本日の修理品

本日の修理品
定尺ベルトは、量販品のユニバーサルベルトのように、ハサミでカットして長さを調整することは出来ません。長すぎる場合は奥に穴を空け足すこともありますが、やはりバックルの付けの部分をカットして長さをぴったり合わせたほうがスッキリおさまります。
名古屋市のお客様がお持ちになったこのベルトは、真鍮の無垢のパーツを使用したカスタム品で、かなり年季が入ったモノのようです。仕上がりで約6センチ短くなるようにします。

画像上/曲げ代を残して革包丁でカット。

画像2/革漉き機に入れて新しい折り返し部分を薄くする。

画像3/折り返し部分を漉いたら、必要な穴をポンチで開けていきます。

画像下/完成。

今回の工賃/2000円