店長日記

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G-1カスタム進行中
週明けも引き続きぺインターとして仕事を…。
左胸に海軍のウイングマークを入れるので、まずは下描き。
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明日は休業だが、酷暑の中、大阪で開催される東洋エンタープライズの展示会に出向く予定。
本日の修理品/レッドウイング8179(外部委託)
一大ブームを巻き起こした頃の8179アイリッシュセッター。
ヒールの摩耗が進みすぎていて、クレープソールとその上のミッドソールも擦り切れ、ウエルト(細革)もダメになっています。
ミドリ安全靴が正規輸入元だった当時、これと同じようにウエルトまで傷んでいる状態のものを修理に出したら、あっさり「修理不能」で返送されてきたことがありました。
今は技術を持った修理業者が増え、社外パーツも色々流通しているので、かなりのところまで対応が可能です。
いつも丁寧な仕事をしてくださる北陸の職人さんへ依頼。
G-1カスタム進行中
ジョリーロジャースの海賊旗のペイント完了。
レザーパッチの縫い付けとはまた違った趣があります。
次は左胸にウイングマークをペイント予定。
G-1カスタム進行中
ジョリーロジャースの海賊旗を右胸に直接ペイントしています。
先月バックペイントを入れたAN-J-3Aと同様、表面にシボのある山羊革なので、それを生かしてざらりとしたタッチで仕上げる予定。
磨き上げ
丸洗い後、日陰で風に当て、すっかり乾燥した自前のブーツたち。
サドルソープで古い油分を落としたので、あらためて加脂をおこないます。黒や濃茶のものは若干色が抜けて白っぽくなってしまうので、色付きの乳化性のクリームを使用。ウエスで全体に薄く塗り伸ばします(厚塗りは革のピンホールを塞いでしまうので×)
仕上げに便利なコロニルの艶出しモービルでさらっと一拭き。
パッチ縫い付け/CWU-45P
以前各部にパッチの縫い付けを行ったCWUに追加縫い付け。
右腕のかなり下、肘に近い部分に二枚のパッチを重ねるように縫い付け。
本日の修理品/ビーズネックレス
関東のお客様からの依頼品。
左右の留め金が破損してなくなっている状態のネックレス。
先端にスターリングシルバーの丸環とクラスプ(ナスカン)を取り付け、使用可能な状態にしました。
G-1カスタム進行中
今回はバズリクソンズのG-1がベース。
左右の胸と左腕に、直接ペイントを行います。
まずは右胸にジョリーロジャースの海賊旗をペイント。
サドルソープで丸洗い
カラリと晴れ上がってやや風のある洗濯日和。
このところ使用頻度の高かったブーツ類をまとめて水洗い。
過去に何回か日記欄でご紹介しておりますが、手順通り行えば皮革製品も水洗い可能です。表面だけではなく内部の汚れも一掃され、洗濯後にあらためて加脂することで良いコンディションを保つことができます。
一缶で相当の足数洗えるサドルソープも販売中(税別900円)。
ジーンズリメイク/フェローズ421
フェローズの耳付きストレート421。
ワタリから裾にかけて細く絞って、長さもくるぶし丈にカットしてほしいということでお預かりしていました。
その際に絞りはインシーム側だけで行い、耳側(アウトシーム)には手を付けないようにとのご要望。
工程としてインシームは、
地縫い→前後の縫い代を重ねてロックミシン→前側に片倒しされてコバステッチ
になっていますので、一旦この部分を解体し、股下を起点として再縫製ということになります。

画像1/ビフォー。

画像2、3/アフター。
初夏の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
昨日の休業日、ちょうど雨上がりのタイミングで、お客様の車で三ケ根山を訪れた。
2012年以来何度も訪れているが、この梅雨の前の時期は初めてであった。
急カーブ連続のスカイライン沿いの樹木は生い茂り、枝先が車に当たりそうな所もある。
あと半月ほどすると、道路沿いに植えられた紫陽花が見頃になる。

