THE MAGNIFICENT SEVEN

THE MAGNIFICENT SEVEN
ファニーからもらっているカウボーイズ&インディアンズというウエスタン専門誌の今月号に、「荒野の七人」のリメイク版が特集記事として掲載されている。
初作は1960年で、子供のころテレビで吹き替え版が何度も放映されているのを観た。
七人のガンマンを演じた俳優たちは、その後全員が押しも押されもせぬ大スターになった。ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ブラッド・デクスター、ホルスト・ブッフホルツの面々。敵役で、名優イーライ・ウォラックも出ていた。ロバート・ヴォーン(0011ナポレオンソロ役でも有名)以外は、すでに全員が鬼籍に入っている。
多少映画好きな人なら、この作品が黒澤明の「七人の侍」をベースにしていることもご存じだろう。
今回リメイクされた作品は、黒人俳優のデンゼル・ワシントンが主演している。他にも七人の中にインディアンや、メキシカンや、チャイニーズといった非白人が配役されており、白人だけがヒーローだった前作との時代の違いを感じさせる。
イーサン・ホークやヴィンセント・ドノフリオといった芸達者な俳優も脇を固めており、公開が楽しみな一作。

画像1/左からイーサン・ホーク、デンゼル・ワシントン、クリス・プラット。

画像2/1960年版のガンマンの面々。

画像3/「七人の侍」のカット。中央が三船敏郎。