2020年1月

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寒中の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
冬場には何度か徒歩で登頂しているが、この1月中旬は初めてだったかもしれない。
厳しい冷え込みだったが、テフロン加工の防風ジャケットを着込んで出発。
最寄り駅から電車を乗り継いでJR三ヶ根駅へ。駅から登山口へ向かう途中のコンビニでお供えの酒を買い、入山。幹線道路から山に入ったとたん、辺りは静寂に包まれる。昨年9月に登頂した時は大量のクモの巣に悩まされたが、今の時期はその心配はない。途中には冬イチゴとムカゴが群生しているスポットがあり、生食して栄養補給。山では何を食べても美味しく感じられる。登山口から1時間強かけて頂上に到達。昨日は少し雲があったが、視界は良好だった。
参拝後はお世話になっているIさんの休憩所で昼食。
そこでIさんに、居合わせた元愛知県議の人を紹介されたが、偶然にも私の親族と深く関わりのある方だったので、驚いた。
夕方半田市内に戻り、武豊町の居酒屋「てっぽう」で直会。

画像1/登山道途中で群生している冬イチゴ。甘酸っぱくて美味。

画像2/近くではムカゴ(山芋)も発見し、食す。

画像3/頂上へ。ロープウェイの跡地から見渡せる東側の絶景。

画像4/20分ほど歩いて山頂の西側にある慰霊碑へ移動。入り口にある岸信介元首相が揮毫した巨大な石柱。

画像5/奥へ進み、廟の前で。いつ訪れても美しく手入れされた廟周辺。
バックル交換
マニフォールドの極厚ベルトのバックル交換。
お客様によると、オリジナルのスクエアバックルの下角がパンツの前立てに当たってデニムを傷つけてしまうとのこと。革厚が7ミリもあるので、バックル自体がせり出してしまうのも一因と思われる。
今回交換するタイプなら問題は解消されるはず。

画像1/手縫いで取り付けられているスクエアバックルを取り外す。折り返し部分は裏側を漉き、ケイシイズのバックルピンが収まるよう長穴をあける。

画像2、3/シニューを使って手縫いでバックルを固定して完成。
祝!成人
新成人のみなさま、おめでとうございます。
当地はおおむね晴れで、風は冷たいですが、良い日になりました。
ところで、2年後には成人年齢が18歳になり、成人式を20歳でおこなうか、18歳でおこなうかは自治体の裁量になるようです。
参加する側も準備にそれなりの期間もかかることなので、混乱が懸念されますね。
バックル交換
マニフォールドの極厚ベルトに手縫いで取り付けられている錫のスクエアバックルを、ケイシイズのブライドルバックルに交換する作業。
当然ですが、ポン付け出来るものではありません。
センターピンの収まる穴も開け、折り返し部分の革厚も調整が必要です。
現物合わせで革漉きの作業から行います。
B-10カスタム完成
完成したネームプレートと、フェルトベースの刺繍パッチを所定の位置に縫い付け、B-10カスタム完成。
ネームプレート製作中
年明けも引き続きフライトジャケットのカスタムは続きます。
ネームを制作し、スコードロンパッチと共にバズリクソンズのB-10に縫い付け予定。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ワークパンツ裾上げ
元々ガチな作業服メーカーであったディッキーズは、近年タウンウエアとして認知され始めた模様。
国内製造も始まっているようだけれど、こちらのツナギはグァテマラ製。
出来るだけオリジナルに近い糸を選択し、やや広幅のシングルステッチで裾上げ。
エアフォースパッチ鋭意製作中
定番商品として長年展開しているトリミング付きエアフォースパッチ。
在庫が薄くなってきたので、数をまとめて製作中。近頃はカバンなどにも取り付けさせていただいてます。
刺繍部分は75番手のレーヨン糸を使用。
一般的な刺繍製品に使われるポリエステル糸と違い、レーヨンは再生繊維(綿の屑毛が原材料)のため、経年で風合いの変化も見られます。
B-10カスタム
バズリクソンズの無地のB-10をパッチでカスタム。
エイジングされたネームプレートは、以前お客様の別のフライトジャケットに取り付けたものを再利用。
本日のニュースより
ゴーン被告会見に法相が2度会見で反論 「誤った事実の喧伝、看過できず」

保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が8日に会見したことを受け、森雅子法相は9日未明と朝の2度にわたり臨時会見を開き、「わが国の法制度や運用について誤った事実をことさら喧伝(けんでん)するもので、到底看過できるものではない」と反論した。日本側の正当な主張を速やかに世界に発信するため、極めて異例の対応となった。
(以上引用)

