電気料金の高騰を受け、「中部電力代理店の〇〇〇でございます」から始まる詐欺電話が多くなった。
電力会社の名前を出す時点で詐欺と判断できる。
仕事中に手を止めて出たのがこの手の電話だとムカつくが、掛け子の中には、本職のオペレーターみたいにみごとな受け答えをするおねえさんもいる。マニュアルを棒読みするのではなく、こちらが突っ込んで訊くと、臨機応変に言葉を返してきたりするのだ。職業的なトレーニングを受けてきた経験があるのかもしれない。
しかし詐欺の片棒を担いでる時点で、人生が詰んでしまったおねえさんである。
先日の電話も、ババアになる前の小池百合子みたいな声色で、「よろしければ現場を確認し、最適のプランをご提案いたします♡」と言うから、「えぇ~!そうなんですか~。助かるな~。じゃあ、お待ちしてま~す!」と、答えてあげた。