごと取り外して交換になります。

画像1/大径1ドル銀貨を装着したキーホルダー。ナスカンもLサイズ。

画像2/革を傷つけずにカシメ部分だけを削って取り外します。

画像3/新品のナスカンをセットしてカシメ打ちし、修理完了。

ライダースワレットや携帯ホルスターに付属するナスカン(茄子カン)はダイキャスト製で、大事に使って頂いたとしても、いずれジョイント部分が摩耗したり、スプリングが破損することは避けられません。当店では常時各サイズに合わせたパーツをストックしておりますので、即日対応出来ます。

*当店で販売した商品以外はお断りする場合がございます。
B-15Cカスタム鋭意製作中
ナイロンボディの左胸にモスキートの絵柄を直接描き込んでいきます。
いつものようにオフホワイトで下地をつくってから、色を付ける作業に入ります。
今週末は新着の商品をさばきつつ、ペイント作業を進め、塗面を乾かしている合間にスタッズベルトを製作して、ついでにブログ更新しています。
こんなときは切実に人が欲しい!と思いますが、こんな時だけです。
来週から背中にステンシル文字をペイントの予定。
名著であるため、ご紹介
『新撰組顛末記』 永倉新八著 新人物往来社

まだ学生だった頃、TVで毎週放映されていた「新撰組始末記」を好んで観ていた。
新撰組の物語りはそれ以前も、以降も何度も映像化されているが、平幹二朗が近藤勇を重厚に演じたバージョンである。土方歳三役は古谷一行で、鬼のような副長をみごとに演じていたので、この俳優のイメージは私の中では固定化された。古谷一行といえば、金田一耕助ではなく、やっぱり土方歳三ということになる。他の登場人物も生き生きと描かれていたが、モデルだった草刈正雄が沖田総司役で出演したり、山南敬介を演じた高橋長英も良かった。夏八木勲(永遠の0でも重要な役所を好演)が演じた二番隊隊長の永倉新八も印象深い。テーマソングは角川博が伸びやかに歌っていた。
このTV版の原作は子母澤寛で、当時興味が湧いたので原作本も読んだおぼえがある。
ところで今回手に取ったのは、幹部隊員の中で唯一維新後も生き残った永倉の体験談を編集したもの。永倉の実子が昭和二年に初版を出したようだ。
近藤らと参加した新撰組草創期から、粗暴な局長芹沢鴨を排除するための内部粛正、池田屋事件などの歴史的な倒幕派との戦い等々、正に血で血を洗うような隊の歴史が克明に綴られている。
壬生狼と呼ばれて恐れられたのは、その剣の腕や組織力だけではなく、時には豪商をゆすって大金を拠出させたり、酒の上でのつまらない諍いで刀を振うなど、悪辣な所行もあったためだと当事者の口から語られている。
平然と人を殺めた彼らの存在が明治維新を数年遅らせたと言われるが、彼ら自身もまた歴史の波に飲み込まれ、そのほとんどが屍の山に埋もれていく。
それにしても幕末、明治維新というのは命の軽い時代であったものだ。
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と、ここまで書いたところで、そういえば平幹二朗も「永遠の0」に出演していた事を思い出した。戦闘で片腕をもがれた元特攻隊員の役だった。
本日のニュースより
慰安婦問題 政府が検討チーム

菅義偉(よしひで)官房長官は28日午前の衆院予算委員会で、慰安婦募集の強制性を認めた「河野洋平官房長官談話」の根拠となった元慰安婦の聞き取り調査などの再検証について「秘密を保持する中で、政府としてもう一度確認することが必要だ」と述べ、政府内に検討チームを作る方針を表明した。再検証後には国会に報告する用意があるとの考えを示した。日本維新の会の山田宏氏への答弁。
(以上引用)

誰もが納得する答弁である。
この発言を引き出した山田宏議員の功績は実に大きいと思う。
一方で、あちこちで韓国側に立った発言を繰り返している痴呆の元首相は何とかならないもんだろうか。
B-15Cカスタム鋭意製作中
以前お買い上げいただいた無地のB-15Cをベースに製作します。
左胸にはネームプレートと、あえてその上にモスキートの絵柄を直接描き込むという試み。
背中には黄色でステンシル文字をペイントの予定。
シザーケース製作
スタッズベルト製作の合間に、ヌメ革の断ち残りを使って、自前の断ち鋏のケースをつくってみる。
長年使っている鋏を収め、拳銃のホルスターの様に腰から下げられるようなものが欲しかったのだ。

画像1/厚手のプリント用紙で型紙を製作し革を裁断。

画像2/持ち出しの部分は革の裏面になるため、糊を打ってケバを抑え込むのが普通だが、薄く漉いた革で裏張りする事にした。ベルトに掛かる部分は外カーブになるため、大きめに裁断しておいて接着しながらラインを沿わせる。

