化繊の伸縮素材とデニムの切り替えになったライディング用パンツの丈詰め。
仕上がりで3センチ短くなるように仕上げ直しします。
巻き代を確保するために元のステッチを解いた上での作業となります。
メッシュの裏地も付いており、三つ巻きすると生地の切り替え部分は相当な厚みになります。
化繊の伸びもあるので、非常に扱いにくい製品です。

画像1／裾の切り替えはマフラー焼け対策？。

画像2／ビフォー。広幅で三つ巻きされているが、ステッチ幅も不揃い。

画像3／糸切りでステッチを解いていく。

画像4／アフター。

レーヨン製ハワイアンシャツの洗濯については以前も何度かご説明しておりますが、手洗い、またはネットを使用するなどして家庭用洗濯機でも対応出来ます。
基本的に製品（脇の内側）に付いている洗濯表示には、水洗い不可、ドライクリーニング（石油系）とあります。つまりメーカーの指示としては、クリーニング店に出して石油系の溶剤で洗ってくださいということです。それはデリケートな素材を水洗い可にしてしまうと、無造作に洗濯機に放り込む人も出てきますし、結果として大きな縮みやボタンの破損、衿外回りのパンクなどがありえるからです。メーカーとしては製品トラブルのもとになる家庭洗濯はできるだけ避けてもらいたいということがあるのです。
では現実に水洗い出来ないかといえば、そんなことはありません。むしろ汗や塩分など、水溶性の汚れは石油では落とせないので、夏の衣服は水洗いの方が望ましいとも言えます（脂汚れには石油系の方が有効です）。クリーニング店でも、あえて水洗いを指示すればやってくれる所もありますが、それなりに工賃もかかるので、自宅で行うほうが経済的です。
家庭用洗濯機の通常の工程でも汚れは落とせますが、よりしっかり落とす時はぬるま湯で予洗いをおこないます。
以下参照。

画像1／予洗いで用意するのは少量の酸素系漂白剤（塩素系は不可！）。ぬるま湯に酸素系漂白剤をひと掬い入れて溶かした中にシャツを一時間程付け置き。これでスッキリ黄ばみが落とせます。この後、小さめの洗濯ネットに入れて洗濯機で本洗い。

画像2／乾燥器の使用は不可。自然干しで乾燥させます。丸洗いするとシワは残りますが、気にならなければそのまま着用すればいいですし、衿先と前立てに軽くプレスすれば形が整います。テカリが出ないよう当て布が必要。

近くの百均で水性ペンキを買ってきて、素地のままのリンゴ箱を塗装してみた。
この百均には、ほんの一瞬だけカゼイン塗料のコーナーが出来、ひそかに喜んでいたのだが、すぐに無くなってしまった。そのあとのスペースには、ごく普通の水性ペンキが置かれている。それでも80mlで100円なら高くはないので、試しに買ってみた。ほぼ基本色しか置いていないが、混色すればどんな色でも作ることは可能。ブルーとブラウンを一本ずつ使い、オリーブを作る。今回も使い捨てのローラー刷毛を使用。
ちなみに、国防色と言われるオリーブドラブは、黒と黄色を等量混ぜて作られている。

中国要人専用機が平壌出発　正恩氏らシンガポール訪問か

習近平国家主席など中国要人が専用機として利用する中国国際航空（エアチャイナ）の旅客機が10日午前、平壌を出発した。北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）は同日に朝米（米朝）首脳会談のため、シンガポールに向かうとされており、金委員長一行が搭乗している可能性がある。
（以上引用）

これが上手く墜落してくれれば、諸問題が一気に片付くのに…。
どっかの国の工作機関が頑張ってくれないかな(#^^#)

廃棄されるのを貰ってきたリンゴ箱。
傷んでいるところを補修し、いくつかはペイントも加え、店内の各所に配置してみた。

厚みのあるゴム素材に合わせて機械をセッティング。
針を細いものに変え、上下の糸のテンションは若干緩めにし、裏側のジャージは送り歯が上手くかからないため、裏当てをする。
当店にとってはイレギュラーな素材なので、実際の縫製作業より、段取りの方に時間がかかってしまう。

画像1／ミシンを手送りでゆっくり縫製。上糸は黒、下糸は赤を使用。

画像2／縫い上げた後で裏当てを取り外し。

画像3／作業完了。

こういうのは初めてのケース。
ダイビング用のウェットスーツで、表面がゴム、内部がジャージになっており、厚さが4ミリほど。
背中心に屋号を刺繍したパッチを縫い付けてほしいとのこと。
硬質のゴムだったら縫ったことはあるが、こんなブヨブヨした素材は扱ったことが無い。
当店のミシンを調整して対応できるかどうか微妙なところ。
とりあえず、ミシンの送り歯できちんと素材を捉えることが出来るかどうか試すことに…。

