店長日記

6506

パッチ縫い付け/A−2
東京から当地に出張中のお客様からの依頼品。
バズリクソンズが2001年~2002年に制作したペリー・スポーツウェア社のA-2。
厚めのブロンコハイドで、あえて堅牢とは言えないカゼイン仕上げが施されています。
品番の頭がMからBRに変更になった最初のモデル。
栄養補給
ストレッチャーで親指の付け根に当たる部分を拡げたラッセルモカシン。
革表面が枯れ気味なので、ついでにクリームで栄養補給しておきました。
使用したのは瓶入りのMELTONIANの乳化性クリームで、茶系の色味の近いもの。薄く伸ばして塗り、しばらく放置して養分を浸透させた後、磨き上げ。
ところで、このチャッカブーツは比較的縫製がきれいですが、ラッセルモカシンのつくりの粗さは有名です。
私が所有しているブルハイドのハイカットは、とても本職が縫ったとは思えないようなステッチのはみ出しが数か所あり、爪先の形状も左右で若干違っています。
鳩山元首相がAIIB顧問=中国、日米切り崩し狙う

鳩山由紀夫元首相が、中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)の顧問となる「国際諮問委員会」の委員に就任することが、25日分かった。
金立群総裁が確認した。日本は米国とともにAIIB参加を見送っており、中国側には、日本の首相経験者を迎え入れることで、日米を切り崩す狙いがありそうだ。
同委は今秋、初会合を開く。金総裁や副総裁に対し、幅広い分野にわたって第三者の立場で助言する役割を担う。非加盟国を含め、元首や首相の経験者10人程度で構成する見通しで、金総裁が中心となって鳩山氏以外の人選を進めている。
(以上引用)

喪に服するでもなく、今日も元気に反日活動に勤しむバカ。
ブーツの幅出し
ラッセルモカシンのチャッカブーツ。
MOCCASINの名のとおり、足を包み込むように縫製したソフトな履き心地が特徴のメーカーです。
伸縮性もあって足に優しいブーツですが、右足の親指の付け根が当たって痛いということなので、ピンポイントで拡幅します。伸ばしたい部分のダボ穴にチップをはめ込んだストレッチャーをセットし、ハンドルを回して幅を広げていきます。
作業は革を傷めないように柔軟剤を併用して行います。
パッチ縫い付け/モーターサイクルベスト
知立市のお客様からの依頼品。
総裏仕立ての無地のレザーベストに、バイクチームのカラーを7枚縫い付け。
ヨークの切り替え部分は革が何重にもなるので、目飛びしないよう慎重に作業を行います。
本日の修理品/ランチョ ウエスタンブーツ(外部委託)
擦り切れたソールとヒールが修理され、返送されてきたRanchoのウエスタンブーツ。
レザーソールは半革(前半分の接地面のみ新しい革をウエルトに縫い付け)で、ヒールラバーは新品交換。
多数のウエスタンブーツを手掛けたキャリアの長い職人さんの見事な仕事ぶり。磨き上げられた底革やコバ、ヒールの積み革の仕上げは実に美しい。
昨今は、そんなに需要があるのかと思うほど靴の修理業者が増えたが、とくに資格も必要無い業界ゆえ、短期講習を受けただけの即席職人も多くて注意が必要。
今回は初期見積もり通りで、総額で13000円(税別)。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。

