店長日記

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本日の修理品/フェローズ MA-1
一昔前に販売したもので、オリジナルに近い、ゆったりしたシルエットの製品。
今回はウエストと上衿のリブ交換で、これがかなり大変な作業。
フェローズはメーカー側でのリペア対応がないので、社外品のリブを使い、当店で交換作業を行います。
袖リブは状態がいいので手を付けずにおきますが、衿とウエストの交換に使うリブとは色合いが違ってきます。
袖リブが退色しているのと、社外品のリブだと元々の色味も異なるためです。
リブは表地と裏地に挟み込まれていますが、裏側から(中表)の状態で縫われており、取り外し、再縫製ともに大幅な解体が必要です。
工程も多いので、とりあえず解体して、交換品の取り付けは後日行います。
車検完了
今回で三回目となる車検が完了したとの連絡を受け、早速引き取りに行った。
気付きもしなかったバックランプの不具合は、スイッチを交換して修復。マフラーの太鼓の隅が腐食して小穴が開いていたが、ガムで補修してもらった。ほかにはバッテリーや、オイル類を交換して終了。
エンジンのどこからかオイル漏れがあるが、駐車場に垂れる程でもないので、とりあえずは注ぎ足しながら乗っていけば良さそう。
ネットでお買い物…コンビ鞣し牛革
すぐに使う当てがあるわけではないが、色合いの良い半裁(背中心で割った1/2サイズ)物が出たので買ってみた。
「コンビ鞣し」とは、化学薬品によるクロム鞣しの後、タンニン鞣しを行う手法で、両方の特性を併せ持つ。
コンビ鞣しの革は、タンニン鞣しのような風合いがありながら柔らかく、ミシン縫製による衣類や、袋物に向いている。逆に硬さがないので、ハンドツールによるカービングや、ウォレット類には使えない。
アニリン染料で、濃淡のある褐色に仕上げられていて、なかなかの風合い。
ちなみに革の面積はDS(デシ)という単位で取引されるが、10センチ×10センチが1DSである。今回のは221DS。
1,2ミリにバンドナイフで均一に漉かれており、使いやすいのも嬉しい。
車検通らず
本日、毎回車検をお願いしている武豊町のカーステージさんに、猫の足跡だらけのJA11を持ち込んだ。
特に不具合は無いと勝手に思っていたんだが、バックランプが点灯していないことが発覚。さすがにこれは自分では気付けない。
球を交換しても点かず、そうなると断線かスイッチの不良。結局すぐには対応できないということで車両を預け、ピカピカのダイハツの代車で帰ってきた。
数日かかる見込み。
車検間近
2015年に購入したJA11が車検の時期になった。
ドライブシャフトが折れてドック入りとなったビュイック・スペシャルの代わりとして、行きがかりで買ったような車だが、気が付けば6年も乗っている。
ノーマル状態だったのを面白半分に作り替えてミリタリービークルみたいになってしまったが、オジサン達には受けが良い。
購入希望の方もいらっしゃるけれど、今回も車検を通して、引き続き日常のアシとして利用します。
前回同様、民間整備工場に持ち込んで「チャレンジ車検」の予定。

画像2/もとはメタリックだったのを、オリーブドラブ(黒×黄)で自家塗装。以来、一度も洗車していない。近隣の猫がルーフ上で日向ぼっこするので、足跡だらけ。
挿し木
GWから満開のメキシコ万年草(セダム)。
ブーツ看板の周囲にしっかり根を張っているが、ほとんど隙間なく密生状態。
少し間引いて周囲に挿し木し、縄張りを拡げてやることにした。
わずかな隙間にでも土があれば根をつけるので、枕木の間や、蔦と芝の間にも摘み取った茎を挿してやる。
後はノーメンテナンス。
丈夫で世話いらず、花が枯れても常緑で、グランドカバーにも適したメキシコ万年草。

