店長日記

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スコードロンパッチ鋭意製作中
スコードロンパッチのベースとなるのは、刺繍ものではフェルトやツイル地、ペイントものではレザーが多いですが、キャンバス地にペイントというのも存在します。
今回は関東のお客様のオーダーで、キャンバス地を裁断してベースとし、お送りいただいた画像を元にペイントをおこないます。

画像1/用意したのはトートバッグ等に使用するシングル幅のキャンバス地。

画像2/ジェッソという下地材をヘラで塗る。この工程は、油絵のキャンバス(カンバス)作りと同様。

画像3/完全に乾いたらパッチの形状をマーキングして裁断する。今回のものは実物に準じてやや縦長。
本日の修理品/エターナル811
どちらかというとトレンド寄りの商品展開のエターナルは、定番商品が少ないブランドです。
素材やカッティングがシーズンごとに変わっていくので、継続してずっと展開しているアイテムが少ないのですが、この811だけは別格です。
濃紺に染められた糸をローテンションで織り上げた生地は、独特のザラつきがあり、洗濯によって美しく色落ちします。マニア筋の評価も高く、リピーターも多い製品です。
今回は数年前にお買い上げいただいた製品の、後ろ中心のシームと股ぐりのパンクを修理します。

*現在店頭では34インチが欠品しておりますが、近々入荷いたします。
ネットでお買い物…電気ペン
私がレザークラフトで使っている電気ペンは、電源のON/OFFだけの単純なもので、微妙な温度調節は出来ず、力の入れ具合だけで濃淡を出すしかない。
だから細密な絵を描くのには限界があるのだが、ネットで見ていたらクラフト用に特化した電気ペンがいろいろと出回っていた。元々半田ごてのメーカーが、電気ペンとして使用出来る半田ごてを販売しているようである。
主にウッドバーニング(木の表面に熱で模様を刻むクラフト)をやる人達を対象にした商品だが、ワックスを使った彫金の原型製作や、レザーにも使用出来る。温度が目盛りで調整出来、持ちやすい小型のペン型で、附属の細いこて先の他、ヘラ状のこて先もセットされている。
価格も手頃だったので、試しにポチッと購入してみた。
水分を含ませて彫り物を入れるような通常のレザークラフトでは、製品として出来上がっているものに加工する事は出来ないが、これは完成品そのものに加工する事が出来るので、応用範囲も広くなる。

画像3/ダイヤルで温度を上げながら、その数字を描いてみた。
お客様のSR500
スポーツスター883からの乗り換え。
エンジンとフレーム前部を残して全面的にカスタムされたミニチョッパー。
美しい。
パッチ縫い付け/A-2
先頃お買い上げいただいていたブラッドチットをA-2に縫い付け。
このブラッドチットは、専門の刺繍職人が横振りミシンを使って一点ずつ製作している労作です。
在庫は残り一枚になりました。
本日の修理品/バズリクソンズ トラウザース
こちらも関東のお客様から。
杢素材のトラウザースの裾上げですが、オリジナルの細幅チェーンステッチではなく、ミリタリーチノ同様の広幅三つ折りの御要望。
長さに縫い代分の余裕がある場合は、このような対応も可能です。

画像1、2/ビフォー。

画像3、4/アフター。
ネームプレート製作中
関東のお客様より、バズリクソンズのB-15をベースにしたカスタム依頼。
以前お買い上げいただいた512Bombのスコードロンパッチを左胸に取り付け、ネームプレートは右胸に取り付けます。

画像1/ネームを打刻したばかりの状態。

画像2/湿気が抜けるのを待ち、ジャケットに縫い付け。外回りには縫い付け用のネン押し。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
本日のニュースより
田母神氏、西村真氏が「太陽の党」結成を発表

元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員(無所属)は25日午後、国会内で記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。当面、国会議員は西村氏1人だが、次期国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。新党は石原氏が代表を務めていた「太陽の党」を継承する形で運営する。主要政策としては、(1)憲法廃棄と自主憲法制定(2)国軍の創設、拉致被害者の救出(3)真の歴史観主張と日本の名誉回復(4)家族の復活、移民受け入れ反対、外国人参政権反対(5)原発再稼働、消費税10%凍結、相続税廃止-を掲げた。
(以上引用)

