店長日記

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秋晴れ
日中はさわやかに晴れ渡り、年間通じて最も過ごし易い時節到来。
先日まで取り組んでいたペイントワーク(ブログ未掲載)の納品も完了し、一息ついていたところ、名古屋の商社がアポ無し来店。当店で製作するスタッズベルトを各方面に売り歩いてくれているが、ややこしい追加注文を直接説明しに、わざわざ来店してくれた模様。
働き者だこと。
ロットもまとまったので、来週からしばらくはベルト製作に集中する予定。
A-2カスタム
先週製作したペイントパッチとネームプレートをバズリクソンズのA-2に縫い付けます。
ベースはワイン色のリブが取り付けられたドュボウBR80216。かなり着込まれて、深い皺と部分的な色落ちが見られます。糸色もお客様のこだわりで色指定していただきました。

画像1/キャンバスにペイントしたパッチはオリーブの糸で縫い付け。

画像2/ヌメ革のネームプレートには濃茶の糸を使用。

画像3、4/A-2本体のヤレ具合に近づけるように、オイルで色付け。

画像5/作業完了。
冬本番を前に…
朝夕の冷え込みが厳しくなった今日この頃。
アパレル業界では、早くも来春夏ものの商談時期に入っております。ついこの間まで店頭に並んでいたハワイアンシャツや、半袖ワークシャツなどの来期分の受注会が各地でおこなわれます。当店では来週、大阪で行われる展示会が一回目の商談となります。
展示会場にはサンプルとして製作したアイテムが並び、その場でサイズと個数を見込みで発注し、それがシーズンに入ると商品として納品され、決済するということになります。メーカーも、出来るだけ早い段階で受注を確保し、自社の在庫負担を減らしたいので、こういう対応になります。かつては二次卸しをする「問屋」が力を持っていた時代もありますが、期中になってから必要な商品を小口で卸売りするようなビジネスは少なくなり、各地の販売店とメーカーの直接取引が多くなりました。
商品のラインナップは基本的に販売店のセレクトになります。メーカーは定番商品はある程度在庫負担しますが、展示会で受注したそのシーズンだけの色、柄の製品は、受注分以上に作ろうとしませんから、それらはシーズンインしてからのフォローは難しくなります。展示会受注が極めて少数の商品などは、カタログ掲載されていても、ほとんど市場に流通していない「まぼろしの商品」ということもあります。
と、差し障りのない範囲内で業界の話をしたところで、本日はオーダーいただいたペイントパッチの仕上げに取り組みます。
本日の修理品/エルスモック
フェローズとウエアハウスのコラボレーション企画で誕生した期間限定ブランド『エルスモック』。
インシームは二本針で巻き伏せ縫いされており、ワークパンツのようなガッチリした縫製ですが、糸切れを起こして股ぐりがパンクしています。縫い代が心許ないのでテープで補強しつつ、地縫いミシンでリペアをおこないます。

画像1/ラングラーに似たディテール。

画像2/ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/ビフォー。

画像5/アフター。
ネームプレート製作中
こちらは北関東のお客様のご注文。
ネームプレートのみを製作し、発送します。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
50年近く前に生産されたリーバイス501の修理の続き。
後ろ中心の周辺で5、6箇所の補修が必要なので、シームを跨いで大きめの当て布をし、タタキを加える事にしました。
それぞれの箇所で、生地の目に沿って返し縫いしていきます。

画像1/右身頃の穴の周囲を広範囲に補修。

画像2/バックヨークは生地を横取りしているので、横方向にミシンがけ。

画像3/作業完了。

画像4/裏側の当て布。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
比較的コンディションの良いリーバイスの66と呼ばれるタイプ。
紙パッチが取り外され、ポケット横の赤タブが切り取られているのは、B品として検品をはねられたものだということです。当時この状態で、マーケットに流通していたものだと思われます。
背中心付近に何箇所か酸でやられたような穴あきがあり、放っておくと広がってしまうので、タタキで補修します。
いずれも巻き伏せ縫いされたシームの近くなので、ミシンで押さえにくい箇所になります。
台風間近
前回の台風では、この地域はほとんど被害がなく、明け方に強風がかすめていった程度だった。
それでもアプローチと枕木の擁壁の間に植えてあったメキシコ万年草は、綺麗サッパリ吹き飛ばされていた。それくらいはコンテナに植えてあったのを千切ってきて植え付ければいいのでどうってことはない。
今回の台風は前回の比ではないようで、しかも直撃をくらいそうな感じで進んでいる。
明日の朝にでも暴風に備えてSHOP周辺の備品を整理しておかなくてはなるまい。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
数年おきに和歌山から、出張ついでにご来店になるお客様。
シュガーケーンのSC41947を新調され、以前にお買い上げいただいた同モデルを修理でお預かりしました。
ポケット下の小穴を塞ぎ、擦り切れた裾をカケツギして巻き直します。

