壁絵/フェイク塗装
ロサンゼルスのダウンタウンにフィゲロアという比較的安くて、とても風情のあるスペイン建築のホテルがある(今もあるかどうかはわからないけれど…)。
建物自体は相当古く、改修を重ねて営業し続けていた。古着商の頃、仕事がらみで2回滞在したが、ホールの漆喰壁に花が飾ってあるようにリアルな壁絵が描かれており、ホテルの中心部の大きな柱は、一見大理石のように見えたが、近くで見るとフェイク塗装で、職人によって漆喰の上から大理石の模様が描かれたものであった。
はじめて欧米の壁絵文化に触れた気がして、その遊び心にいたく感心した。
たぶんほとんどの人は気にも留めないだろうが…。
日本では壁面の意匠はもっぱら左官職人によるもので、塗装職人が、ホテルの壁に絵を入れたり、大理石調や木目調の塗装などしない。文化が違うのだから当たり前だけれど。
そこでSHOPを作った時に自分で壁面を漆喰で塗り、素焼きタイルを貼ったようにフェイク塗装したのがこれである。
ちょっとやってみたかったのだ。
たぶんほとんどの人は気にも留めないだろうが…。
建物自体は相当古く、改修を重ねて営業し続けていた。古着商の頃、仕事がらみで2回滞在したが、ホールの漆喰壁に花が飾ってあるようにリアルな壁絵が描かれており、ホテルの中心部の大きな柱は、一見大理石のように見えたが、近くで見るとフェイク塗装で、職人によって漆喰の上から大理石の模様が描かれたものであった。
はじめて欧米の壁絵文化に触れた気がして、その遊び心にいたく感心した。
たぶんほとんどの人は気にも留めないだろうが…。
日本では壁面の意匠はもっぱら左官職人によるもので、塗装職人が、ホテルの壁に絵を入れたり、大理石調や木目調の塗装などしない。文化が違うのだから当たり前だけれど。
そこでSHOPを作った時に自分で壁面を漆喰で塗り、素焼きタイルを貼ったようにフェイク塗装したのがこれである。
ちょっとやってみたかったのだ。
たぶんほとんどの人は気にも留めないだろうが…。