本日の修理品
昨日持ち込まれた古いschott(ショット)の618パーフェクトです。ダブルのライダースジャケットの代名詞ですね。
お客様のお話では、パーフェクト用ということでschott社の後付けのボア衿をどこかの通販で購入したものの、取り付けのためのスナップ釦が本体側には付いていないので取付け出来ないとのこと。なんだそりゃ…そんなのそもそも商品にならないじゃないの…と思いつつも、スナップの汎用品で同径のものがあったので対応させていただきました。
ボア衿は袋状になっていて、衿腰のレザー部分の中央は本体側の両面スナップに留めることが出来ますが、衿端の付け部分(左右)に付けられたスナップ(スタッド・牡)は本体側にスナップ(キャップ・牝)が最初から付いていないので留めようがないのです。適正な位置に穴を開けてキャップを打ち込んでやらないといけません。
たいした作業ではないと思い、お受けしたのですが、意外に手こずりました。
まず、きちんと確認すると、本体側の背中心に付けられている両面スナップが右身頃側に1センチ以上もずれていて、前身側からすると回り込んできた衿先位置が左右で2センチ違うことになります。仕方がないのでボア衿側で修正をしました。それから右の前身頃に追加するスナップ位置にジッパーの止まりがあり、干渉しないように打ち込む必要がありました。
最近は国内メーカーの製品ばかり扱っていますので、この手のアメリカ製品のつくりのアバウトさをあらためて確認した思いです。心おおらかに、出来の悪さを楽しめるぐらいの余裕が必要です。
お客様のお話では、パーフェクト用ということでschott社の後付けのボア衿をどこかの通販で購入したものの、取り付けのためのスナップ釦が本体側には付いていないので取付け出来ないとのこと。なんだそりゃ…そんなのそもそも商品にならないじゃないの…と思いつつも、スナップの汎用品で同径のものがあったので対応させていただきました。
ボア衿は袋状になっていて、衿腰のレザー部分の中央は本体側の両面スナップに留めることが出来ますが、衿端の付け部分(左右)に付けられたスナップ(スタッド・牡)は本体側にスナップ(キャップ・牝)が最初から付いていないので留めようがないのです。適正な位置に穴を開けてキャップを打ち込んでやらないといけません。
たいした作業ではないと思い、お受けしたのですが、意外に手こずりました。
まず、きちんと確認すると、本体側の背中心に付けられている両面スナップが右身頃側に1センチ以上もずれていて、前身側からすると回り込んできた衿先位置が左右で2センチ違うことになります。仕方がないのでボア衿側で修正をしました。それから右の前身頃に追加するスナップ位置にジッパーの止まりがあり、干渉しないように打ち込む必要がありました。
最近は国内メーカーの製品ばかり扱っていますので、この手のアメリカ製品のつくりのアバウトさをあらためて確認した思いです。心おおらかに、出来の悪さを楽しめるぐらいの余裕が必要です。