2016年11月

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スコードロンパッチ完成
キャンバス地をベースに製作した第5空軍のスコードロンパッチ。
上塗りした後、部分的に表面を削って下の層が出るように仕上げてみた。
いただきもの
新しく導入した八方ミシンに使用する針を揃えるために、お世話になっているミシン屋さんに出向いたときのこと。
ミシン台の隅に転がっている古いライトを発見した。
かなりの年代物で、蛇腹のアームにアルマイトの笠が付いている。取り付けステーも程よく錆が回っていて私好みのテイストなので、思わず「売ってくれ!」と言ったら、「えぇっ?こんなの買うの?…処分するとこだったから、持っていっていいよ」と言われたので、ありがたく頂戴した。
海外口金と言われる接点が二か所になった特殊な球を使用するタイプ(当店のシャンデリアも元々このタイプで、不具合が多かったので今年になってソケットごと現行対応部品に交換した)。電源はミシンのモーターに接続して取るようになっているが、モーターレスの八方ミシン用に中身を取り換えて、100Vのコンセント式にして使おうかと検討中。
マイク・ホンダ議員が落選 米下院選 

慰安婦問題で日本非難決議を主導米大統領選と同時に8日投開票された米下院選で、2007年に慰安婦問題をめぐる日本非難決議を主導したカリフォルニア州17区の民主党の日系議員、マイク・ホンダ氏(75)の落選が確実となった。米紙ロサンゼルス・タイムズなどが報じた。9選を目指したが、同じ民主党のインド系米国人弁護士、ロー・カンナ氏(40)に終始リードされ、およばなかった。昨年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意以降も、日本政府に謝罪を要求する一部の元慰安婦らに賛同する姿勢を示していた。
(以上引用)

トランプの話題で陰に隠れてしまったが、実にめでたいニュース。
ところでトランプの勝利は、木村太郎さん以外にも政治学者の藤井厳喜さんや、元衆院議員の西村眞悟先生も予見しておられた。
アメリカでも大手マスコミはヒラリー支持の論陣を張り、印象操作に躍起だったが上手くいかなかったようだ。
マスコミの程度は日米ともにあんまり変わらないということか。
八方ミシン調整中
本格的に稼働させるために、各部を調整中の八方ミシン。
縫うものによって糸や針の太さを変え、上糸や押さえのテンションを少しずつ変えて調子を見てみる。
機械式のアナログミシンは、使い慣れるまでにはやっぱり相応の時間がかかるのだ。

画像1/試しに厚革の端材を縫ってみる。手前に向かって直線縫い。

画像2/押さえを上げて方向転換。左に向かって縫う。

画像3/さらに方向転換して、奥に向かって縫う。

画像4/奥まで行ったら右に方向転換。

画像5/ちなみにこのミシンを使えば、靴のような立体物の奥まった部分の縫製も可能。
看板付け替え
作ってもらったアルミ製のベースに、プラダンのロゴを接着して正面看板は完成。
昨日の午前中、イエローガレージさんに来てもらって傷んだ看板と付け替えを行った。

画像1/バランスを見てロゴを配置し、工業用の両面テープで貼り付けて看板は完成。

画像2/古くなった看板を取り外すイエローガレージさん。風で飛んだりしない様にネタにガッチリと留めてあったので、外すのに一苦労。

画像3/取り外した看板。当時ミシン屋さんに貰ったベニヤ板で製作し、一人で取り付けを行ったので大変だった。

画像4/設置完了。今後は腐食の心配はないので、軽くメンテナンスする程度で済む。
フィリグリー・ギャリソンベルト
以前に同素材の組み合わせでウォレットとコインケースを納めさせていただきましたが、ベルトも追加オーダーいただいておりました。
ファニー工場長、久保氏による渾身の一作。
1+3/4インチ(45ミリ弱)幅のベルト全面に繊細なフラワーカービングが施され、タン/ブラックに染め分け。背景の所々をナイフで切り取り、ブラックのリザードを挟み込み。剣先にはブラックのクロコダイルが複雑な形にオーバーレイされています。9か所のフラワーポイントにはガーネットを埋め込み。バックルの留めボタンは純銀コンチョを使用。
*バックルは別売り

