2021年7月

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本日の修理品/エターナル811
先週も同じ状態のものに対応しましたが、芯糸が抜けて広がったボタンホールの修復。
ミシンで細かくタタキを入れた後に、綿の穴糸を二本使いして手縫いで鳩目をかがっていきます。
エターナルのこの品番は生地の特性もあるのか、ボタンホールの芯糸が抜けやすい印象です。旧ドゥニームのXXタイプも同様でした。
ちなみにリーバイスの501も、古いものではボタンホールが芯糸ごと滑脱していることが多いです。
A-2カスタム
下地が乾いたら色を入れ、陰影も加えてペイント完成。
武漢肺炎(新型コロナともいう)予防接種
先月、私宛に予防接種の案内と予診票が送られて来て、そのままゴミ箱行きになったが、今回は高校生の子供宛て。
私と同じ世の親御さんたちは、どう判断するだろうか。
もちろん高校生ともなれば本人の意思もあるが、今回は12歳以上が対象。さすがに中学生に、合理的な判断は出来ないから、実際には親の意向に沿う形になる。
一人も死んでいない10代に、国策だからといって、すんなり接種を勧めるんだろうか。
A-2カスタム制作中
今回は爆弾がクロスした絵柄を、左右袖口に描き込んでいきます。
左右同位置になるように配置し、下塗り。
リブの取り付け位置に近いため、皺にならないようにプラダンの下敷きを入れて作業しております。
本日の修理品/エターナル811
先週ボタンホールを修理したのと同品番ですが、こちらはかなり色落ちが進んでいます。
裾を4センチほどロールアップして穿いておられますが、その折山の経糸が切れて穴が開いています。
タタキで始末しますが、通常の穴あきなら裏から当て布をするところを、ロールアップ前提で、「谷」となる表地の方に芯地を当てました。

本日の修理品/ランドリージーンズ
週末にお預かりした修理品。
セレクト系ストアブランドのジーンズ。
インシームの裾近くの穴あきを、色味の近いデニムで裏張りして補修。
本日の修理品/エターナル811
裾を仕上げ直したエターナルのジーンズ。
追加修理で、解れたフロントボタンホールの補修を行います。
比翼部分も入れて四箇所のホール周りに振りミシンを入れて、通常使用に問題ないレベルに仕上げ。
芯糸が抜けているトップボタンだけは、穴糸を使って手縫いでボタンホールを修復しました。
ジーンズ裾上げ
業者さんからの持ち込み。
シングルステッチで裾上げされたデニムを、長さを変えずにチェーンステッチで裾上げし直します。
裾線のステッチを抜き、縫い代を裁ち直してから再縫製という手順になります。

製品持ち込みの場合/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
スタッズ加工/プルオンブーツ
シャフトの側面とストラップ先端に、真鍮とニッケルのスタッズを打ち込み。
スタッズの配置は、以前エンジニアブーツの意匠に使ったテンプレを流用。
命令応じぬ飲食店には金融機関からも働きかけ 西村担当相

西村康稔経済再生担当相は8日夜の記者会見で、新型コロナウイルス特別措置法に基づく休業要請や命令などに応じない飲食店に関し、融資元の金融機関と情報共有して協力を求め、要請に応じるよう働きかける方針を明らかにした。
西村氏は「金融機関は(店と)日常的にやりとりを行っている。法律に基づく要請や命令なので、順守していただけるよう金融機関からも働きかけを行っていただきたい」と語り、関係省庁と協議を進めていると明らかにした。
政府は今回、東京都に4回目の緊急事態宣言を発令するに当たり、酒類規制の実効性の確保を重視している。酒類販売業者に対し、要請に従わない店との酒類取引を行わないよう求める一方、要請に応じた店には協力金の先渡しができる仕組みも導入するとしている。
(以上引用)

