薪ストーブ販売・トムグリーン

薪ストーブ販売・トムグリーン
先週末、OPEN前の時間に掃除をしていると、久しぶりに幼馴染が訪ねて来た。
脱サラして起業し、薪ストーブの輸入販売をはじめた男。今年で創業25周年になり、GWでの即売イベントのチラシを持ってきた。
この円安で製品の輸入価格が暴騰しているため、国内でのリユースに注力し始めたとのこと。
彼は優良な企業を働き盛りの時期に辞め、不安定な個人事業主となったが、持ち前のバイタリティで商売を成功させた。謙虚に「自分は運が良かった」なんて言っているが、運で上手くいくような業種ではない。設置からメンテナンスまで請け負うので人を何人も使わなければならないし、動かすお金も大きく、気苦労も絶えないと思う。
その点、行きがかりでサラリーマンを辞め、古着商→アメカジショップ経営の私より、背負っているものが多く、大変に違いない。
死ぬまで事業をやると言い切る彼に触発され、背負っているものは軽いが、自分ももっと気を張ってやらねばと思わされる。
同期のサラリーマンたちは定年時期に差し掛かり、否応なく大きな節目を迎えるが、事業主にはそれはない。
すべて自分の判断一つなのだ。