店長日記

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ヒーターホース交換完了
昨日、武豊町の車屋さんから、ジムニーのヒーターホースの交換が完了した旨連絡があったので、今朝引き取りに行った。
ヒーターホース2本と、バルブも交換して14000円弱。部品代は4000円ほどだから、あとは工賃ということになる。アワーレートでいくとこんなもんなんでしょう。
工賃といえば、以前当店にデニムの裾上げを持ってきていたサ〇リフォームの社長は、「縫製工賃は江戸時代から安い!」とボヤくのが口癖だった。それは一理あって、奥方の手内職から始まっているので、技術職として十分評価されていない面がある。
紳士服から婦人服まで、リペア全般を手掛けるサ〇リフォームさんは、以前当店の近くにも出店があったので、(下請けの形で)こちらでも作業を請け負っていた。
しばらくお会いしていないが、社長はお元気だろうか…。
ファニー今昔
資料として残している、25~30年くらい前のファニーの総合カタログ。
日本のウエスタンカルチャーを牽引する代表的なメーカーの貴重な当時のカタログ。この当時の主力商品はインポートのウエスタンブーツ、アクセサリー類で、顧客の中心層は、西部劇をリアルタイムで観てきた人達(団塊世代)だった。自社生産するレザー製品は、モカシンやベルト、ビルフォードなどがあったが、バリエーションも多くはなく、現在とは比較にならないくらいの規模だった。それでもインポート製品よりもクオリティの高い仕上がりで評価を得て、着実にシェアを伸ばしてきたのだ。今現在、ファニーと言えば、一般の方にはインポーターとしてのイメージはなく、メーカーとして認知されている。
ちなみに私は、大阪でサラリーマンだった頃、ナビオ阪急にあった直営店に顧客として通っていた。
このカタログで紹介されている荒本本社の様子は今とほとんど変わらない。

画像2/見開きページは国内製造のオリジナル商品。左ページ上のクラッチバッグは既に廃番。タバコポーチも喫煙者の減少で生産を減らしている。ビルフォード、ウォレットは、現在とは比較にならないくらいバリエーションが少なかった。

画像3/左ページはインポートの雑貨類。右ページは現在も変わらない荒本本社の様子。

画像4/本社ロフト部分のかなりのスペースを占拠しているFRPのブーツは、後に引っ越し便で愛知県に運ばれ、当店の看板として日の目を見た(→現在ポケモンスポット)。
植栽のメンテナンス
梅雨も明けていないのに、朝からピーカン。
縦横に伸びまくるアイビーは、この時期放置しておくと収拾がつかなくなる。
とりあえずドアの開閉を妨げている足元の枝先を剪定鋏でバシバシ切り落とす。
脚立に乗って作業する壁面や庇の下は、暑さに気持ちが負けたので、もう少し気温の低い日に持ち越すことにした。
ヒーターホース要交換
今朝、所用で近所を往復し、エンジンを切ってしばらくしたら床に液漏れが…。
げげっ。
指で掬ってみるとオイルではなくクーラント液。
ボンネットを開けて確認すると、ヒーターホースの室内への引き込み部分から漏れている。ホースの先端のバンドはきつく締まっており、ホース自体の劣化だろうと思われる。ちょっと前に車検を通したばかりなのに…。
クーラントのサブタンクはロワーレバルまで減っていたので、とりあえず水道水で補給。
車検整備を頼んでいる車屋に連絡して、パーツの取り寄せと交換を依頼。
ギャリソンベルト、リボーン!
栃木レザーのベジタンを使ったギャリソンベルト。
元のライトブラウンの染めは退色し、油分も抜けていますので、染め直して保革油で仕上げ直します。
ラッカー系などの顔料仕上げと違い、染め上げたものは必ず色が抜けます。部分的な補修は困難で、全体を再染色することになります。

画像1/ビフォー。かすれた感じも味といえば味ですが、放っておけばひび割れになります。

画像2/アルコール染料を希釈せずに使用し、二回染め。

画像3/コバも毛羽立っているので、糊を塗って磨き直し。

画像4/アフター。仕上げには乳化性のオイルを使用。
最愛の大地
最近GYAO!で無料鑑賞したのだが、優れた作品だった。
あのアンジェリーナ・ジョリーが監督し、脚本にも関わっているということで、へんな方向に振っているのかと思ったが、そんなこともない。
ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争で、敵味方に分かれたモスレムの女性と、セルビアの男性の悲恋を軸に、昨日まで隣人だった者同士のすさまじい憎しみ合い、虐殺の連鎖を描く。旧ユーゴ時代には収まっていた民族紛争、宗教対立が、体制崩壊後に一気に噴き出して内戦状態になるが、周辺国にはそれぞれの思惑もあり、NATOもなかなか介入しようとはしない。
ラストまで不幸の連鎖で救いがないが、これが現代のヨーロッパで実際に起こったことだと思うと、なんともやりきれない。
キャストは全て現地の俳優で、実際の紛争経験者がほとんどである(アンジーは出演していない)。
一見の価値あり。
スタッズベルト、リボーン!
一昔前に、やや細めの38ミリ幅の帯をベースに制作したスタッズベルト。
ベジタンの帯はベルト屋さんの工房で刷毛染めしてもらったもの。
使い込まれて色もすっかり抜けているので染め直し、油分も補給しておきます。