画像3/外回りとセンター部分にスタッズをあしらってみた。

今回の作業はここまで。外回りはシニューを使って手縫いで仕上げる予定。
スタッズベルト鋭意製作中
近いうちに卸売りのスタッズベルト第二弾を納品予定。
今回は柄のパターンと屋号を組み合わせて製作します。
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というわけで、ひきつづき作業台はベルト資材が占拠して散らかっておりますが、いつもどおり販売商品の修理には即応しております。
どうぞお気軽にお持ちください。
「慰安婦問題」に関する河野談話の見直しを求める国民運動について
日本維新の会、杉田水脈衆院議員らが中心となり、「慰安婦問題」に関する河野談話の見直しを政府に求める国民運動(署名活動)を立ち上げており、微力ながら協力させていただく事にいたしました。
日本を貶める不逞鮮人の悪だくみを挫くため、その元となった河野談話の見直しは絶対に必要であると考えております。
お客様の中で、趣旨にご賛同いただける方がいらっしゃったら、ぜひ店頭で署名をお願いいたします。署名は3月末に杉田議員を通じ、安倍首相に届けられます。
スタッズベルト鋭意製作中
スタッズで屋号や名前を入れるというのは以前からやっております。
今回はギフト用ということで、単品製作の依頼です。単品であっても、革帯に打ち込む前にどうしても配置の試作が必要で、その分、同一パターンでまとめて製作する場合よりもコストがかかります。
今回の場合でも、文字のパターンは以前作ったものを流用しますが、隣り合う文字によって間隔を変更してバランスを取る必要があるのです。たとえばWやYの後にAやIやJがくる場合は、かなり間隔を詰めないと間の抜けた感じになってしまいます。一定の間隔で打っていけば良いというわけではありません。また、二本爪の穴を空ける際に、隣り合うスタッズの穴が近いと革帯の強度が落ちるので、穴位置を斜めにずらす配慮もしています。
スタッズの意匠は、ペイントワークのように作業しながら修正を加えていくというわけにはいかないので、穴を穿つ前に十分な検討が必要なのです。
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今週末も作業台はベルト資材が占拠して散らかっておりますが、いつもどおり販売商品の修理には即応しております。
どうぞお気軽にお持ちください。
スコードロンパッチほぼ完成
今週、いろいろな作業の合間を縫って製作していた第5空章の胸パッチ。
この後全体に色を整え、完全に乾燥したらB-10に縫い付け。
石川県のお客様に納品します。

画像1/下絵に沿って大雑把に色付け。

画像2/鋭角的なデザインは、出隅を面相筆で追っていくのに手間がかかります。
本日の修理品/レッドウイング(外部委託)
よくまぁ、こんな姿で帰ってきたなというアイリッシュセッターのハイカット。
ミドリ安全靴が正規輸入元だった20年以上前のなつかしい製品。
この当時のセッターは、(状態が良ければ)現在はプレミアムが付いているようです。
クレープソールはもちろん、その上のミッドソールも擦り切れ、ウエルト(細革)もヒール部分で角が無くなっています。当然オールソールになりますが、内部のコルクもダメになっている事があります。
修理不可能で帰ってくる可能性もありますが、「直せるものならなんとか…」というご要望ですので、一応承って本職の元に送る手筈を整えました。

*シューズの修理につきましては、当店で販売した商品以外は一切お受けしておりません。
打ち合わせ
昨日は卸し売り用に製作したスタッズベルトの引き取りと、次の製品の打ち合わせに商社が来店。
従来当店で展開していた30〜36インチよりもさらに長いサイズが必要ということで、今後は38、40インチのベルトも製作することになった。卸し先によっては経営者も顧客も年齢層が高く、全員デブ(と、商社のやつが言っていました)なんだそうだ。
長尺ものは裁断効率が悪く、材料屋の仕切値も3割以上アップになるので、商品価格も上げざるを得ない。

画像1/スタッズベルトのベースとなるタンニン鞣しの革帯。黒と濃茶は刷毛で手染め。

画像2/40インチ(100センチサイズ)だと帯のバックル付けから剣先まで120センチ以上にもなる。

画像3/材料屋が製作した染色のサンプル。調色すればかなりのバリエーション展開が可能。
スコードロンパッチ鋭意製作中
今週、あらたに取りかかっているのは第5空章の胸パッチです。
ヌメ革にペイントして仕上げ、B-10に縫い付けて納品します。第5空章はショルダーパッチ(左下)を同じペイント手法で製作していますが、5インチサイズのものは過去に一度製作したきりです。
ちなみにバズリクソンズの製品では、2012年にタンカース、2013年にはB-10にこの第5の刺繍パッチを右胸に付けたモデルが販売されています。
2014年春夏フェローズカタログ
このところ利益が出過ぎて宣伝経費が潤沢なフェローズから、春夏ものの商品カタログが送られてきました。
平素当店で同社の製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げております。
ご入用の方はお早めにご来店ください。