K's Pitにて

K's Pitにて
昨日閉店後に、久しぶりにやってきた元スタッフのS君とともに、車で数分のところにあるダイナーK's Pitへ。
カウンターで大振りのハンバーガーを食べながら、近況を語り合った。いつの間にか中年になったS君は、気性の激しさはそのままだが、なんとか社会と折り合いをつけてサラリーマンとして頑張っている。かなり特殊な機械加工専門の会社で、独自の立ち位置のため、仕事はまったく途切れないそう。
ところで地元で長年営業するこのお店は、アメリカンダイナーそのもののつくり。内外装ともオーナーのこだわりが詰まっている。
店の外にはオーナーの所有する50年代中期のビュイック・スーパーが鎮座している。曲線を多用したプレスラインが美しい車。クロムメッキされた派手なパーツはフィフティーズカー独特のもの。当店の66年式と同じ車格だが、この10年の違いは大きくて、車としての共通性はほとんど見受けられない。ブレーキの不具合でドック入りしていたのが、修理を終えて戻ってきたところだったようだ。

画像/恰幅の良いオーナーと、ビュイック・スーパー