本日の修理品

本日の修理品
関東の方からWEPの修理及びパッチ付けを承りました。
WEPは袖の運動量を確保する為に後ろ身頃左右にプリーツが付いています。そして左右のプリーツの奥にステッチでオペロンゴムを留め、そのゴムの伸び縮みでプリーツが開いたり閉じたりするようになっています。しかしもともと薄手で引っ張り強度の足りないナイロン地なので、負荷がかかって裂けてしまうことがあるようです。プリーツの谷の部分ですから内側から縫い直す必要があります。作業は一旦裏地をはずし、裂けた部分をテープなどで補強して縫い直した上で、裏地を閉じることになります。このWEPには前身にフィリックスのパッチとネーム用のベルクロも縫い付けます。
今週はフライトジャケット関係の仕事をたくさんいただいていて、他にMA-1を2着、G-1、N-2B、N-3B、A-2をお預かりしています。