店長日記

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東洋・中野さん、野崎さんご来店
本日、偶然にも東洋エンタープライズから二名の担当者が、別々のタイミングで来店された。
午後一番に、地元武豊町出身(現在は関東在住)で、サンサーフの企画を一手に担う中野さんが、リュック姿であらわれる。最寄駅から徒歩でのご来店。
中野さんのハワイアンシャツに関する造詣の深さは、業界関係者の誰しもが知るところ。
たまたま居合わせたお客さんを交え、アメカジ業界の昔にも話が及ぶ。
中野さんにはまだ大学生だった頃にもご来店いただいているが、頭脳明晰で親しみやすい人柄は変わらない。
今やサンサーフは、ハワイアンシャツのリプロダクションでは世界一といっても過言ではない。
その後、中野さんとは入れ違いに、当社の営業担当の野崎さんが、バズリクソンズの秋冬企画を引っ提げてご来店。
レンタカーで中部地区の担当ショップを回る日帰り営業で、当店が最終とのこと。
バズリクソンズのラインナップはあらかじめ画像をもらっているが、新企画の製品については直接聞かないとわからないことも多く、詳細のレクチャーを受ける。
思えば昨年のこの時期、すでに武漢肺炎の影響で営業回りを自粛するメーカーも出ており、そのままWEB営業に移行したところもある。
その点、東洋に関しては対面での商談が基本であることに変わりはない。
野崎さんの本日のいでたちは、自社製スウェットと自社製コーデュロイパンツ、社外品のキャップと、珍しく自社製品中心のコーデュネート。

画像1/小林社長の右腕として、ブランド企画を牽引する中野さん。

画像2/東洋エンタープライズの敏腕営業で、当店を担当する野崎さん。

画像3/野崎さんのご厚意で、非売品のバンダナをご提供いただきました。アイテムにかかわらず、東洋製品をお買い上げいただいた方にお付けします(先着順)。
パッチ縫い付け/M-51パーカ他
M-51パーカ他、フィールドジャケット計4点にネームテープを取り付け。
素材はポプリンや、リップストップといった薄手素材。
当店では扱いの少ない薄手素材に合わせて針を交換、押さえも調整して作業を行います。
本日のニュースより
青山商事の希望退職、609人が応募=募集を約200人上回る

紳士服大手の青山商事(株)(TSR企業コード:720045720、福山市、東証1部)は2月22日、12月から募集をしてきた希望退職の応募が609人に達したと発表した。募集は400人程度だったため、計画より約200人多い。
今期(2021年3月期)の特別損失として約40億円を計上する。応募者の退職日は5月31日。
新型コロナウイルス感染拡大によるテレワークの浸透などで通勤着やビジネスウェアの需要が減少し、昨春以降、業績不振に陥っている。
青山商事が2月12日に発表した2021年3月期第3四半期の連結決算(累計)は、売上高が1057億4900万円(前年同期比32.3%減)、営業利益が156億2800万円の赤字(前年同期20億4900万円の赤字)だった。
青山商事は2020年11月、初めて希望退職者の募集を公表。40歳~63歳で勤続5年以上の正社員・無期契約社員を対象にしていた。
(以上引用)

このところ、大手アパレルではリストラのニュースばっかり。
閉鎖店舗の店頭スタッフでパート、アルバイトの人はもちろんそのまま馘首で、数に入っていない。
見通しがないから退職するんだろうけど、40歳以上では、よほど能力が無ければ条件の良い受け入れ先は無い。
本社の企画生産畑の人だと潰しも利かないし、同業他社に流れていくんだろうか?
どう考えても、厳しすぎる。
昔はイケイケだったのにね…。

*本日(天長節)は営業しております。
ジーンズ裾上げ
業者さんからの持ち込みでチェーンステッチでの裾上げ。
ピグメント(顔料)で染められたブラックジーンズ。
所謂ブラックデニムは、経糸がブラックで、横糸(裏地側)は白で織られていますが、この製品は丸染めされており、裏返しても真っ黒です。
ピグメント染めは生地に硬さを与え、独特のアタリ感が生まれます。

*明日23日は祭日のため、営業いたします。
名著であるため、ご紹介
『虚栄』 久坂部羊著 角川書店

この作家の作品が面白くて、昨年秋ごろから何冊も読んでいる。
本職の医師と作家という二足の草鞋で、テーマも現代医療の矛盾を厳しく指摘する作品が多い。
本作では、癌の治療開発を目的とした国家プロジェクトに際し、外科、内科、放射線科、免疫療法科が、それぞれの優位性を主張して覇権を争う。いかに予算を分捕り、自派の安泰を目指すかというところで足を引っ張りあい、それに製薬会社、医療系マスコミなども利権を求めて便乗し、権謀術数が繰り広げられる。「白い巨塔」の時代と何も変わらない医学界。
そこでは患者の命の問題は二の次である。
作中には、所謂「がんもどき理論」で、医療界から総バッシングされた近藤誠医師をモデルにした放射線科医も登場する。著者は、近藤理論の評価はともかくとして、その問題提起に対してシンパシーを感じているような描き方である。
二人に一人が癌と「診断される」長寿国家。
本作も救いのない内容ではあるが、他人ごとではない。
パッチ縫い付け/L-2
バズリクソンズのL-2に刺繍パッチを縫い付け。
軽量のフライトジャケットL-2は、これからの時期に重宝するアイテムです。
A&Wバズリクソンズラインナップ
東洋エンタープライズより、今秋冬のバズリクソンズの企画書が届く。
う~む。
定番商品が、軒並みの大幅値上げ。
それも過去に無いくらいの値上げ幅。
いくら原材料の高騰があっても、この時勢に、ユーザーが納得してくれるだろうか?
業績悪化で瀕死の大手アパレルをよそに、強気の東洋エンタープライズ。
来週、当社担当の敏腕営業さんが来店するので、詳細を詰める予定。
スコードロンパッチ完成
馬革のトリムを縫い付けて完成。
希少な馬の鞣し革は、阿久比町の工房エルパソさんのご提供です。
そろそろ残り少なくなってきましたが、同じものが手に入るかどうか微妙なところ。
スコードロンパッチ鋭意製作中
中華民国旗の星の部分は、白く切り取ったパーツを縫い付けるやり方もあるんですが、鋭角になった先端部分が傷みやすいので、ネイビーの革を星形に切り抜いて縫い合わせるようにしております。
本日の修理品/ウィリス&ガイガー A-2
レザージャケットは出隅部分が擦れることで濃淡が出来、それが味になっていくものですが、何かのはずみで部分的に色が剥がれてしまうこともあります。
何かに挟んだのか、右腕後部だけ銀面が傷ついたゴートスキンのA-2。
こうした部分的な補修は靴墨を使って行われるのが一般的ですが、より自然に仕上げるため、バックペイントと同様に塗料を調色してリタッチしました。