定番のSC41947。
ボタンホールの芯糸が切れてユルユル状態。
ここもタタキで補修すれば、きちんと留められるようになります。

火曜日に引き取ってきたリンゴ箱は、緩んだ釘を打ち直し、バリを取り除いた。
そのままでも使えるが、丁度余った水性ペンキがあったので、2つを塗装してみることに…。表面積が大きいので、ローラー刷毛を使用。
あまりベッタリと塗らずに、素地を残しながら仕上げ。

すっきり細身のスリムフィットSC42014。
右膝が大きく裂けているのを、いつもの手順でリペア。

先週市内にある某スーパーに立ち寄った時、そこに長年勤める友人に久しぶりに会った。
ちょっと世間話をしていたのだが、近くに積まれた素地の木箱に目が行き、これどうするの？と訊いたら廃棄すると言う。
リンゴの運搬に使った木箱で、薄板だがしっかりしたつくり。
「捨てるんだったら、俺にくれ！」と言って交渉成立。
昨日、引き取りに行った。
立てても横にしても使え、商品棚にもなるし、シェルフとしてカウンターの奥でも使える。中に鉢を入れて草花のコンテナにもなる。
とりあえず緩んだ釘を打ち直し、構想中。

昨年3月に、擦り切れた上衿と下衿をひっくり返して取り付たセカンドジャケット。
今回は左右のカフスの修理。
破れたところから短冊状にした芯材を差し込み、タタキでがっちり補強します。
このジャケットは、パンツのSC41947と共布で、さすがの色落ち具合。

画像2／擦り切れて口が開いた左右カフス。

画像3／ダンガリーの生地を二つ折りにして芯地に…。

画像4／アフター。

普段あんまり観ることのない日本映画。
予算のかけ方や、俳優の力量も欧米のものと比べるとどうしても見劣りしてしまう。
しかし本作は、なかなか完成度の高いミステリー作品だった。出演俳優の不祥事で、劇場公開もままならなかったのは残念。
内容はタイトルそのもので、人間の持つ愚かで暗い面にひたすら焦点を当てる。登場人物は特別な人間ではなく、何処にでもいる誰かである。
レンタルDVDで観たのだが、ボソボソと語るシーンが多くて聞き取り辛かったので、途中で字幕再生にした。
満島ひかりは、こういう狂気をはらんだような役柄にはぴったり。
観終わった後には、どんよりした余韻が残る。

店頭では口頭でご案内しておりますが、長年価格据え置きだった定番商品のジーンズ、チノパンツ等がこの夏より値上げとなります。

シュガーケーン　スタンダードジーンズ／12800円→14800円　
バズリクソンズ　チノパンツ／9800円→11800円　
その他デニムジャケット等コットン製品中心に1割～2割程度

原材料の値上がりに、現状価格の維持が困難になったための見直しです。
何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。

昨日の大雨で、すっかり入梅したものだと思い込んでいたが、そうじゃなかったよう。
今日はカラリと晴れ上がって雲一つなし。

先週ファニー本社に立ち寄った折に、3階のホールセール場で見つけたパッケージ入りのバンダナ。
超大判で、35インチ（約90センチ）角。ちなみに通常のサイズ（画像1右上）だと、約55センチ角。
パッケージには、そのままテーブルクロスや壁飾りとして、またこれを使ってバッグや枕カバー、チェアクッションなんかも出来ますよと書かれている。今まで大判のバンダナというと68センチ角のものは扱ってきたが、この大きさは初めて。アイデア次第でいろいろご利用いただけます。
今は希少となったMade in USAのバンダナ。

価格／1200円

ショップ入り口の枕木階段をメンテナンスするため、昨日常滑市のカインズホームで金物類を買い込んできた。
店舗規模が大きいだけあって、大体のものは揃っている（高いけどね…）。
名鉄の路線で実際に使われていたこの枕木は、この店舗を建設した22年前に、富貴駅からもらってきたもの。償却が終わって廃棄するために積まれていたものを、名鉄の施設本部に頼んで譲ってもらった。
入れ替えのために処分される中古品だったとはいえ、防腐処理された栗の木は本当に丈夫。

出来上がったトリムを刺繍パッチに縫い付け。
少し磨きをかけてやると、凹凸がクッキリして良い感じ。

価格／2500円（税別）

刺繍パッチのトリミングに、銀面の荒れた革を使ったものが好評だったので、追加製作。