参考価格/178600円(税別)  
とりあえず設置
この八方ミシンは手回しで操作するので、モーター類のスペースは必要ない(モーターを取り付けた場合にVベルトが掛けられるようにプーリーは付いているが…)。
頑丈なテーブルさえあればいいのだが、あらたにテーブルを増やすスペースもないので、他のミシンと天板をシェアすることにした。このミシンを使うときはテーブルの反対側に丸椅子を置いて作業するのだ。
ミシンの四隅には6ミリのネジ穴が開いているので、天板にドリルで穴をあけて、下からボルトを通して固定する。汎用品のステーを利用してチーズ巻きの糸も固定できるようにした。
ところで朝一番に、近くのホームセンターにネジを買いに行ったら、駐車場でショボくれたおっさんと一緒になった。よく見たら、学生時代の同級生だった。
おっさんになったお互いの近況を少し語りあって帰ってきた。

画像1/仮置きしてみる。鋳物のヘッドだけでも相当重い。

画像2/位置決めしたら天板に穴あけ。

画像3/上糸を設置できるようにステーを加工して天板にネジ留め。

画像4/設置完了。鉄製のミシンは造形が美しい。
八方ミシン購入
修理用に以前から欲しいと思っていた八方(HAPPO)ミシンを購入した。
縫製作業中に、針の進行方向を360度自在に転回させることが出来る特殊ミシン。このミシン自体あまり流通していなくてチャンスが無かったが、たまたま出物が見つかったので迷わず購入した。
これで何が出来るかというと、カバンの底や、上着の肘部分、グローブや靴のシーム部分など、地縫いミシンでは縫製不可能な立体の奥まった箇所を縫うことが出来るのだ。
それほど出番がある訳ではないが、このミシンを使えばほとんどの箇所がカバーできると言っても良いくらい。
業務用ミシンはそれぞれ癖があるので、これから使いやすいように各部を調整して、ちゃんと稼働するようにもっていく。
その前に、鋳物でできたこの重たいヘッドの設置場所を考えなくてはならないが…。
スコードロンパッチ鋭意製作中
他の案件と並行してパッチのペイント作業も進行中。
今回は厚めに色を重ね、仕上げで部分的に上塗りを剥がして中古感を演出する。
看板製作
プラダンを使って店舗の正面看板に貼り付けるロゴを製作中。
表面をさらっとサンディングして足付けし、油性ペンキをローラーで塗る。下地が黒なので、重ね塗りしないと鮮明な赤色は出ない。屋外作業中、風が強くて表面に相当埃が乗ってしまったけれど、遠目に見る分には問題ないのでそのまま進める。
赤が乾いたら、部分的に濃色を重ねてグラデーションにするつもり。
来週イエローガレージさんに手伝ってもらって設置の予定。

☆☆☆ お知らせ ☆☆☆

明日11月4日(金)は、都合によりPM3:00〜PM8:00の営業とさせていただきます。
秋の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
もう何度も足を運んでいるので回数も憶えていないが、最初に登頂したのは日記によると2012年の10月2日だったので、4年前ということになる。
昨日は朝起きると雨が降っていたが、午後からは晴れの予報だったので構わず出発。
JR線を乗り継いで三ヶ根駅に向かう途中で、沿線の列車内で急病人が出たとかで数十分列車が停止するというアクシデントがあった。私達はどうということは無かったが、通勤途中だった人は大変だったろう。
三ヶ根駅に降り立つころにはすっかり良い天気で、気持ちの良い登山行になった。
夜は青山駅周辺で直会。

画像1/JR三ヶ根駅から徒歩で登山口に向かう。国道から見える三ヶ根山全景。

画像2/登山道はいくつもあるが、いつもと同じルートで頂上へ。ロープウェイの跡地から見渡せる東側の絶景。

画像3/休憩所で食事した後、離れたところにある慰霊碑へ移動。入り口にある岸信介元首相が揮毫した巨大な石柱。

画像4/奥へ進み、廟の前で。いつ訪れても美しく手入れされた廟周辺。

注)殉国七士廟には戦勝国の報復裁判でA級戦犯とされた東条大将以下七人の戦争指導者のご遺骨が眠っている。これは埋葬を許可しなかった米軍から有志が奪還し、紆余曲折を経てここに安置される事になった。この七人のA級戦犯とされた方々は靖国神社に合祀されているが、それについて特定の国が不当に干渉してくるのは周知のとおり。