スコードロンパッチ完成
今回制作した物も、最後にウエザリングを加えて、中古風の仕上がりとした。
対応モデルは、A-2、B-10、タンカースあたり。
ネームプレート制作
通販でネームプレートとエアフォースパッチのご注文。
ネームの文字は任意で、お客様にご指定いただいて刻印しております。
乾燥するのを待って普通郵便(84円)で発送いたします。

価格/ネームプレート3300円(税込み) エアフォースパッチ2750円(税込み)
スコードロンパッチ鋭意製作中
国旗のように直線で塗り分けられているデザインの場合、基本的には薄い色から塗っていき、濃いほうの色で境界部分を塗り分けていきます。
短い距離はフリーハンドで描きますが、幅があるときはスケールを利用します。
筆をそのままスケールに当てて描けば滲んでしまうので、筆と割り箸を重ねてクリップで留め、割り箸の端をスケールに当てて横に滑らせて線を引きます。
WEB環境一新
パソコンが新しくなったので、今まで使っていたポンコツのデスクトップや、プリンターその他諸々を処分しなければならない。
ずっと前に使っていたMackminiも手元に残したままだったので、これも処分対象。
今回一式を購入した量販店に問い合わせたら、持ち込んでくれれば無料で処分してくれるという。ただし、データの消去は行わず、そのまま処分業者に渡すという。
それではやはり不安なので、自分でハードディスクを破壊して、行政の処分場に持ち込むことにした。
パソコンをスムーズに使いこなすのは苦手だが、分解して破損させるくらいは造作もない。

画像1/昔使っていたMackmini。裏蓋をあけるのにはスクレーパーが必要。

画像2/取り出したハードディスクは鏨で一撃。

画像3/今まで使っていたご苦労さんなデスクトップは、裏蓋は簡単に開くものの、ハードディスクは星形レンチがないとケースから取り出せない。

画像4/面倒なのでケースごと超硬ドリルでぶち抜いた。
スコードロンパッチ鋭意製作中
先月ネットで見つけてポチッと買い入れた珍しい素仕上げの山羊革(ゴートスキン)。
程よい厚みで漉きを入れる必要もなく、裁断してそのままペイント作業。
今回は同柄で3点制作。
WEB環境一新
パソコンを、先月納品されたモニターの大きいNECのものに交換。
面倒で大嫌いなデータの移行作業や初期設定は、結局娘に丸投げした。
これまでのものと比べると、随分とハイスペックらしい。私が使っても、存分に使いこなすところまではいかないだろう。
ソフトは使ったことのないものばかりなので、徐々に慣れていくしかない。
家で洗えますか?(追記)
レーヨン製ハワイアンシャツの洗濯については、ご案内したように手洗い、もしくはネットを使用して家庭用洗濯機でも対応出来ます。
ただし丸洗いすれば、乾いた後にはどうしても皺が残ります。
そのままの風合いでも良いかと思いますが、上衿や前端に軽くアイロンを当ててやるだけで見栄えが良くなります。
その時もちょっとしたコツがあり、プレスを当てた直後に、伸ばした面に雑誌などを被せてやると、それが熱分を一気に吸収し、パリッと仕上がります。
これはコットンでもウールでもアイロン作業の時には利用できるテクニックです。

*本日は火曜日ですが、祭日のため営業しております。GW中は無休にて営業いたします。
本日のニュースより
愛知リコール不正署名事件 事務局長が一転、依頼認める 「合法的にできるという説明があった」

愛知県の大村知事へのリコールを巡る不正署名事件で、これまで関与を否定していたリコール運動の事務局長が一転して、名古屋の広告関連会社に署名集めを依頼したことを認めた。
リコールの会の田中孝博事務局長はこれまで関与を否定していたが、きょう「広告関連会社には2点発注して、最初はポスティング業務、そして今回一連の事件になってる署名収集作業の業務を依頼した。『合法的にできる』という説明があったので依頼した」と、名古屋の広告関連会社に署名集めの業務を依頼したと認めた。
署名活動を巡っては、この会社を通じて佐賀市内で募集したアルバイトが大量の署名を書き写した疑いが出ている。しかし、田中事務局長は「署名の偽造を依頼したわけではない」と主張した。
(以上引用)