心から尊敬する西村真悟衆院議員の去就については、少し前まで平沼さん達に合流するものだと思っていた。一応西村後援会にも入っているのだが、この段階で新党結成になるとは思ってもみなかった。
まぁ、しかし、方向性が決まった以上は応援したい。
私の道具達
レザークラフトをやっている方はご存知であろう電気ペン。
家庭用コンセントから電源を取り、熱したペン先で革や木に文字入れが出来るというもの。手慣れてくれば、いろいろな表現で描くことも出来る。当店では主にワンオフ製作した革製品に、日付やイニシャルを入れるのに使ってきた。
今回は新たな卸売りの商材に、ロゴを手描きで入れるということでサンプル製作中。
本日のニュースより
セウォル号遺族が「モンスター化」 運転手を暴行、「俺たちが誰だか知っているのか」

韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故から5か月、遺族会メンバーの「モンスター化」を浮き彫りにする事件が起きた。酒を飲んだ遺族会幹部らが運転代行業者と口論になり、集団暴行に発展したという。暴行事件に関わったのは、沈没事故で多くの犠牲者を出した檀園高校生徒の遺族を中心とする「セウォル号惨事家族対策委員会」のメンバーだ。韓国メディアの報道をまとめると、2014年9月16日、遺族会の委員長ら幹部や複数の遺族は野党第1党「新政府民主連合」の国会議員とともに夕食を取っていた。遺族らは酒を飲んでいて、日付が変わり17日の深夜になって運転代行業者を呼んだ。ところが運転手の到着から30分以上店から出て行かなかったため、運転手側はしびれを切らしたのか、他の業者を呼ぶよう声をかけた。すると遺族らは驚くべき行動に出た。帰ろうとする運転手に対し、「国会議員に対してその態度はなんだ」「国会議員に対する態度ではない」などと言いがかりをつけたというのだ。朝鮮日報(日本語版)はこの時の様子を詳しく伝えている。記事によれば、運転手が「国会議員にはぺこぺこしなければならないのか」と言い返すと、1人が「お前は国家情報院の関係者だな」と叫んだ。また、争いを止めに入った通行人が「警察を呼ぶ」といえば「俺たちが誰だか知っているのか」と大声を上げたという。その後、運転手と通行人を巻き込んだ集団暴行に発展したようだ。
(以上引用)

♪Let It Go〜ありの〜ままの〜姿見せるのよ♫
…ありのままの姿を曝し、<こういう人間にだけはなってはいけない>という見本を、わかりやすく体現してくれる隣国の人々。
ビュイック始末記(自動車検査編)
昨日、車検を終えて帰還したビュイックスペシャル。
静岡から積車で引き上げに来てもらったのが7月23日だったので、まるまる2ヶ月かかったことになる。
ほぼ一人親方のガレージ井口さんはいつも忙しく、こちらもそれがわかっているのでせっついたりはしなかった。
今回は劣化していたセルモーターが新品に交換され、配線も引き直してリレーも新しく取り付けられて帰ってきた。請求書に上がっている以外にも、不具合をいろいろ洗い出して、柔軟に対応してくれている。
ありがたいことである。
幌を外してユルユルと走るのにも丁度良い季節になった。
名著であるため、ご紹介
『ゼロ戦と日本刀』百田尚樹×渡部昇一著 PHP研究所

今や人気作家となった百田尚樹氏と、保守論壇の巨星、渡部昇一氏の対談形式の一冊。
日本人の美意識と精神性がつくりあげ、美しさと表裏一体のもろさを持つ「ゼロ戦と日本刀」にからめ、資源の無い中で開戦に至った日本の近代史から、現代日本、これからの日本について語り尽くす。
つまるところ西欧合理主義に対し「日本人とはなにか」というのが本書のテーマになっている。
ご両人とも激烈なナショナリストだが、一方で大東亜戦争における帝国の悪弊や、現代にも蔓延る日本ならでは問題点も冷静に分析、批判を加えている。
思想的に近い安倍総理を言論で側面支援し、戦後レジームからの脱却がいかに必要かをわかり易く説いている。
朝日捏造新聞が垂れ流してきた自虐史観にどっぷり浸かってきた人々にこそ読んでもらいたい、明日のニッポンに希望を繋ぐ書。

*本日9月23日(火)は祭日のため、営業(AM11:00〜PM8:00)しております。
チマヨベスト・リメイク
中断していたチマヨベストのリフォーム作業の仕上げです。
脇を割った後、釜底を基点にして裾まで縛り込んでいきます。裾部分では1,5センチずつ縫い込んでいるので、片側で3センチ、ウエスト周りで6センチ細くなり、かなりシェイプされます。
縫い代端は粗い織り目がパイピングされており、あえて裁ち直すと始末が大変なので、そのままプレスで馴染ませ、コバをステッチで押さえます。ポケットは両サイドを削って付け直したので、開きが1,5センチほど小さくなっています。

