本日のニュースより

朝鮮人虐殺の慰霊式典、小池知事が追悼文見送り

東京都の小池百合子知事が、関東大震災時に虐殺された朝鮮人を慰霊するため9月1日に開かれる式典に、追悼文を送ることをやめたことが都への取材でわかった。
式典は市民団体が主催。関東大震災直後に「朝鮮人暴動」のデマが飛び、多くの朝鮮人が虐殺された事件を追悼する目的で、都立横網町公園(墨田区)で毎年開かれている。都知事が追悼文を寄せることが恒例となっており、小池知事も昨年は送付していた。
追悼文を巡っては、今年3月の都議会一般質問で、自民党都議が、虐殺の被害者数について異論があることを挙げ、「今後は追悼の辞の発信を再考すべきだと考える」と指摘。小池知事は「追悼文は毎年、慣例的に送付してきた。今後は私自身がよく目を通し、適切に判断する」と答弁していた。
(以上引用)

何かと問題の多い小池都知事だが、ごれについては全面支持。
以前読んだ工藤美代子さんの本に詳しく書かれていたので、当日記欄の2014年1月6日分を以下に再掲載する。
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名著であるため、ご紹介

『関東大震災 朝鮮人虐殺の真実』 工藤美代子著 産経新聞出版 

世に言う関東大震災時の朝鮮人虐殺は、既成事実として学校の教科書にまで載せられている。
震災後の混乱時に、朝鮮人が井戸に毒を投げ入れたり、家屋に火をつけたりしているという(流言飛語)によって起こされた日本人による虐殺事件であるとされる。
ところが、当時の資料を分析していくと、全く異なる実態が見えてくるというのが、本書の主題である。
中でも震災に乗じて組織的テロをおこなった朝鮮人抗日活動家の存在、実際に殺人や強姦、放火、窃盗を行った不逞鮮人の存在をあげ、根拠の無い(流言飛語)に踊らされた日本人が過剰な暴力をふるったわけではないということをあきらかにしている。
当時都心部で唯一震災被害が軽微だった東京日々新聞社は震災直後に、『日本人男女十数名をころす』『横浜を荒し 本社を襲ふ 鮮人のため東京はのろひの世界』との見出しでその状況を詳しく報道している。
実態として日本人を狙った犯罪が多発していたのだ。
また、在郷軍人や青年団が自衛的に制圧、殺害した不逞鮮人の人数も、その後実態とはかけ離れたとてつもない数字に膨れ上がってしまっている。この(被害者数の膨張)は、まるで南京大虐殺説と同じような構図である。
残念な事に、日本人の中にこそ、その自虐の系譜が存在するのだ。
朝鮮人虐殺の虚構性を鋭く指摘し、自虐史観に縛られた日本人を覚醒させる、工藤美代子さん渾身のノンフィクション。