2010年8月

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エアフォースパッチ試作品
100%レーヨン糸の刺繍パッチの試作品が完成しました。
当店では、デッドストックのエアフォースパッチを10年以上前からチビチビと販売していましたが、WEBで販売するようになってから一気に在庫が減り、このままでは年内に在庫切れをおこす可能性があります。そこで今回刺繍工場さんの協力を得て、数量をまとめて注文製作する事にいたしました。その試作品が工場さんから送られてきたのです。
出来上がりが現代風のカチカチなものにならないようベースになる布は出来るだけ柔らかいものを使用し、背景のブルーの部分とウイングマークを細番手、縁取りにやや太番手の刺繍糸を使ってあります。色は艶のない濃いめのものを選択しました。レーヨンは綿を原材料にした再生繊維で、少しずつ年を取るように色が抜けていきます。すべてのフライトジャケットに対応できるこの素敵なパッチ、今秋から展開の予定です。

価格未定…まだ原価計算していません。
秋冬ものの商談
昨日、弊社を担当している東洋エンタープライズの営業二人組がやってきました。
この酷暑の中、サンプルを抱えての営業、ごくろうさんです。画像では人相が悪く写ってしまいましたが、実物はもうちょっと男前です。
さて、今年度から展開しているキャッツポウのパンツに新たなラインが加わります。チノクロスの尾錠付きペインターパンツとウール素材のブロックチェックの細身のストレートです。9月の初旬にはH,P上でもご案内できるとおもいます。ロンウルフのブーツとぴったりコーデュネート出来るこのパンツ、価格はいずれも8295円。
友、遠方より来る
H君「ハッハッハッ、久しぶり〜!」
>おおっ!本当にひさしぶりだね。10数年ぶりじゃない?最近どうしてたの?
H君「10年ぐらいアメリカにいて、その後しばらくドバイに行ってたんだわ」
>ドバイ?…何してたの?
H君「レアメタルや石油の売り買いしとったんだわ」
>へぇ〜、上手くいったの?
H君「うん、儲かった。でも全部清算して日本円に換金したらいっぱい税金で持っていかれた」
>いくら納税したの?
H君「◯◯億ぐらいかな、ハッハッハッ』
>えぇ〜!!!

