店長日記

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ネットでお買い物…福島産リンゴ
福島市でリンゴ園を経営する著名ブロガーさんの畑で取れたリンゴ。
震災後の風評被害も乗り越えられたようです。
しかし震災から三年以上経過しましたが、復興のままならない地域や産業など、課題が残っている状況です。
大阪出張
昨日は一ヶ月ぶりの大阪出張。
電車での出張では、車中でコーヒーを飲みながら読書出来るのが楽しみと言えば楽しみ。百田尚樹氏の「影法師」を(三分の一くらいだが)読み進めた。
いつものように近鉄線荒本にあるファニー本社を訪ね、その後本町で開催される東洋エンタープライズの夏物展示会をまわるという日帰りコース。

画像1/ファニー本社入り口。道路標識より高い位置で馬が出迎え。

画像2/大阪工場で製作されるスクーブーツの試作品が上がっていた。

画像3/脱ぎ履きし辛いスクーブーツの内側にファスナーを装着したモデル。

画像4/ダブルミッドソールでクッション性を高めている。インソールも従来には無い、厚めのものが使われていた。

画像5/子供用モカシンの限定もの。サンフェイスのデザイン。

このあと訪ねた東洋の展示会は半袖ワークシャツなどの商談が中心。
撮影禁止なので画像はありません。
当店の担当氏は、ピロリ菌による体調不良を克服した模様。
ショップの休業日に大阪出張。
東洋エンタープライズの盛夏モノの展示会第二弾。なじみの船場近くの展示会場。
いつも通り足を伸ばして、近鉄沿線にあるファニー本社も訪問予定。
明日の大阪は寒さが一段と厳しくなる模様。
シャツ着丈詰め/ウエスタンシャツ
目の詰まったフランネル素材。
ウエスタンシャツには珍しく、脇裾に力布が挟み込まれたタイプです。今回は5センチ近くカットするので、この脇部分も切り落とし、ライン修正して一周ぐるりと三つ巻きし直しました。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。
本日のニュースより
衆院選前、政権に冷や水=野党「痛烈な政府批判」—沖縄知事選

沖縄県知事選で自民党推薦の現職が敗れ、安倍政権は衆院解散・総選挙を前に冷や水を浴びせられた。政府が推進する米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に県民が「ノー」を突き付けた形となり、野党からは「痛烈な政府批判」との声も上がった。自民党の茂木敏充選対委員長は16日夜、党本部で記者団に「大変厳しい結果と受け止めている。最後の最後まで全力で頑張ったが、一歩及ばなかった」と語った。衆院選への影響に関しては「首相が何ら言及しておらず、私から言及することもない」と述べるにとどめた。
(以上引用)

支那共産党大喜び!
そもそも基地移転問題がここまでこじれたのも、とっくの昔に辺野古移転が確定していたにもかかわらず、鳩山のドアホウが「最低でも県外」と、出来もしない公約をして政権をかすめ取った事に原因がある。

マジで死ね!鳩山。…ついでに管(直人)も死ね♪
B-10カスタム
先日オーダーいただいたペイントパッチをバズリクソンズのB-10に縫い付け。
お客様から送られてきたB-10はM品番のレア物で、表地はテカりのあるレーヨン/コットンのハーフ素材です。
関東のお客様ですので、メールと宅急便での対応です。

