店長日記

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For overseas customers
2023年に、販路を海外にも広げようとかなりの時間を費やしてebayに登録し、セラーとなった。
海外のヲタク相手に、主にトレーディングカードを売っていた人との知遇を得て、教わりながら、なんとか出品者登録に漕ぎつけたのだ。キャッシュカードの作成や、眠っていた都銀口座の復活(平素使っている銀行が使えなかった為)などで予想外の手間もかかった。
しかし実際に運営を始めてみると、販売対象国の絞り込み設定が上手くいかなかったり、万一先方の入金が遅滞した時の自動キャンセル設定に謎のエラーが出たりした。それらのトラブルシューティングのためにさらなる時間を費やすもスムーズにいかず、こんなんじゃやってられないなということで、早々に見切りをつけて撤退した。同じ時間を使うのなら、他の仕事に注力した方が良いと思ったのだ。
その後、海外からオファーがあった際には、商品代と送料をウエスタンユニオンで先払いしてもらい、その後にヤマト運輸に持ち込んで海外小包で届けてもらうようにしていた。それでも換金のために遠方のウエスタンユニオンまで出向かねばならず、発送時にはヤマトの営業所で、通関伝票と中身のつき合わせも必要。
そんな中、国内に営業拠点を持つ輸出代行業者からオファーがあり、検討のうえ、提携を決めた。
当店のホームページをそのまま使い、海外向けにはページにその代行業者のバナーが載る。海外のお客様はその業者にオーダーを入れ、当店は通常の国内販売(BtoB)と同様に、代行業者からの入金確認後に国内の営業拠点に送るだけ。仲介手数料は別途請求されるので、それを代行業者の口座に振り込んで取引は完結する。当方としては国境を跨いで販売する際の手間は一切かからないのでとっても楽。
まだ一件成約しただけだが、今後が楽しみ。
本日の修理品/シュガーケーンUSA 大戦モデル
シュガーケーンUSAの企画モノ大戦モデル。
各部が解れて一見ボロボロ状態でしたが、生地はそれほど薄くなっておらず、十分実用レベルにリペア出来たかと思います。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日の修理品/シュガーケーンUSA 大戦モデル
シュガーケーンUSA大戦モデルの修理続き。
裾の折り返しが前後左右共擦り切れていますので、芯地を貼ってタタキで補修します。
以前のように折り返すと芯地が見えてしまいますので、折り返さず穿く前提でのリペアです。
カウボーイハットリメイク
今回は今までやったことのないストロー(麦わら)ハットのリメイク。
ブリムの大きいカウボーイハットを、パナマハットに近いフォルムに…。
コーデュネートの幅も広がって使い易くなっていると思います。
ちなみにフェルトハットの場合は不織布なので断ち切りのままでも問題なく、蒸気を当ててカーブラインを成型することも可能です。

画像1/裁ち端のレザーパイピング。

画像2/ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/ビフォー。

画像5/アフター。
カウボーイハットリメイク
ラリー・マハンのストローハットのブリムを切り詰めるリメイク作業。
断ち切ったブリムの端は、本革を使ってパイピング始末します。

画像1/ブリムの外周に中表にした革を縫い付け。

画像2/革の端を引っ張りながらブリムの裏側に折り込み。

画像3/表側から取り付け部分を地縫い。

画像4/裏側の余分な縫い代をカット。この時に、革鋏を寝かし気味にして切り口が斜めになるように…。
カウボーイハットリメイク
ラリー・マハンのストローハットをリメイクする作業。
断ち切ったブリムの端は、本革を使ってパイピング始末します。

画像1/半裁の牛革を短冊状に切り出し、パイピングするのに適正な厚みまで漉き込み。ブリムの外周を1枚で取るので、1メーター弱の長さが必要。

画像2/ブリムの外周に中表にした革を縫い付け。

画像3/後ろ中心から縫い始めて、2センチ程重ねて縫い留め。
カウボーイハットリメイク
フェルト製のカウボーイハットは何個もリメイクしましたが、今回のようなストローハットは初めて。
「ラリー・マハン」はプロのロデオカウボーイであり、俳優でもあった人が自分の名を冠したウエスタンウエアのブランドで、本格的な作りのウエスタンシャツやブーツもリリースしています。
ブリムの大きく張り出した典型的なカウボーイハットを、フェドラ風に作り直します。