画像1/ビフォー。

画像2/細かいところを先に綿棒で補色。

画像3/アルコール染料で全体に染め直し。

画像4/染料が乾いたらオイルを刷り込み。

画像5/アフター。
本日のニュースより
「心痛めた方に申し訳ない」=天皇への謝罪要求で韓国議長

韓国の文喜相国会議長は13日、訪韓中の鳩山由紀夫元首相とソウル市内で昼食を共にしながら会談し、日韓関係について意見を交わした。
国会報道官室の発表によると、文氏は席上、慰安婦問題をめぐり天皇の謝罪が必要だと述べた自らの発言について、「心を傷つけられた方々に申し訳ない」と謝罪した。 文氏がこの発言に関し謝罪したのは初めて。
発表によれば、鳩山氏は 「(天皇への謝罪要求は)韓国人の立場では納得できるかもしれないが、日本人は『天皇にまで言及するのは失礼だ』と考えかねない問題だ」 と指摘。文氏は「まったく同感だ」と答えたという。
ただ、聯合ニュースによると、文氏側は「韓国には韓国の立場があり、日本には日本の立場があるという点に共感した。心を傷つけられたのであれば、申し訳ないという趣旨だ」と説明。発言を撤回したわけではないという認識を示した。
(以上引用)

何の謝罪にもなっていない。
100%自分に非があっても、「謝ったら負け」と考えるのが朝鮮民族の基本的性格なので、真摯な謝罪などあるわけない。
ヒマに任せて外遊し、国益を損ねる鳩山には早く死んでほしい…♡。
トップルーフ取り付け
一か月ほどトップルーフを取り外し、フロントガラスを倒した状態で乗っていたが、さすがに梅雨に入ったので元に戻すことにした。
カモフラ生地のガラスカバーを外してフロントガラスを立て、ピラーをネジ留め。FRPのトップルーフを被せて各所をネジ留めする。段取り良くやっても、やっぱり30分ほどはかかってしまう。
トップルーフは今回取り外したときに化粧直しし、さらに錆加減を進化させてみた。
いただきもの
以前中南米原産の果実「フェイジョア」を分けていただいた西尾市のお客様から、今回も自家栽培している「生アンズ」をいただいた。
見るのも食すのも初めて。
何でも日持ちが悪いため、国内では長野や広島の産地周辺以外では流通することがないらしい。
趣味で広大な耕作放棄地を借り受け、本業の合間を縫って農作業に励むお客様は、近隣の児童養護施設にも(タイガーマスクみたいに)収穫物を届けているそう。
Free Ride Cafe
立ち寄ったのは数年ぶり。
名鉄青山駅の東側にある、トレーラーハウスを改造したカフェ。
駅周辺の再開発で道路が整備され、このお店の前を通らなくなり、なんとなく足が遠のいていた。
ここの内装を手掛けたのは、当店もお世話になったイエローガレージさんだった。
カフェの二代目オーナーのおねえさんは健在で、元気一杯。併設されたエアストリームの雑貨屋さんは、新しいオーナーによりレザーの工房になっていた。
ここの常連さんには知人も多いので、ついつい長話になったが、楽しい時間を過ごさせてもらった。
一人で立ち寄っても居心地の良い空間だと思うので、ご興味のある方は是非。

*半田市有楽町3-23-8 月曜定休
梅雨入り
一昨日に梅雨入りしてたそう。
当地は今日は土砂降り。
JA11はひと月前にトップルーフを取り外したままなので、小雨になったら取り付けるつもり。
ウォッチブレスレットカスタム
ヌメ革のウォッチブレスレットのカシメとギボシを取り外し、5¢コンチョに交換します。

画像1/ビフォー。

画像2/カシメをドリルで揉んで取り外し、5¢コンチョのネジ山が収まるように穴を開け直し。

画像3/ギボシで留めるようになっていた部分は穴を開け、スナップボタンを取り付け。

画像4/電気ペンで、お客様指定の綴りを入れます。

画像5/アフター。
シルバーブレスレットリメイク
ブレスレットのサイズ詰めの続き。
コマ抜きした部分をシルバーの丸環で繋ぎ直します。

画像1/部品取り用のシルバー材料の中から、使えそうな丸環を探す。

画像2/コマ抜きした所に丸環を通してロウ付け。

画像3/漂泊液に漬けて汚れを落とし、一連の作業完了。
シルバーブレスレットリメイク
手首の細いお客様に合わせ、ブレスレットのコマ抜きを行います。
繋ぎ直す丸環部分をロウ付けするため、一日お預かりさせていただきました。