この期に及んでも、稚拙な言い訳で広告代理店に責任転嫁しようとする維新の元県議。
「責任転嫁の本職」である小池BBAなんかと比べると、技量の差がありすぎて見ていられない。
こんなマヌケを、リコール運動の事務局長に据えてしまったのが間違い。
家で洗えますか?
この時期なので、過去にも日記欄で何度かご紹介したハワイアンシャツの洗い方について、再掲載いたします。
レーヨン製ハワイアンシャツの洗濯については、手洗い、またはネットを使用するなどして家庭用洗濯機でも対応出来ます。
基本的に製品(脇の内側)に付いている洗濯表示には、水洗い不可、ドライクリーニング(石油系)とあります。つまりメーカーの指示としては、クリーニング店に依頼して石油系の溶剤で洗ってくださいということです。それはデリケートな素材を水洗い可にしてしまうと、無造作に洗濯機に放り込む人も出てきますし、結果として大きな縮みやボタンの破損、衿外回りのパンクなどがありえるからです。メーカーとしては製品トラブルのもとになる家庭洗濯はできるだけ避けてもらいたいということがあるのです。
では現実に水洗い出来ないかといえば、そんなことはありません。むしろ汗や塩分など、水溶性の汚れは石油では落とせないので、夏の衣服は水洗いの方が望ましいとも言えます(脂汚れには石油系の方が有効です)。クリーニング店でも、あえて水洗いを指示すればやってくれる所もありますが、それなりに工賃もかかるので、自宅で行うほうが経済的です。
今回は家庭用洗濯機を使わずに、洗面ボウルを利用して手で押し洗いするやり方をご紹介します。
以下参照。

画像1/洗面ボウルに洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯を張る。汚れがひどいときは、ごく少量の酸素系漂白剤(塩素系は不可!)を加えると効果的。しばらく浸け置きの後、濯ぎ洗いし、軽く絞って水分を抜く。

画像2/洗濯機を使わない場合は脱水が不完全になるので、室内干しは出来ません。外乾しの場合は裏返した方が日焼けによる退色を防げます。干す際に、衿の外周りや、前立て部分の皺を伸ばしてやると形が安定します。

*GW中は無休にて営業しております。
パッチ縫い付け/ワークシャツ
小径の375BOMBの刺繍パッチを、ダブルアールエルのワークシャツに縫い付け。
ダブルアールエル(RRL)は、90年代からヴィンテージのリプロダクトを中心に展開するブランド。
デニムに限らず、こうしたシャツの加工技術にも長けており、良いアタリ感が出ています。

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満開
毎年この時期に満開になるメキシコ万年草。
強い生命力で、枕木階段の隙間にも入り込み、小さな花を咲かせている。

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本日の修理品/AVID ジーンズ
当店では扱いのない、ポリウレタン混のタイトフィットジーンズ。
ポケットの脇が縦に10センチほど裂けている状態。購入後、数回の着用ということで、溶剤を使ったブリーチ加工によって生地自体が弱くなっているものと思われます。
縦に大きく裂けていると、ミシンを横方向に振ってカケ次ぐことになりますので、どうしても修理跡は目立ちます。
それ前提で、作業を承りました。

画像2、1/ビフォー。

画像3、4/アフター。
タンカースカスタム
豊川市のお客様のオーダーで、タンクジャケットをフライングタイガース仕様に。
以前に左右のショルダーパッチと左胸のパッチは取り付け済み。
今回は背中にブラッドチットを取り付け。
背中の左右にはアクションプリーツがあるので、開閉に問題ないように注意しながら縫い付けを行います。