一見、ホームレスに見えなくもないH君とはずいぶん古いつきあいです。
彼は20代の頃の商売で一山当て、30代後半で、すでに億単位の資産を持っていました。ネクタイを締めた事は一度も無く、いつもヨレヨレのTシャツにジーンズで、なぜか腕時計だけ高島屋で買った一番高いROLEXという、不思議なセンスを発揮していました。
組織に与さず、独立独行で人生を切り開いてきたH君は、度胸の良さと勝負勘は抜群です。
(異能の人)H君と久々に再会し、なにかエネルギーをもらったような気がします。
靖国
終戦の日間近になると、首相が靖国参拝するか否かが話題になりますが、菅直人が参拝する事はまずないと思われます。かりにスケジュールが空いていたって足が向かうとはおもえません。
15日前後は一般参拝者の数もピークに達するとおもわれますが、お世話になっている当店のお客様が一足早く、一日に参拝されました。お土産に美しい日章旗と守札を頂戴しました。
例年、首相の参拝については、政教分離の観点からの反対論がありますが、戦没者への敬意は民族としての儀礼であって神道の儀式に則っていても宗教行為とは違うとおもっています。政治家の中にはクリスチャンであっても靖国参拝を欠かさない人だっているのです。
またA級戦犯の合祀問題も、そもそも戦勝国の論理で裁かれて戦犯とされたわけで、それを根拠にした分祀論などナンセンスです。
まして中・韓の顔色をうかがう必要など毛の先ほどもありません。
これはあくまで日本国内の事柄なのですから。
本日の修理品
一見修理困難にもおもわれる程、激しくクラッシュしています。
こういったケースではかなり広範囲に裏張りして生地を保たせなければなりません。穴の周辺の傷みはきれいに修復することは出来ないので、リメイク風にざっくりとカケツギします。ボロくて味のある、カッコいいジーンズに仕上げたいとおもいます。
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先日のニュースより
外国人に「首相選ぶ権利」 党員・サポーターに国籍要件なし
民主党は9月、菅首相(党代表)の任期切れに伴う代表戦を実施する。課題の一つが党員・ サポーターによる代表投票のあり方だ。自民党も総裁選で党員が投票するが、民主党とは大きな違いがある。自民党員は日本国籍保有が 条件であるのに対し、民主党規約は党員・サポーターの資格をこう記す。「18歳以上の個人(在外邦人および在日の外国人を含む)」外国人に門戸を広げ「開かれた党」をアピールする狙いからだ。民主党が政権を獲得したことで、 事実上、外国人にも「首相を選ぶ」権利が与えられる形となった。同党は「外国の特定の勢力が代表選に影響力を及ぼすのは困難で、問題はない」として、 外国人党員などの数も公表していない。民主党はかつて、永住外国人への地方選挙権付与問題をテコに、在日韓国人党員などを 増やそうとしたことがあった。2008年12月、当時の小沢一郎代表らが在日本大韓民国民団(韓国民団)幹部らと会い、 国政選挙での支援を求めた際、韓国民団の1人は「私もサポーターだ。(民主党政権になれば) 間接的に私が首相を選ぶ図式になる」と明言し、協力を約束した。韓国民団は「民主党代表選に組織的にかかわることはない」と説明するが、党内には「外国人の投票 を認めることに矛盾を感じる」との不満がくすぶる。大石眞・京大教授(憲法・議会法)は「政治資金規正法は外国人や外国組織から政党などへの寄付を 禁じている。日本の政治や選挙が外国の影響を受けるのを防ぐためだ。民主党代表選はこの法律の主旨 とズレがある。政権与党としてきちんと説明する必要がある。」と指摘する。だが、党内でこの問題を 真剣に議論した形跡はうかがえない。
(以上引用)

<外国人に門戸を広げ「開かれた党」をアピールする>だって…WWW
…バカか???
民主党の代表=日本の首相の代表選挙に外国人が投票する事自体、あきらかに内政干渉で、憲法背反。外国勢力の影響が及ばないわけがないじゃないか!

…よって結論
この党是も綱領もない政治屋集団は日本の癌。解体すべし。

*当店では反民主党キャンペーンを続行して参ります。
クレイジー・ハート
先月日本でも一部の劇場で公開された、本年度のアカデミー賞2部門を獲得した作品です。
FUNNYがこの映画の宣伝に噛んでいた関係で、次長がDVD(字幕入り)を送ってくれました。
かつて一世を風靡しながら、落ちぶれてドサ周りを続けるカントリーシンガーが、シングルマザーとの出会いで人生に希望を見いだし、再びクレイジー・ハート(荒ぶる魂)で人生に向き合うという再起の物語です。
主演男優賞を受賞したジェフ・ブリッジスは、劇中の曲を吹き替え無しで歌いきり、人生に傷ついたアル中のシンガーそのもので、無精髭とヨレヨレのウエスタンシャツ、ボロいシボレーがいかにもといった感じです。シングルマザーとして懸命に子育てする地方紙の記者役のマギー・ギレンホール、友人として主人公をささえる役のロバート・デュバルの演技も光ります。かつての弟子でスーパースターを演じたコリン・ファレルもしぶい歌声を披露しています。
ストーリーはいたってシンプルで、ちょっと前に公開されたミッキー・ロークの「レスラー」にダブるところもあります。ただ脚本のせいか編集の都合かわかりませんが、人物の描き込みが足りないような気がして、かなり想像力を働かさないといけません。
地味で良質な作品ですが、本国での評価とは裏腹に日本では話題になる事も無く、大手のシネコン系では全く上映されなかったのは残念です。
しかし俳優陣の抑制の利いた演技は素晴らしく、全編に流れるカントリーミュージックも、背景の土埃舞う大地にぴったりとマッチして心にしみます。アメリカ南西部の雰囲気やカントリーミュージックが好きな方には充分楽しめる映画だと思います。