パッチ縫い付け

パッチ縫い付け
ビンテージAN-6552の背中にブラッドチットを縫い付けていきます。
このローカルメイドのブラッドチットは薄く漉いた本革をパッチワークして作られており、一度縫い付けされ、取り外された痕が残っています。
AN〜G-1ジャケットは、背中の左右にアクションプリーツがあり、この奥から奥に渡すかたちで水平に2本のゴムが表革と裏地の間に仕込まれており、これが伸び縮みしてプリーツが開いたり閉じたりしています。今回はブラッドチットでこれを縫い留めてしまうことになりますので、A-2と同じようなプリーツなしの状態になり、多少運動性能が落ちることになります。
作業的には表裏の中心が縫いずれないように注意が必要です。