カレッジリングが…

カレッジリングが…
昨日、お客様さまからUSEDカレッジリングのご注文をいただき、今朝、めぼしいインポーターをあたっておりました。ところが極端に品薄でタマが見つからず、結果的にお役には立てませんでした。
インポーターの話によると、ここ数年の金地がねの極端な上昇(5年で2倍以上!)で、10K,14Kの大きめのカレッジリングやスクールリングは、溶かして地金で売買すると即金になるということで地金業者のほうにまわってしまうそうで、ビンテージの市場では枯渇状態なんだそうです。
そういえば、最近日本の街中でも、古物買い取り業者が、やたらめったら『金製品、高く買います!』と看板を出しているのを見かけますが、ぼんやりしていてそこまでの状況とは思いませんでした。
このまま地金の値段は上がり続けるのか、どこかで反転するのかは誰にもわかりませんが、現状では、ビンテージとしての付加価値よりも原材料の方が値打ちがあるということのようです。

画像のカレッジリングは、昔海外に買い付けにいき、自分のサイズにあった一点を手元に残したものです。リングは衣料品のようにかさばらず、ハンドキャリーで持って帰れるので、程度が良くて日本人に合う(小さめ)サイズのものはすべて買い付けてきて販売していました。