ストレッチャーで親指の付け根に当たる部分を拡げたラッセルモカシン。
革表面が枯れ気味なので、ついでにクリームで栄養補給しておきました。
使用したのは瓶入りのMELTONIANの乳化性クリームで、茶系の色味の近いもの。薄く伸ばして塗り、しばらく放置して養分を浸透させた後、磨き上げ。
ところで、このチャッカブーツは比較的縫製がきれいですが、ラッセルモカシンのつくりの粗さは有名です。
私が所有しているブルハイドのハイカットは、とても本職が縫ったとは思えないようなステッチのはみ出しが数か所あり、爪先の形状も左右で若干違っています。