ブーツジャック入荷

先月、昔から取り引きのある木工職人さんにブーツジャックの製作を依頼、本生産分が仕上がってきた。
高級家具用の端材を使って、一点ずつ削り出し。
当初は天板に太鼓鋲で革を張ろうと考えていたが、綺麗な木目が出ているので、これを活かしたオイル仕上げの方が良いと判断した。
素地の状態で収めてもらい、当方でワトコオイルを使って仕上げ。
試作では4種(ローズウッド、チーク、ウォルナット、オーク)を使ったが、結局ローズウッドとオークの二種に絞っての製作。
ちなみにローズウッドとは、日本では紫檀の名で流通していて、家具や楽器、仏壇などに使用される高級素材。海外ではナイフの柄や、拳銃のグリップなどに使われてきた。製材の時に切り口から薔薇の香りがするので、この名があるとのこと。製品化された状態では分からないが…。
ワシントン条約の対象品種に指定され、現在国内ではほとんど流通していない希少な材料。