ビュイック始末記(燃料タンク編)
一般にアメ車の燃料タンクは車体下、左右のリアタイヤの間にあり、給油口はそのすぐ後ろのナンバープレートを手前に倒すとあらわれる。
しかしコイツは違うのだ。
トランクを開けると、ど真ん中に巨大なポリタンクがあらわれる。なんとかいうメーカーの(名前を聞いたが忘れた)ドラッグレース用の燃料タンクに換装してあるのである。この中央の蓋を開けて給油するようになっている。もともとのタンクはただ付いているだけで機能していない。ポリタンクの中には台所で使うようなスポンジのブロックが入っており、油面が安定するようになっている。ゲージも付いていないので、残量を見るにはその都度トランクを開けて、タンクの中に木の棒を突っ込んで確認しなければならない。
これは別に私のオーダーではない。
納車された時に「あれっ?」と、初めて気付いたぐらいなのだから。
しかしなんと大胆なレイアウトだろう。
多少の工具類以外は荷物が積めない上に、ガソリン臭い…。この車に、よけいな荷物なんか積むんじゃねーよというビルダーのメッセージであろうか。
しかしスチールのタンクと違って、サビの心配がないという旧車乗りにとっての利点もあるので納得している。
何事も割り切りが必要なのだ。
しかしコイツは違うのだ。
トランクを開けると、ど真ん中に巨大なポリタンクがあらわれる。なんとかいうメーカーの(名前を聞いたが忘れた)ドラッグレース用の燃料タンクに換装してあるのである。この中央の蓋を開けて給油するようになっている。もともとのタンクはただ付いているだけで機能していない。ポリタンクの中には台所で使うようなスポンジのブロックが入っており、油面が安定するようになっている。ゲージも付いていないので、残量を見るにはその都度トランクを開けて、タンクの中に木の棒を突っ込んで確認しなければならない。
これは別に私のオーダーではない。
納車された時に「あれっ?」と、初めて気付いたぐらいなのだから。
しかしなんと大胆なレイアウトだろう。
多少の工具類以外は荷物が積めない上に、ガソリン臭い…。この車に、よけいな荷物なんか積むんじゃねーよというビルダーのメッセージであろうか。
しかしスチールのタンクと違って、サビの心配がないという旧車乗りにとっての利点もあるので納得している。
何事も割り切りが必要なのだ。