パッチ縫いつけ

パッチ縫いつけ
今回も遠方からの依頼で、メールと宅急便で対応させていただきます。
ノーメックスのフライトジャケットにサブデュードの刺繍パッチを合計8枚縫い付けします。
作業的に問題なのが上腕部分のパッチの周囲に仕上りで棚ジワが出易いことです。
これは表地とキルティングの裏地が袖山部分でふらし(固定されていない仕様)で袖山に近い部分を貫通縫製した際にはある程度は避けられません。袖山のラインがそもそも表裏同じではないことと、キルティングの縫い代のゴロツキであたりが出るためです。また今回はエポーレット部分にも階級章を縫い付けますので、尚更皺が目立ちやすいといえます。
その部分をいかに上手く処理するかに重点を置き作業を進めます。

画像1/前身頃へのパッチ縫い付け。あらかじめ明確に位置指定されているので順調に作業が進む。

画像2/着用時にツレや溜まりが出ないよう注意。

画像3/全部で8枚のパッチ縫い付け完了。