ミシンのメンテナンス

ミシンのメンテナンス
昨年末に使用頻度の高い本縫いミシンの運針の調整が出来なくなり、大慌てしたが(その後復旧)、こちらは最近あまり出番のないブラザーの横振り(千鳥)ミシン。
当店では主に、デニムのパッチワークで使用する。
リメイクジーンズ全盛期には、連続使用で小さなモーターが熱くなるほどだった。
これは所謂職業用ミシンで、家庭用と工業用の中間に位置する。基本性能は工業用と同じで、ボビンなども共用、本体は頑丈な鋳物製。しかしモーターは小さくて、工業用のように一日通しての使用には耐えられない。
この古いミシンを世話してくれたのは市内のミシン屋さんだったが、高齢で一昨年亡くなられた。購入時から、振り幅の調整が困難で、しょうがないので一定のところで固定して使用している。
当店ではリメイクにも綿糸を使用しており、ポリスパンのように糸が均質ではないせいか、時々調子が狂って、下糸が上糸に引っ張られて表にはみ出すことがある。
ある程度は味としてお客様にはご容赦いただいているが、一応性能向上を図ってメンテナンス。