画像3/ビフォー。

画像4/アフター。
昨日夕刻、東洋エンタープライズで当店を担当する野崎さん来店。
期中商品のフォローをお願いするとともに、秋冬商材の一部を追加オーダーした。
閉店後、二人で青山駅前のとりとり亭さんへ向かい、ビールジョッキを片手に業界情報の交換。
痛飲。
ーーーーーーーー
一応、ユーザーのみなさんにもわかりやすく説明すると、東洋エンタープライズは東京に本社を置く日本企業で、ワークウエアのシュガーケーン、ミリタリーのバズリクソンズ、須賀ジャンのテーラー東洋、ハワイアンのサンサーフ、ワークブーツのロンウルフ等々、ビンテージウエアのリプロダクションを中心に展開するアパレルメーカーということになります。アイテムごとにブランドネームを使い分けてはいますが、これらのブランドは一つのメーカーによる企画生産品です。当店とは1992年から取引関係がありますが、その間方向性がブレることもなく、一貫して同じスタンスでモノづくりしているリッパなメーカーです。
いただきもの
お客様が同じCDを二枚購入し、一枚をプレゼントしてくれた。
クリス・ステープルトンという人を全く知らなかったが、このデビューアルバムは昨年カントリー部門でグラミーを受賞したらしい。
ソロになる前にかなりのキャリアがあり、名だたるミュージシャンに楽曲を提供していたとか。
カントリー/ブルーグラスの王道といったスタイルで、ハスキーな声でじっくりと聴かせてくれる。
鳩山邦夫元総務相が死去 67歳

総務相や法相などを歴任した自民党の鳩山邦夫(はとやま・くにお)衆院議員=福岡6区=が都内の病院で死去していたことが22日、分かった。67歳だった。東京都出身。近親者のみで密葬を行う。喪主は妻、エミリーさん。後日、お別れの会を執り行う予定。
(以上引用)

あら、ずいぶんと短命じゃないの。
おいしいものを食べすぎたせいでしょうか。
この人じゃなくて、兄の「由紀夫」が死ねばよかったのに!
と、思うのは私だけでしょうか。
本日の修理品/シュガーケーン ストレートジーンズ
ずいぶん昔の、フロントがタロンのファスナー開きのストレート。
継続生産されなかったモデルで、カタログにも掲載されていませんでした。
上前立ての、見返しを固定している二本針のステッチが解れ、ファスナーを留めた状態でも前がパックリ開いているように見えます。
このステッチが二本とも切れると、ボタン開きでも同じ状態になります。

画像1/ビフォー。

画像2/内側から見た状態。

画像3/糸切れしたところをタタいて見返しを付け直し。
パッチ縫い付け/L-2B
タイガーカモを表地に使ったバズリクソンズのL-2B。
左腕にはトリム付きの刺繍パッチ、右胸には米軍放出品の実物パッチ。
この胸パッチはサブデュードと呼ばれ、視認性の低いオリーブカラーが基本で、実戦配備用のものとされています。
錆加減
カーショーなんかでは「カスタムペイントの作品」として錆塗装された車両が出品されているが、最近たまに街中で走行車両を見かけるようになった。
ショートトラックや、旧車セダンがベースになっていたりする。
でもなんだか力が入りすぎていて、車体の半分くらいが錆で覆われていたり、色が強過ぎたりして、ちょっと過剰じゃないかと思うことがある。まぁ、趣味の問題だし、オーナーの意向でそうしたのかもしれないが、こういうのはできるだけ抑制気味に、寸止めくらいの力の入れようがちょうどいいんじゃないかと個人的には思っている。
そういうつもりで全体のバランスに注意しつつ、樹脂パーツで手を付けていなかった吸気カバーを取り外して塗装してみた。
一昨日、東洋エンタープライズで当店を担当する野崎さんより電話があり、来週水曜日(22日)に来店したいということだった。
とくに商談があるというわけではないが、愛知県内の各販売店をルート営業して、最後に来店したいとのこと。いつもはそのまま東京に戻るが、今回は当地で一泊し、翌日長野県に向かうらしい。どこかビジネスホテルはないかと言うもんだから、当店からほど近いところに大きなビジネスホテルがあったのを思い出し、代わりに予約してあげた。
直接フロントに出向いて予約したのだが、なかなか素敵なホテルだった。
セントレアで来日した支那人が大挙して押し寄せているようで、広いロビーに中国語の怒号が飛び交っている。
野崎さんにはここで一日の疲れを癒してもらい、引き続き営業活動に励んでもらおう。
JA11フロア&サイドパネル塗装
縞柄アルミ板で荷台部分を覆う作業も大詰め。
所々現物合わせで切ったり削ったりして取り付けたパネルは、一旦取り外してウレタン塗装した。気温が高いので塗面の硬化速度も速い。
二度塗りした上で、再度組み付けて一連の作業完了。
本日の修理品/ランチョ ウエスタンブーツ(外部委託)
メキシコのブーツメーカー・Ranchoの製品。
地味ながら、本格的なつくりのウエスタンブーツです。
本革製のアウトソールが擦り切れて穴が開き、ウエルトのステッチが切れて口を開けている状態。ヒールも底のラバーが無くなって、積み革のスタックが少し削れてしまっています。
本来ならオールソールといきたいところですが、ご予算もあり、半革(前半分の接地面のみ新しい革をウエルトに縫い付け)仕様で依頼しました。ヒールラバーはもちろん新品交換です。

