レザーパッチ製作、縫い付け

レザーパッチ製作、縫い付け
今回は店内で製作したパッチを縫い付けてのフルデコレーションです。
胸パッチのICATC(インド・シナ・エア・トランス・コマンド)は、日中戦争時に中国への物資輸送を担った兵站部隊だと言われています。コウノトリ?が木箱をくわえて飛んでいるユニークなデザインで、当時のローカルメイド品を模して製作しました。ペイントによる塗り分けではなく、配色ごとに薄革を裁断して着色したものをパッチワークした労作です。
左腕のCBI戦区章も同じ手法で製作しています。
ネームプレートはヌメ革で製作し、右腕には刺繍のエアフォースマークにヌメ革でトリミングしたものを縫い付けてあります。通常左腕に縫い付けるエアフォースマーク(ウイングマーク)は、CBI戦区章と同時縫い付けの場合は右腕にきているケースが多いので、それに準じた仕様です。
時節柄フライトジャケット関連の仕事をたくさんいただいています。