画像1/実物から取り外されたレザーネームはお客様の持ち込み。出来るだけ元の針穴を拾って縫い付けをおこないます。

画像2/指定によりグリーンの上糸で縫い付け。

画像3/作業完了。
パッチ縫い付け/モーターサイクルベスト
続けて中綿入りのナイロンベストに刺繍パッチの縫い付け。
円形のパッチはビンテージを模して製作されたリプロ品で、平織り生地に手刺繍され、二次加工で薄汚れた感じに仕上げられています。
左胸にはフェルト製の変形パッチを取り付けますが、玉縁ポケットの上にそのまま叩き付けるように縫い留めます。
パッチ縫い付け/モーターサイクルベスト
今年も新たな一枚が加わりました。
ミーティング先で入手した刺繍パッチがびっしり縫い付けられたヌメ革ベスト。
一枚一枚がライダーであるお客様の旅の記録です。
いただきもの
おそらく常滑焼きの、変わった形をした鉢とメダカ。
当店のデッキの片隅に配置しました。
メダカは、白い大きめなのが三匹と、黒っぽい小さなのが4、5匹。
詳しくないので種類はわかりませんが、これから毎日観察します。
ショルダーバッグ、リボーン計画
5年ほど前に、ショップ内で帆布とレザーを使ったショルダーバッグを製作して販売した。
そのときタタキ(試作品)として作って以来、自分で使っていたショルダーバッグ。ほぼ毎日の使用で、頑丈な帆布もあちこち破れが出始めて、そろそろ寿命のよう。
しかしレザー部分はなんとも艶やかに変色し、鹿角を輪切りにしたコンチョもアメ色で良い感じになっている。これをそのまま処分してしまうのは惜しい。
そこで、本体だけ新しい帆布で作り直し、その他の部分はキレイに取り外して再利用しようと思い立った。
工程的にミシン以外にいろいろな道具を使った作業になるので、他の請け負い仕事の合間をみてぼちぼちと製作する。
スタッズベルト製作
女性のお客様からのオーダー品で30インチで製作。
数年前、同じサイズで製作したものをお買い上げいただきましたが、デザインを少し変えてのご注文です。
ベジタンの黒革は上染めしてさらに黒く、磨きをかけて艶出ししました。
次世代へ…
長く同じ商材を扱っていると、20年以上前からおつきあいのあるお客様もいて、当時20〜30代の若者だった方々も、いいオジさんになってしまった。
メタボ化も進行していて、細身だった時代に購入したものは身体に合わなくなってきている。
しかし良くしたもので、その人達が結婚して親となった場合は、息子さん(あるいは娘さん)世代がそろそろ着用出来るくらいの身長になってきているのだ。
かくして、流行に左右されず、長年の使用に耐えられるだけのクオリティの衣服は次世代に引き継がれる。
昔当店で販売したジャケットを購入者の息子さんが着て来店されることもあり、実に感慨深い。
イコライザー
デンゼル・ワシントンの映画を劇場で観たのは『アメリカン・ギャングスター』以来。
もう60歳を過ぎているのに、タフガイを演じても違和感が無い。抑制的な表情の中に、ゾクッとするような凄みを感じさせてくれる。アクション映画としては長時間の作品だが、人物描写が巧みでテンポが良いため退屈しない。
物語りは、ホームセンターに勤める地味な初老の黒人男性が、たまたま深夜のダイナーで知り合ったロシア人少女を売春組織から救う。そのため背後に控えるロシアマフィアに命を狙われるが、彼は元CIAの暗殺要員で、身近にあるものを武器に変え、相手を秒殺できるテクニックを持っている。イコライザー(等しくするもの)による、社会の不条理を正す戦闘が開始される。
現実離れした強さや、暴力シーンの連続は評価が分かれるところかもしれない。
主人公が冒頭に少女と出会うシーンでの「老人と海」についての対話は、CIAの中で自分に一定のルールを課し、ストイックに生きてきた人生を重ねて語っている。後悔を滲ませつつ、(漁師は漁師として)戦うべき相手と戦ってきた自分について語っているのだ。このくだりが丹念に描かれることで映画にふくらみを持たせている。
刺青だらけの元KGBのマフィアが、悪魔そのものに描かれている点は宗教的な意味合いも含まれていると思われる。
少女とのからみで『タクシードライバー』や、『狼よさらば』を思い出す人もいるかもしれない。
映画のリーフレットでは『必殺仕事人』みたいに書かれていたが、いろいろと解釈の余地もある、単純なアクション映画を越えた作品であった。
スタッズベルト製作
先週、店頭でご注文いただいたスタッズベルト。
タン色をベースに、フローラルとフジツボを交互に打ち込む連続柄で製作。
ジーンズリフォーム/シュガーケーン ロンスタージーンズ カウボーイズ 
同じ製品を以前にもお買い上げいただいたお客様の御要望で、リメイクして納品します。
1930年代のカウボーイズを模したこの製品は、背中心のベルトループ位置に重なるようにバックストラップ(尾錠)が取り付けられています。ベルトループが付いていても、尾錠が邪魔をして事実上ベルトが使えないデザインになっています。サスペンダー用のボタンも付いていません。
股上が深く、ベルト無しでは収まりが悪いため、ベルトを装着出来るように尾錠位置を下にずらす作業をおこないます。

画像1/ビフォー。

画像2/移動して縫い付け。銅リベットも打ち替え。

画像3/アフター。
スコードロンパッチ完成
ペイントが完全に乾いたら、外回りを円形にカットします。
仕上げに染料を加えた上塗り液で、ウェザリング(汚し)して経年変化を表現。
カタログ落ち
カタログからは姿を消したバズリクソンズのM43019とM43023(画像はノンウォッシュ)。
ミリタリーチノと並ぶM品番のロングセラーで、その完成度の高さでデニムブームを牽引したジーンズです。カタログ落ちしてはいますが、バイオーダーとして、受注数が一定を満たした段階で製作しております。
定番ラインのように即納というわけにはいきませんが、ご入用の方には確実にお届け出来ますので、店頭にてお問い合わせください。

価格/22000円(税別)
スコードロンパッチ鋭意製作中
絵柄部分の色付け。
いただいた画像で判別出来ない所は想像力でカバーします。
ビビットな色合いは、最終的にはウェザリング(汚し)して変化をつけます。
スコードロンパッチ鋭意製作中
下地が乾いたら、背景になる濃茶をベタ塗り。
円形のアウトラインを描き、それに沿って黄色の縁取りを入れます。
今回は背景を仕上げておいてから絵柄の下描きに入ります。
下拵え
キャンバス地をベースにしたスコードロンパッチをあらたに製作します。
今回も大戦中の実物パッチの資料をいただいており、ローカルメイド特有のくずれた線と、経年劣化を出来るだけ再現するつもりで作業をおこないます。
まずは下地となる塗料をヘラで塗り付け。