画像1/ワイドブリムのカウボーイハット。カットの目安線を入れます。

画像2/縁のパイピング仕上げ用に本革を短冊状にカット。

画像3、4/ブリムの端を裁ち鋏でカット。糊付けされていて硬いので、革用の裁断鋏を使用。
ジーンズ裾上げ
個人の方からの依頼品で、ジェラードのジーンズ。
3センチの丈詰めということで、そのまま鋏を入れることは出来ません。現状の裾線を解体し、2,5センチの縫い代を確保する必要があります。
糸は上糸がイエローで、下糸がオレンジの配色です。

ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。

糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
本日の修理品/シュガーケーンUSA 大戦モデル
身頃全体に劣化が進んだシュガーケーンUSAの大戦モデル。
今回はポケット周囲の糸切れと、シームの環縫いの解れを集中的にリペアします。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。

画像3/ビフォー。

画像4/アフター。
本日の修理品/シュガーケーン 大戦モデル
随分前に、シュガーケーンUSAのラインでスポット生産した大戦モデルジーンズ。
中々メリハリの利いた色落ち具合ですが、縫製糸の劣化が進んでおり、環縫い部分は全て打ち直しが必要です。
ポケットや裾線の補修も必要で、長丁場になりそうです。
スコードロンパッチ完成
中々進まなかったVT2のレザーパッチ。
描き上がった図柄に、ウェザリングを施して作業完了。
本日の修理品/シュガーケーン 砂糖黍ジーンズ
両膝の擦り切れた部分にタタキを入れ、両脇を元通りに閉じて作業完了。
出来るだけ修理痕が目立たない様、糸色も使い分けて作業をしています。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
ワークパンツ裾上げ
業者さんからのお預かり分。
ツータックで裾に向かってテーパーの利いたチノパンツ。
通常3センチ以上の広幅三つ折りが多いチノパンツですが、テーパードのためか、1センチ程度の巻き幅です。
糸は当店のストックの中で近似色の30番手を使用。

製品持ち込みの場合/¥1320
本日の修理品/シュガーケーン 砂糖黍ジーンズ
膝頭が擦り切れた砂糖黍ジーンズの修理。

画像1/裏張りしてタタキを入れるため、一旦両脇を割る。

画像2/生地が薄くなった部分に当て布を固定。

画像3/表から地の目に沿ってカタン糸でタタキ。
ホースハイド・エイジング
バトラーバーナーセイルズの馬革バッグ(JA2290キャメル)の経年変化。
経年と言っても、お買い上げいただいて数か月だと思います。
同色キャメルで、向かって左が、本日ご来店のお客様が普段使いされているもの。右が新品状態。
素仕上げの革には、このように使い込んで育てていく楽しさもあります。
オイルアップなどは特にしていないとのこと。
ご参考までに…。
ジーンズ裾上げ
ショップさんからの依頼品でTCBジーンズのハイエンドモデル。
上下共イエローの綿糸20番手。

ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。

糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
エクステリアもDIYで
先週、庭師のお客様から頂いた大きな木製車輪。
譲渡のお話をいただいた段階では、吊り下げてシャンデリアにでもしようかなと考えていたが、実際に運び込んでもらうと、想像以上の大きさ(直径108センチ)と重さ(20キロくらい?)で、吊り下げて使うのには無理があった。
色々と考えた挙句、屋外で使おうということで、西側の木柵の一部を取り外し、支柱を立てて留め付けることにした。
木材と金具を近くのホムセンで調達。車輪の中央の穴に21ミリパイのボルトを通し、それで支柱にマウントしてみた。ぐらつく様ならステーを追加しようと思っていたが、極太のボルトナットだけでガッチリ固定出来、問題無さそう。
東屋の屋根があって、ギリギリで雨がかからない位置。
シャビーな木製車輪が、最初からそこにあったように収まりが付いた思う。