梅雨の晴れ間に…

梅雨の晴れ間に…
祖父が遺した大正十年製の大日本帝国陸軍四伍式軍衣の外干し風景。
湿度が高いこの時期、うっかりするとカビの繁殖を招くことがあるので、対策のため収納袋から出して風に当てる。基本的には日陰干しだが、日光に当てる時は色抜けを防ぐため、裏返しにしている。
一度カビの胞子が付いてしまうと非常に厄介で、本職のクリーニング職人でも除去が困難なケースが多いのだ。
もちろん現代衣料でも同様で、梅雨時は素材にかかわらず、クローゼットに仕舞い込んだままの重衣料は要点検。