画像1、2/ビフォー。

画像3/黒と茶、少量の紺を加えて色合わせ。

画像4/アフター。
スコードロンパッチ鋭意製作中
フライングタイガー部隊のショルダーパッチ(CBI章)を製作中。
今回はパーツごとに裁断した革をパッチワークしていきます。
4300戸で断水続く 大学入試影響も 福島・宮城震度6強

13日午後11時7分ごろ、福島県や宮城県で震度6強を観測する地震があった。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・3と推定される。総務省消防庁のまとめでは、9県で153人が負傷した。地震は、2011年3月に起きた東日本大震災(M9・0、最大震度7)の余震とみられ、気象庁は同程度の地震に1週間程度は注意が必要だとしている。
(以上引用)

東北の方々にとっては東日本大震災から10年で、またもや被災することになった。
しかもこの武漢肺炎騒ぎの渦中で…。
つくづく地震予知など不可能なのだと思う。
地震予知の研究機関なんて、研究費名目でずっと予算を引っ張るだけで、何の実績も上げていない。

A-2カスタム完成
年代物のA-2ジャケットに合わせ、エイジング仕上げしたレザーパッチを縫い付け。
ウォッチブレスレットの電池交換
バスケット柄にハンドスタンピングされた定番モデルの電池交換。
当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはシチズン製クオーツで、販売時に、内蔵されているボタン電池で針を動かし、動作確認の上でお渡ししております。
電池切れの場合には、店頭に常時交換用の電池をストックしておりますので、格安にて即時対応いたします(KC'Sの正規取扱店でも、店頭で電池交換に対応しているショップは多くありません。メーカーへ配送して電池交換するケースでは、往復の輸送コストや時間のロスが発生します)。

*工賃込みの価格500円(税別)

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
スコードロンパッチ完成
今回の絵柄は北アフリカでの対独作戦に由来するものとのこと。
縫い付け予定の年代物のジャケットに合わせ、エイジング仕上げしております。
本日のニュースより
「小池旋風」再び襲来か…得意の対立構図生み出す 警戒強める自民

女性蔑視ともとれる発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を固める中、自民党が東京都の小池百合子知事の言動に神経をとがらせている。小池氏が森氏に厳しい世論に乗じて好感度を高めることになれば、7月の東京都議選や秋までに行われる衆院選で「小池旋風」が再び巻き起こり、後塵(こうじん)を拝する懸念があるためだ。
(以上引用)

森元総理の発言全文を読めば、全く差別にあたらない。
マスコミが切り取り引用をし、野党が騒いでいるだけ。
それを腹黒で政治的嗅覚だけは優れた小池のババアに利用されて、森氏は晩節を汚すことに…。
理念も思想も節操もない都知事は公約を何一つ実現せず、都の財源をパフォーマンスで使い果たしても恬として恥じることはない。サイコパスには恥の概念は無いのだ。
これで小池陣営に投票するようなら、都民は詐欺の二次被害にあうようなもの。
スコードロンパッチ鋭意製作中
今回は、艶なしベージュで最初に全体を塗っており、その上から白い部分を乗せていく手順。
猫(フィガロ?)の絵柄は縦5センチほどと小さいので、極細筆でディテールを描き込み。

電気ペンでネーム入れ
ご購入いただいたベルト、名刺入れ、コインケースにそれぞれ会社名とお名前を入れさせていただきました。
元々ウッドバーニング(木の表面に熱で模様を刻むクラフト)をやる人達向けのを電気ペンは、レザークラフトマンにも重用されております。
当然ながら、革の表面を焼いて印字するんですから、やり直しはききません。
緊張しながらの作業になります。
スコードロンパッチ鋭意製作中
お客様から絵柄指定でご注文いただいたレザーパッチ。
猫と、左側の樹木のサイズバランスを変えずにというご要望だったので、当初はベースを横長で裁断予定でした。しかし左右の空間を詰めることで円形のパッチに収めることが出来そうだったので、その方向でご提案し、進めることになりました。
縫い付け予定のA-2は相当な年季が入っており、ペイントもそれに合わせてエイジング仕上げします。
パッチ縫い付け/M-65
M-51パーカの後継のM-65パーカ。
インナーを跳ねておいて、表地にネームテープを取り付け。