メチャクチャなこと言ってるな…。
事実上の貸し剥がしと同じ。
飲食店が感染元だというエビデンスも無いのに、明らかにやり過ぎ。

スタッズ加工/プルオンブーツ
内部まで綺麗に洗い、乾いたら保革油で仕上げ直し。
スタッズは短いシャフトの左右側面に、放射線状に打ち込み。
バランスを見ながら位置決め。
サドルソープで丸洗い
梅雨の晴れ間に、私物のプルオンブーツを水洗い。
履き口がやたら広くてフィット感のないこのブーツは、もっぱら店内用。足の動きに付いてこないので、外を歩くのには向いていない。
水分が抜けたら磨き上げ、スタッズで加工の予定。
店頭ラックもDIYで
ウインドウ越しに見える位置に配置してみた。
鋳物のミシンは相当重く、万一の地震のことも考え、ステーで固定する予定。
チーズ巻きの糸も並べてみようかと検討中。
いただきもの
お客様からお土産でいただいた「鬼まんじゅう」。
千種の梅花堂さんのもの。
サツマイモを生地に包んで蒸した「鬼まんじゅう」は、子供の頃からなじみがあるが、愛知県の郷土菓子だということは知らなかった。
他県の人は、見たことも、食したことも無いのかも…。
店頭ラックもDIYで
杉板を使って、ディスプレイで使っているミシンの置台を制作中。
このミシンは、古い鋳物の地縫いミシンで、実働だけど演出小道具。
杉板はホームセンターで買ったものだが、薄いので二枚合わせで使用。
クラック塗装+ウエザリング仕上げ。
本縫いミシン調整完了
分解・調整し、無事復旧しました。
昨年末に、運針ダイヤルが不調になって以来のトラブル。
こうしたマイナートラブルはあるものの、基本的に工業用ミシンは頑丈です。なんせ工場で8時間、連続使用することを前提につくられています。数十年前の古い型式でも、ショップで時々使う分には十分なのです。
この本縫いミシンは自動給油式で、ヘッドの下側のオイルパンから汲み上げる構造。
各部の注油ポイントからオイルを挿す必要がないし、衣服にオイルが付着する心配もありません。
本縫いミシン調整中
昨日急に目飛びするようになった直線縫いミシン。
どうも針の落ちるタイミングと、釜の動きにずれが出ているような感じ。
朝から調整していますが、上手く調子が出ないと、業務に支障が出る場合もあります。
通常だと即日裾上げのワークパンツ(チノパン、ヘリンボーンパンツ等)が、お預かりになる可能性があります。
舛添要一氏、小池知事に“病名公表”求める意図とみられるツイート投稿

国際政治学者の舛添要一氏(72)が2日、静養から公務復帰した東京都の小池百合子知事(68)に「病名公表」を求める意図とみられるツイートを投稿した。SNS上では賛否が起こり、3日には「#病名公表」がトレンド入りした。
舛添氏は2日夜のツイートで「政治は演技である。嘘も方便。IQの低い大衆は、それを見抜けない。だから演説のとき、聴衆の中のIQ最低の人に合わせろとヒトラーは言った」と前置きし、「トップが10日間も静養する病気の正式な診断名を誰も求めない都庁村の異常さ。首相が10日間も休めば病名公表は霞ヶ関では当然である。国政ではありえない非常識」とコメント。小池知事の名前こそ明記しなかったが、トップとしての対応や、その周辺を批判した。
小池知事は6月22日夜に「過度の疲労」を理由に入院。7月1日に自宅から会議にオンライン参加して公務に復帰すると、翌2日には都庁での定例会見で10日ぶりに公の場に復帰していた。
(以上引用)

全くその通りなんだが、人望の無さすぎるコイツが言うと、逆効果になってしまう。
マスコミがもう少しまともなら、会見時に突っ込むだろうが、それもない。
詐病で雲隠れし、都議選直前に表れてパフォーマンスするというのは、スケジュール通りなんだろう。
それでも「IQの低い大衆」は見抜けないので、この先、都政をほっぽり出して衆院に鞍替えしても、票が得られると踏んでいる。
八方ミシン調整中
主に筒状のものや、立体の奥まったところを縫うときに使用する八方ミシン。
その名の通り、縫製作業中に、針の進行方向を四方八方360度自在に転回させることが出来る特殊ミシン。下糸の収まるボビンケースが突き出していて、そこに立体ものの縫製箇所を被せるように置いて縫うことができる。
上側のスチール製の押さえガネが前後動して縫い進めていくが、スムースレザーを縫う場合、どうしても送り歯の跡が残りがち。
送りガネは追加購入して、三種類を使い分けているが、この二股のタイプは、もう少し角を落としてやる必要がある。
あまり削りすぎると、スリップして送りの機能が損なわれるので、少しずつ具合を見ながら進めていくしかない。