注)殉国七士廟には戦勝国の報復裁判でA級戦犯とされた東条大将以下七人の戦争指導者のご遺骨が眠っている。これは埋葬を許可しなかった米軍から有志が奪還し、紆余曲折を経てここに安置される事になった。この七人のA級戦犯とされた方々は靖国神社に合祀されているが、それについて特定の国が不当に干渉してくるのは周知のとおり。
本日のニュースより
舛添都知事の説明「納得できない」9割

東京都の舛添知事が家族で宿泊したホテル代を「会議費」として自らの政治資金から支出していたことをめぐり、舛添氏が先週行った釈明におよそ9割の人が「納得できない」と考えていることがJNNの世論調査で分かりました。
(以上引用)

昔から大嫌いな政治家が火だるまになっているのを見て、「ちょっと気の毒だな~」と思ったり
…しません。
特捜はさっさと仕事して、重大犯罪として立件するように。
都知事選に立候補した田母神閣下は、税金を毟ったわけでもないのに逮捕され今だ拘留されているぐらいなのだから、こいつがお咎めなしで逃げ切るようなことが許される訳がない。
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ところで明日は荒れ模様の天気だが、お客さんと車で三ヶ根山を訪れ、殉国七士廟や比島観音周辺にお参りの予定。
A-2カスタム完成
パッチの取り付けからバックペイントまで一連の作業が完了し、CBI仕様のA-2が完成です。
バックペイント鋭意製作中
キャラクターの下に面相筆で文字入れ。
フライングタイガース部隊は中華民国(現台湾)軍指揮下に参集した義勇隊(その実アメリカ軍)で、ブラッドチットにも出自が同様に漢字で描かれている。
バックペイント鋭意製作中
A-2のバックペイントはディテールの描き込みに入っております。
今回は漫画的なキャラなので、ピンナップのおねーちゃんのような細かな表現は不要ですが、鉄は鉄らしく、ガラスはガラスらしく見えるように描き分けしております。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
こちらは所謂66と呼ばれるビンテージ501の修理品。
重衣料に使う厚手の芯地で裏張りした後、ミシンで穴の周囲をタタいていきます。

画像1/ビフォー。

画像2/折れ皺部分に小さな穴あき。しかし生地が薄くなっており、範囲を広げて裏張りしないとすぐに穴が拡がります。

画像3/作業は一旦脇を割って行います。

画像4/地の目に沿って30ほどタタキで補強。

画像5/アフター。
ベルトサイズ詰め
持ち込みでお預かりになっていたベルトのサイズ修正。
当初、穴を奥に開け足してほしいということでお持ちになりましたが、あまりにも長すぎて剣先が脇に回り込んでしまうほどなので、バックル側で詰めて元々の穴で収まるように仕上げます。
サイズを見ずにお買いになったようですが、基本的にサイズ修正出来ない定尺のベルトを、確認もせずに販売する店もアホじゃないかと思います。

画像1/ビフォー。バックル(DEASEL)はミシンで叩き付けられ、サイズ調整不可。

画像2/革帯をバックル側で裁断。

画像2/曲げ代を革漉きで半分程度に漉き、バックルの収まるホールを開ける。このときコバの飾りステッチが切れてしまうので、解れ止めする。

画像3/リベットでバックルを固定し、作業完了。
本日のニュースより
オバマ氏広島訪問、謝罪でないと強調

米政府現職米大統領で初となるバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の広島訪問について、ホワイトハウス(White House)は、1945年の原爆投下への謝罪を意味するものにはならないと強調している。
(以上引用)

ともあれ一歩進んだということで、これも安倍外交の勝利の一つとしてカウントしてもいいのでは…。
シナや朝鮮が捏造した戦争犯罪とは違い、原爆投下はれっきとした民間人の虐殺だが、日本人は謝罪や賠償を求めたりしない。
けれども、これが明確に戦争犯罪だということは世界に発信し続けて世論形成する必要がある。
バックペイント鋭意製作中
A-2のバックペイントは文字を描き終え、キャラクターのペイントに入っています。
なんとか今週中に目途をつけたいところ。