画像1/ドッグボーンが連なったデザインのブレスレット。ビフォー。

画像2/甲丸チェーン部分を3コマ分カット。
家で洗えますか?
レーヨン製ハワイアンシャツの洗濯については以前も何度かご説明しておりますが、手洗い、またはネットを使用するなどして家庭用洗濯機でも対応出来ます。
基本的に製品(脇の内側)に付いている洗濯表示には、水洗い不可、ドライクリーニング(石油系)とあります。つまりメーカーの指示としては、クリーニング店に出して石油系の溶剤で洗ってくださいということです。それはデリケートな素材を水洗い可にしてしまうと、無造作に洗濯機に放り込む人も出てきますし、結果として大きな縮みやボタンの破損、衿外回りのパンクなどがありえるからです。メーカーとしては製品トラブルのもとになる家庭洗濯はできるだけ避けてもらいたいということがあるのです。
では現実に水洗い出来ないかといえば、そんなことはありません。むしろ汗や塩分など、水溶性の汚れは石油では落とせないので、夏の衣服は水洗いの方が望ましいとも言えます(脂汚れには石油系の方が有効です)。クリーニング店でも、あえて水洗いを指示すればやってくれる所もありますが、それなりに工賃もかかるので、自宅で行うほうが経済的です。
今回は家庭用洗濯機を使わずに、洗面ボウルを利用して手で押し洗いするやり方をご紹介します。
以下参照。

画像1/洗面ボウルに洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯を張る。汚れがひどいときは、ごく少量の酸素系漂白剤(塩素系は不可!)を加えると効果的。

画像2/シャツをしばらく浸け置き。この後、この洗面ボウルで濯ぎ洗いし、軽く絞って水分を抜く。

画像3/洗濯機を使わない場合は脱水が不完全になるので、室内干しは出来ません。外乾しの場合は裏返した方が日焼けによる退色を防げます。干す際に、衿の外周りや、前立て部分の皺を伸ばしてやると形が安定します。

*乾燥後の皺が気になる場合は、2016年06月10日の日記欄をご参照ください。
美の壺「アートを着る アロハシャツ」
ちょっと告知を…。
本日放送予定のBSプレミアムの番組に、東洋エンタープライズが取材協力しているとのこと。
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*以下放送内容

ハワイ生まれの南国情緒あふれる「アロハシャツ」▽まさにアート!4000枚以上集めたコレクターの、世界が憧れる名品とは?▽アロハシャツと日本人の深い関わりとは?▽父子二代でデザインを手がける職人の思いとは?▽21もの型を緻密に重ねて染める、型友禅のアロハシャツの凄技!▽パリでも絶賛!入荷と同時に売り切れる、着物リメイクのアロハシャツの現場に密着!▽十勝の“あの人”も特別出演?!

BSプレミアム 午後7時30分~ 午後8時00分
本日のニュースより
丸山衆院議員の糾弾決議可決 「直ちに、自ら進退判断を」

衆院は6日午後の本会議で、北方領土へのビザなし交流訪問の際、戦争で領土を取り返すことの是非に言及した丸山穂高衆院議員=日本維新の会を除名=に対する糾弾決議を可決した。「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない」と非難し「直ちに、自ら進退について判断するよう促す」とした。衆参両院事務局によると、国会議員への糾弾決議は初めて。
(以上引用)

本人が辞めないと言ってるんだから、有権者が(気に入らなければ)次の選挙で落選させればいいのでは?
発言内容自体はどうということはないし、日本維新の会が党としてロシア大使に謝罪したのは馬鹿げている。ロシアの政治家の暴言も取り上げて、逆ネジを食らわせるくらいでいいのではないか。
ただ個人的には、酒乱の気がある人間は治癒が難しいので、政治家には向かないと思う。
JA11ダッシュパネルも錆塗装
梅雨入り前にダッシュパネルの仕上げを…。
インパネ中央(センターコンソール)の上部の小物入れの蓋を、合板で制作。
スチール風に地塗りし、さらに錆塗装を駆使して、最初からそこに付いていたかのような風合いを目指す。

画像1/アイアンペイントの上から錆塗料でエイジング。やりすぎないように、ほどほどに…。

画像2/汎用品の金具も錆塗装。

画像3/金具取付。

画像4、5/センターコンソールに蝶番を固定し、作業完了。
B-10カスタム完成
ハンドペイントした第8空章と、ネームプレートを縫い付けてB-10カスタム完成。
打刻したばかりのネームプレートは白っぽいのですが、徐々に褐色に変化していきます。