*シューズの修理につきましては、当店で販売した商品以外は一切お受けしておりません。
舛添氏が辞職願=21日付、政治資金流用で引責―都議会の不信任前に

東京都の舛添要一知事は15日午前、政治資金流用をはじめとする公私混同問題の責任を取り、辞職する意向を固めた。
同日午前に都議会の川井重勇議長に、21日付の辞職願を提出した。
午後の都議会本会議で自民、公明、共産、民進各党など、全会派が共同提出した不信任決議案が可決される見通しだったが、都政の混乱を避けるため、その前に自ら身を引いた形だ。関係者によると、不信任案は取り下げる。
(以上引用)

公明党創価学会からも見限られ、どうしようもなくなって渋々決断した模様。
しかし恥ずかしすぎる過去の行状を晒され、いくら批判されても恬として恥じないドあつかましさは、とても日本民族のメンタリティとは思えない(朝鮮民族リスペクト?)。
思想も言動も顔付きも髪型も、すべてが帝都の首長にふさわしくない舛添が辞任して、みなさんまずは一安心。
ところで、セコい公金流用の一方で、外患誘致罪に匹敵することをやらかしているらしいが、その辺も早く表沙汰になればいいのに…。
JA11フロア&サイドパネル修正
縞柄アルミ板をピッタリ沿わせるため、現物合わせで切ったり削ったりしながらサイズ修正してみた。
フロアパネルは、前側を5センチほどカットして、前席と後席の間を仕切るレールにぎりぎりかからないようにした。最初は手ノコでゴリゴリ切っていたが、思いの外大変で、途中で嫌になってジグソーに切り替えた。切断面が多少荒れるが、後でサンダーで修正することに…。
サイドパネルは、アールのラインが若干合わないので、ワイヤーカッターで少しずつ切り取って修正。形が整ったら、小穴をあけてビスで固定できるようにする。
この後再度取り外し、ボディと同色に塗装する予定。
しかし梅雨の合間だというのに、真夏のような暑さ。
パッチ縫い付け/CWU-36P
夏季用フライトジャケットのCWU-36P。
CWU-45Pとほとんど同じデザインですが、インナーが薄くなっています。
丁度MA-1とL-2Bのような使い分けがなされています。
今回は無地のジャケット、パッチ類ともに関東のお客様からの持ち込みです。
拾壱式
今日は少し早起きしたので、先週買いこんだJA11のフロアパネルとサイドパネルのサイズのすり合わせでもしようかと思ったが、いろいろ道具を引っ張り出す手間を考えて思い直した。
中途半端なところで営業開始時間に突入する可能性もあったからだ。
そこで気分の趣くまま、筆一本で出来る軽作業に切り替えた。
昨年リアゲートに最大積載量の表示を丸筆でペイントしたが、同じ手法でボディサイドに型式を描いてみた。旧字で拾壱式か拾壱型、または拾壱號でもよかったんだが、結局「拾壱式」とした。
若干の刷毛跡が、カッティングシートでは出せない味わいだと思うのだが、いかがだろうか。