画像1/色落ちしたシュガーケーンのロングセラーSC41947。

画像2/ポケット下の穴開き。ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/擦り切れた裾。ビフォー。

画像5/チェーンステッチを解体して、別布を当ててカケツギ。

画像6/アフター。
本日の修理品/虎壱
たまにガテン系のお客様からの御要望にもお応えしております。
作業服のメジャーブランド「虎壱」。
実用衣料として頑丈なだけではなく、ある程度のデザイン性も満たしており、侮れません。
現場のオニィちゃんたちに熱く支持されるだけのことはあります。
今回は広幅三つ折りにて丈詰めしますが、詰める寸法が少ないため、元の裾線を解体して縫い代出しが必要です。
前ソウル支局長起訴 共産・志位氏も韓国批判「言論には言論で。懸念と憂慮」

共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損で在宅起訴したことについて「言論の自由、報道の自由は守られなければならない。言論による体制批判には言論で応えるのが民主主義のあるべき姿だ。懸念と憂慮を持っている」と語った。
(以上引用)

珍しく共産党までが非難の声明。
今さら日本人は誰も驚かないが、今回も救いがたい民度の低さを発揮したアホ半島人。
前支局長には気の毒だが、ここはひとつの機会と捉え、今後この隣国の異常性を記者会見でもして世界に向けて発信してもらいたい。
捏造され、拡散された所謂「従軍慰安婦問題」での反日ロビー活動を叩き潰すチャンスになるだろうし、ついでに産経新聞社の購読数が増えるかもしれない。
ネームプレート製作中
シーズンインすると、フライトジャケットに関する依頼がどうしても多くなります。
こちらは関西のお客様からの発注で、同サイズで2パターン製作。
パッチ縫い付け/A-2
本体裏地はコットンブロードで、袖裏のみキュプラという変わった仕様のA-2。
お買い上げいただいたAFパッチを縫い付け。
名古屋市内のお客様からの依頼品。
ネームプレート製作中
こちらはスコードロンパッチと同時にご注文いただいた革ネーム。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
スコードロンパッチ完成
今回はお送いただいた実物画像に出来るだけ忠実に製作するという事で、年月を経て退色したり、アウトラインがぼけてしまったところもそのままの雰囲気で仕上げていきます。

画像1/濃紺でアウトラインを描き入れ。部分的に線の色が飛んでしまっているところも補正せずに忠実に。

画像2/仕上げに全体をくすみを入れ作業完了。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
当店別注のミリタリーパッチ、モスキートの新作が仕上りました。
店内で元絵を製作し、外注の職人さんが一点ずつ横振りミシンで刺繍を入れています。今回は少し稚拙な感じで絵柄を作ってみました。
従来品の精悍さが消え、ほっこりしたなごみ系です。
スコードロンパッチ鋭意製作中
CBI章の製作は、裁断、染色を終えたところで一旦休止(パッチワークに使うミシンが他の作業で塞がっているため)。
ここで、一昨日下描きしたキャンバスのパッチに色を付けていきます。
今回は淡い色から順に、出来るだけオリジナルに近い色合いを心がけております。
CBI章製作中
CBI章は外注の刺繍ものの他、革をパッチワークしたものを店内で製作・販売しております。
パーツごとに裁断、染色してミシンで縫い合わせる方法で、工程数が多いので時間がかかります。
長らく欠品状態が続いており、御要望もいただいていますので、シーズン中になんとか間に合うように進行中です。
スコードロンパッチ鋭意製作中
引き続きキャンバス地を使ったパッチの製作。
お客様から送られてきた見本の画像(上)は大戦当時にA-2に取り付けられていたもの。年代相応に色が飛んだり、アウトラインがはっきりしないところがある。
ジェッソの下塗りが乾いたキャンバス地をパッチの形状に裁断し、下描きする。
ファニー別注キーホルダー
関東のお客様からのオーダー品で、仕上りまでに2ヶ月要しました。
本体にはワニ革の最上級、ポロサスの濃茶を使用。コンチョはスターリングシルバーのビクター31ミリ。レバーナスカンは、スターリングシルバーに手作業で彫刻を施したものがセットされます。ナスカンの留めはカシメ打ちではなく、10セントマーキュリーコンチョによるネジ留めとなっております。

*参考価格
キーホルダー本体(ポロサス・ブラウン)/14000円

ビクター(スターリングシルバー)31ミリコンチョ/9500円

レバーナスカン(スターリングシルバー・エングレーブ)M18/22000円

スナップ裏ネジ マーキュリー/1300円