画像1、2/ビフォー

画像3、4/アフター

*明日9月23日(火)は祭日のため、営業(AM11:00〜PM8:00)いたします。
2014年秋冬シュガーケーンカタログ
シュガーケーンの2014年カタログが出来上がってきています。
平素当店でシュガーケーンの製品をご愛顧いただいているお客様に限り、店頭で差し上げております。かなりの冊数を確保しておりますが、シーズン前に無くなってしまう事がありますのでご入用の方はお早めにどうぞ。

*9月23日(火)は祭日のため、営業いたします。
ウォッチブレスレットの電池交換
朝夕はめっきり涼しくなり、年間通じて最も過ごし易い時節になっております。
今回はきれいにお使いになっているコードバンのウォッチブレスレット。
当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはクオーツですので、内蔵されているボタン電池の交換が必要になります。当店では常時交換用の電池をストックしておりますので、即時対応いたします。
工賃込みの価格500円(税別)
*画像は裏蓋をあけたところ。所要時間は10分ほどです。
*基本的に当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。

*9月23日(火)は祭日のため、営業いたします。
本日のニュースより
アジア大会 またケチつけた韓国 “旭日旗バッジ”と大騒ぎ

韓国で19日に開幕した仁川アジア大会を前に、男子ホッケー日本代表の選手が地元の女子高校生にプレゼントしたバッジに「旭日旗」が描かれていたとして、騒ぎになっている。ホッケー代表選手は16日に、仁川市内にある女子高校の屋内ホッケー練習場で、練習に励んでいた。韓国の聯合ニュースが同校などの話として伝えたところでは、同日5時半ごろ、練習を見学していた女子高生20人あまりに、選手らがバッジを記念品として渡した。ところが、バッジにあしらわれた旭日のデザインに、女子高生らは不快感を感じ、教師に事実を伝えた。学校側は、生徒らの歴史意識をほめ、大会組織委員会に18日、正式に問題提起したという。関係者によると、バッジは日本ホッケー協会のもので、他国の選手らとの交換用に持っていた。選手たちは練習を熱心に見守ってくれた高校生に、親切心からあくまでも友好のしるしとしてバッジを渡したようだが、思わぬ誤解を受けてしまったようだ。
(以上引用)

今回のアジア大会のテーマ「アジアの明るい未来」をのっけからブチ壊す、開催国の反日ヒステリー発病。
今や多くの日本人がさもありなんと納得する、民族的精神疾患。
しかし善意でプレゼントした日本選手も、相手の異常性に対する認識が足りなかったというほかない。
チマヨベスト・リメイク
インディアンのチマヨベストを身体に沿わせてシェイプ出来ないかというご相談。
基本的にこの手のブランケット素材のベストは、直線的で寸胴な裁断をしています。織り目が粗く、スリップ(縫い目の滑脱)し易い素材なので、あまり複雑なラインで裁ち出すことはしていません。オルテガやセンチネラの製品も同様です。
とはいえ細身のお客様なので、ウエスト部分で見頃が余らないようにライン修正します。やりかたはいろいろあるのですが、ご相談の上、脇の下から裾にかけて絞りを加えることにしました。
まずは脇の縫い目を解体し、貼り付けポケットの脇側も取り外します。
本日の作業はここまで。
本日のニュースより
スコットランド独立を否決=英

英BBC放送は19日朝、スコットランドの住民投票について、独立に反対の票が半数を超え、否決が確定したと伝えた。 
(以上引用)

独立賛成派が勢いづいていたような報道があったが、そこまででもなかったということか。
しかし、かつての大英帝国も足元が覚束無くなってこのありさま。
「鉄の女」サッチャーさんが現役だったなら、どう対処しただろうかと、ふと思う。
日本でも、琉球独立だとか暢気なことを言う人がいるが、こっちは地勢的に泥棒国家に囲まれているので、連中の思う壷。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
66と呼ばれるビンテージ501の修理の続き。
重衣料に使う厚手の芯地で裏張りした後、ミシンで穴の周囲をタタいていきます。

画像1/腰から裾近くまで、両サイドの割り縫いを解体。

画像2/表側から芯地全体を縫い留め、穴の周辺は細かくタタく。

画像3、4/脇を閉じて前身頃の修理完了。

画像5/芯糸が抜けてボタンが掛からないボタンホールも補修。