修行中の営業社員のアポ無し来店がうっとおしい件 

この時期は様々な企業に入社した営業社員が、担当エリアをカルトの勧誘なみにローラー作戦で回るのが慣例になっている。
当店の取引業者の話ではなく、全く取引関係の無い企業の営業である。地銀や保険代理店、事務用品の専門業者、置き薬の業者までやって来る。
もちろん新人研修の一環であろう。企業が新人の飛び込みセールスで受注が拾えるなんて考えているわけがない。いわば精神鍛錬のようなものである。入社した社会人一年生が、営業の基本を知る上ではそれなりに意味があるのだろう。あるいは企業側が適正のないものをこれで篩いにかけているのかもしれない。
しかしつき合わされる方はうっとおしいことこの上ない。作業の途中だったりすると尚のことである。企業もそのあたりのことをもう少し考えたらどうだろうか。
当店では飛び込み営業は一切相手にせず、名刺も受け取らず、作業中の場合は視線も上げず、そのままお引き取りいただいている。
前途有望な新社会人のモチベーションを打ち砕くことになっても、企業の新人教育のダシに使われてはかなわないのだ。