日本の司法の手が届かないところで、言いたい放題の逃亡犯。
こんな男を三顧の礼をもって迎え、社員の首切りで業績回復した日産もどうかと思うが…。
あっさりトンズラされてメンツ丸つぶれの法務省は、何か実効性のある手を打てるんだろうか。
ジーンズ裾上げ
業者さんからの持ち込みでチェーンステッチでの裾上げ。
ポリエステルスパンで縫われた製品ですが、当店では基本的に綿糸での対応となります。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。
レンタル工房にて
DIY製作したいお客様に、当店の作業スペースとミシン、工具類をお貸ししています。
今回は、ジーンズのバックポケットの解れの補修と、帆布のショルダーバッグの破れ補修。
バッグの補修は、平台ミシンでは困難な箇所のため、八方ミシンを使用しての作業。本職でも扱い難い八方ミシンですが、初めてにもかかわらず上手く使いこなしておられました。
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レンタル工房につきまして

モノ作りが好きな方、手持ちの衣料や小物を修理したり、リフォームしたい方、当店の作業スペースとミシン、工具類を時間単位でお貸しいたします。
初心者や工具の使い方がわからない場合も、きちんとサポートいたします。

*ジーンズの修理やリメイクを自分でしてみたい。
*レザーの鞄や袋物を縫ってみたい。
*スタッズベルトを作ってみたい。

等々、自宅では困難な作業もここでなら可能です。
趣味でモノ作りをしている方やセミプロの方でも、プロ用のツールをすべて揃えるのは大変です。
当店で、お好きな時間に必要なツールをご利用いただけます。

地縫いミシン2台、八方ミシン、革用ミシン、チェーンミシン、横振りミシン、ロックミシン2台、革漉き機、リベッター、レザークラフト工具一式、シルバークラフト工具一式を揃え、あらゆる作業に対応できます。

<要予約> 平日のみ 1時間/1500円(+消費税)
縫製糸以外の材料代がかかった場合は別途申し受けます。

平素当店とお付き合いの無い方、身元の分からない方のご利用はお断りいたします。
ネームプレート製作中
通販でネームのみご注文いただいた分を製作。
外回りには縫い付けの時の目安になるネン押し。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
FUNNYインディアン・モカシン
ファニーのオーダーメイドモカシン。
店頭にご用意しているサンプルで、素材、色、デザインを選択していただき、ファニーの大阪工場で製作しております。
このサンダルタイプは脱ぎ履きし易く、なおかつ浅く立ち上がった踵部分がしっかり足をホールドするので、歩き易いつくりになっています。
パーツごとに色、素材の選択が可能ですが、今回は甲革も左右色違いの配色でご注文いただきました。

参考価格/18800円(税別)

*店頭にて注文製作を承ります。12種類のデザイン、30種類以上の素材、3色のソール、コンチョやビーズのオプションなどを自由に組み合わせて頂く亊が出来ます。子供サイズ(13〜20センチ)男女サイズ(23〜29センチ)。ご注文より納品まで約1ヶ月半かかります。
本日の修理品/シルバーブレスレット
昨年末にお預かりしていた修理品。
当店で長年販売してきたドッグボーン型のブレスレット。
それぞれのボーンの両端には丸環が溶着してあるのですが、引っかけたことでその丸環が破損して千切れた状態でお持ちになりました。
代替の丸環をロウ付けしますが、曲面のため、動かないよう細い鉄線で固定しての作業になります。

画像1/ロウ付けのための道具一式。

画像2/鉄線(からげ線)で固定した状態。丸環の直径は1ミリほどで、炙りすぎると変形するため、要注意。

画像3/アフター。

*シルバー製品の修理は、当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
本日の修理品/シュガーケーン 砂糖黍ジーンズ 
昨年末から持ち越してしまった修理作業を進めております。
「BEGIN」とコラボ企画した沖縄産砂糖黍ジーンズ。綿と砂糖黍繊維を撚り合わせたインディゴ糸を経糸に使い、緯糸には極彩色の染糸を使用しています。
生地が薄くなった太腿から両膝まで大きく裏張り。

謹賀新年
本日より通常営業になります。
旧年中は誠にお世話になりました。
今年も従来通り、定番カジュアル衣料を中心に、高付加価値の商品をご提供出来るように努力してまいります。
変わらずご愛顧いただけますよう宜しくお願い申し上げます。