本日の修理品/リーバイス ビンテージ70505 2025年03月05日 身頃から取り外した衿の破れを補修し、上下を逆にして取り付ける作業。 画像1/上衿の衿腰をタタキで補修。 画像2/上下を逆にして取り付け線を地縫い。 画像3/押さえのコバステッチ。 画像4/取り付け完了。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ70505 2025年03月03日 衿腰は完全に裂けているので、見頃から一旦取り外し、破れをタタキで補修して上下を逆にして取り付けます。 画像1/見頃から衿を分離。 画像2、3、4/衿腰部分は生地が幅1,5センチほど無くなっているので、別生地で裏打ちします。
レザーオーバーオールリメイク 2025年03月02日 長丁場の70505の修理と並行して、レザーオーバーオールのリメイクの段取り。 ずいぶん昔、同じお客様から全く同じオファーを受けてリメイクしたことがあります。その時のオーバーオールは使い潰してしまったとのことで、同じKADOYAの製品をお持ちになり、お客様の体形に合わせてワタリを細くシェイプします。 以前リメイクした時の資料は昔過ぎて残っていませんが、今回はその後に導入した八方ミシンを使って作業を進めます。 モノが大きすぎて重いため、補助を頼む必要が出てきそうです。 画像1/革厚が2ミリくらいあるKADOYAのオーバーオール。KADOYAはライダーウェアに特化したメーカーで、このお客様も大排気量のバイク乗り。 画像2/アウトサイドは二本針巻き伏せ縫製で手を入れずらいので、割り縫いになっているインシーム側を削っていきます。膝下まで裏地が付いているので、これも一旦外す必要があります。
ミシン糸購入 2025年02月28日 形状が似ているため、「チーズ巻き」と呼ばれる業務用のミシン糸。 入荷したのは裾上げ用の黄色系と、修理用のブルー系。 これらは一巻5000メーターが基本の単位になります(ちなみに手芸屋さんでよく売られているポリエステルスパン糸は一巻200メーター)。 この手の糸は、問屋筋でも現物は扱っておらず、大阪船場の繊維商社に発注して取り寄せています。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ70505 2025年02月28日 ここ数年で価格高騰した70505ビッグE。 お預かりしたモノは全体に傷みが進んでおり、これを何とか実用レベルにリペアします。 身頃を裏返すと環縫い(チェーンステッチ)が30箇所以上糸切れしており、解れていないところも含め、全周をタタキで補強していきます。
ジーンズ裾上げ 2025年02月27日 セレクトショップさんからの依頼品。 上糸側は金茶色で、下糸側は黄色。 オリジナル同様にチェーンステッチで裾上げ。 製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550) *製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。 *裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。 *煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。 *当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
アーミーキャップ ペイント完成 2025年02月27日 バズリクソンズのアーミーキャップにPW(PRISONER OF WAR)戦争捕虜のロゴ入れ。 以前製作したものと全く同じになってしまってもつまらないので、少し書体を変えてみました。
ネームプレート制作 2025年02月26日 通販でネームのみご注文いただいた分を製作。 今回は文字数が多いのでできるだけ字間を詰めて打ち込んでおります。 外回りには縫い付けの時の目安になるネン押し。 乾燥するのを待って郵便発送(110円)します。 A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。 価格/3300円(税別)
アーミーキャップ ペイント開始 2025年02月26日 ご購入いただいたバズリクソンズのアーミーデニムキャップにPW(PRISONER OF WAR)のペイント。 以前も同様のペイントを行いましたが、縫い上げられたキャップは平面が出ないので、作業性が悪いです。 画像1/治具に固定し、出来るだけ平面になるようにプレス。 画像2/下描き。 画像3、4/ステンシルを作って顔料を吹き付ける方法もありますが、刷毛で施工。
テーパーベルト完成 2025年02月25日 銀無垢にイエローゴールドとルビーの装飾が施されたサンセットトレイルズのバックルセットを、ファニーのサイズ違いのベルトに装着する作業。 細部の収まりを微調整し、完成です。
テーパーベルト鋭意制作中 2025年02月24日 引き続き、サンセットトレイルズの3ピースバックルを、ファニーのサイズ違いのベルトに取り付ける作業。 画像1/サルカン(キーパー)のセット部分は、幅をカットした上で革包丁で漉き入れ。漉いた革面は糊で再仕上。 画像2/チップが収まるように幅と厚みを修整した剣先。 画像3/チップの固定ピンの下穴開け。 画像4/3ピースを取り付け。
テーパーベルト鋭意制作中 2025年02月23日 サンセットトレイルズの3ピースバックルを、ファニーのテーパードベルトを加工して取り付ける作業の続き。 1インチ用のベルトに、18ミリ(3/4インチ)用の3ピースを取り付けるという難儀な試み。 画像1/バックルとサルカン(キーパー)の収まり部分と剣先を、18ミリ(3/4インチ)に合わせカット。 画像2/カットした縁を面取り。 画像3/剣先の革の厚みを、チップが収まるように漉き込み。 画像4/剣先の形状をチップに合わせてサンダーで削る作業。
本日の修理品/リー ライダースジャケット 2025年02月22日 デニムジャケットの修理では、最も多いのがカフスが擦り切れて破れてしまうケースです。 修理の仕方も様々ですが、今回はカフスを取り外さずに、比較的安価な修理法での対応です。 画像1/ビフォー。 画像2/破れ目から補強テープを差し込み。 画像3/地色に近いカタン糸でタタキ。 画像4/アフター。 デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。 *料金について 修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。 *納期について 可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。 *リペアをお受け出来ないケース 洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
ブーツの幅出し 2025年02月22日 持ち込みでご依頼いただいたレッドウイング866のペコスブーツ。 古い製品ですが、ほぼデッドストック状態。 年代に拘ってお買いになったようですが、ワイズがDで、厚い靴下では甲が引っ掛かって足が入らない状態。 2日ほどお預かりし、シャフトの足入れ部分をギリギリまで伸ばしました。 画像1/ビフォー。 画像4/アフター。 *シャフト拡幅工賃 片側/990円 左右/1650円 *甲革拡幅工賃 片側/990円 左右/1650円
テーパーベルト鋭意制作中 2025年02月20日 サンセットトレイルズの3ピースバックルを、ファニーのテーパードベルトを加工して取り付ける作業。 3ピースバックルは18ミリ(3/4インチ)用のため、革帯の収まり部分(1インチ)3箇所の幅を細くし、厚みも漉き込む必要があります。 画像1/バックルとサルカン(キーパー)の収まり部分。 画像2/チップと革帯の剣先。 画像3、4/革包丁で幅を6ミリ程カット。