ビュイック始末記(車高調整編その参)

ビュイック始末記(車高調整編その参)
そろそろオイルの交換時期になり、以前電気配線関係でお世話になった方に、出張オイル交換をおねがいした。
車屋さんではないが、個人であらゆる修理をこなす、セミプロのようなひとである。
ポンプによる上抜きだが、一度交換した上でエンジンをまわし、黒ずみが残ったのでさらにもう一度交換するという念の入れようで、とってもクリアな状態になった。
ついでに、車体の後部に負荷がかかるとリアショックのガスが抜けてしまう問題で、ガス抜けの位置を特定するべく、ショックアブソーバー周辺を点検してもらったのだが、その過程であらたな問題が起こった。
ショックアブソーバーの上側は、ボルト2カ所で車体に固定されているのだが、ボルトの腐食が進んでおり、試しに1カ所をレンチで緩めてみようとしたところ、頭がポッキリと折れてしまったのだ。断面もほとんど錆がまわっているので、何時折れてもおかしくない状態だったようだ。
とりあえず折れたところはステンレスのボルトナットで代用してもらったが、もう1カ所は緩めようとしてもナットがネジ山に固着しており供回りしてしまうようだ。
この際全部交換したいところだが、想定していなかったことで、一日だけの作業では困難であった。
ガス抜け位置も特定するに至らなかった。
課題が残ったが、意外な問題点を発見出来、応急処置してもらえたのは良かったとあくまで前向きに考える事にする。
ショックアブソーバーはエア調整の必要が無いヘビーデューティに交換する方向で検討中である。