店長日記

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ジーンズ裾上げ
こちらも持ち込み品ですが、2センチだけ短くしたいとのご要望。
縫い代が足りないため、裾線のステッチを抜き、プレスで伸ばしてから裁断、縫製という手順になります。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥2,200(カット分3.5センチ以下のため、縫代出しでアップチャージ)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ジーンズ裾上げ
ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。
セレクトショップさんの国産レプリカ製品をチェーンステッチでの裾上げ。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。
今回は上糸イエロー×下糸オレンジで、共に20番手。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
本日のニュースより
ロシア、住民「保護」口実に軍事介入の懸念…親露派地域での爆発事件捜査を発表

ウクライナ東部で続く同国政府軍と親ロシア派武装集団との紛争を巡り、ロシアが介入とみられる動きを強めている。プーチン露政権がロシア系住民の「保護」を口実に、親露派の支配地域に軍事介入する懸念が一層強まってきた。
(以上引用)

二年ほど前だったか、手提げのトランクを持った背の高い白人が、ふらりと店内に入ってきた。
おもむろにトランクを開け、中に入っていたマトリョーシカをいくつか取り出して、拙い日本語で買ってくれないかという。
なんだロスケの物売りかと思い、きっぱりと断った。それでも青年は親しげに、自分はウクライナから来ていると言う。
何人だろうとマトリョーシカは要らないが、やたら愛想が良いので、少し話をした。
知人を頼って単身来日し、本業は英語の講師をしているという。ウクライナ人は母国語以外に英語も堪能な人が多いらしい。私も含め日本人からすれば、ロシア同様旧ソビエトの一部だったし、ロシア人と同じようなものだという感覚がある。日本の北方領土に住み着いているウクライナ人も多い。ウクライナ紛争も対岸の火事だし、仲間割れ程度の認識だった。しかしにこやかな青年は、プーチンのことを「KGB(カーゲーベー)の殺し屋」と言い、ギリシャ正教に帰依する我々は、ロシアに与することは無いという。彼の兄弟はウクライナ軍の兵士で、ずっとロシアと対峙しているとも言っていた。
青年は意外にも激烈な民族主義者であった。
それでもマトリョーシカは買わなかったが、その後、少し気になってウクライナに関するものを読み込んでみると、なかなか厳しい民族の歴史があった。
古くはモンゴルに侵略され、その後はナポレオン、先の大戦ではナチスに蹂躙され、その後はスターリンによる残酷な統治が長年行われた。シベリアに送られ、強制労働に従事させられた知識人も数多い。平坦で国境線の広い国土は、西からも東からも外敵に攻められ続けたのだ。
そして今、プーチンの餌食になりそうな情勢である。侵略の地ならしとして、ウクライナ内部の親ロ勢力を使って情報戦をおこなっている。曰く、ロシアとウクライナは不可分一体であるべきといったプロパガンダで、在日ウクライナ人の中にさえ、Youtubeでこの主張を唱える人もいる(もちろん日本語で)。
この先、プーチンが軍事侵攻しても、残念ながらアメリカが本気で介入することは無いだろうし、EUだって同じだろう。
このところのニュースを見ると、あのマトリョーシカ売りの青年はどうしているだろうかと、ふと思う。
ギフト包装も承ります
カードケース、パスケース等小物ギフト用に、包装資材のバリエーションを増やしました。
店頭でお申し付けいただければ、無料で対応いたします。
包装紙、リボンの色等はお任せになります。

ついでに申し上げれば、当店では、2020年7月の「容器包装リサイクル法」以降も、レジ袋は無料でお渡ししております(マイバッグ持参の方以外)。
B-15Cカスタム
左胸の空きスペースに、パッチに合わせてファイティングイーグルのロゴ入れ。
筆記体で影文字。
ナイロン地は筆運びがスムーズにいかないので、結構な時間がかかります。
レザーパンツ裾上げ
中厚程度のナッパ革のパンツ。
レザーパンツの裾上げは、折り返さずに裁ち切りして、シーム4箇所に解れ止めのミシンをかけることも多いのですが、今回は二つ折りしてミシン仕上げとしました。
折り返し分は3センチ取り、レザーボンドで圧着した上でミシン掛けしております。
ウォッチブレスレットの電池交換
コードバンのベルトが付いたウォッチブレスレットの電池交換。
当店で販売するKC'S(ケイシイズ)のウォッチはシチズン製クオーツで、販売時に、内蔵されているボタン電池で針を動かし、動作確認の上でお渡ししております。
電池の寿命は最長2年で、電池切れの場合には店頭に常時交換用の電池をストックしておりますので、格安にて即時対応いたします。

*工賃込みの価格550円(税込み)

*当店で販売した商品のみの受付とさせていただきます。
東洋・野崎さんご来店
東洋エンタープライズの古参社員で当店を担当する野崎さん。
先週WEB配信されたバズリクソンズの秋冬企画の商談でご来店。
今回は東京からの日帰り出張で、新幹線で来名、名駅からレンタカーで県内の取扱店を回りというスケジュール。帰路の雪を心配し、駆け足で商談を詰め、明るい内に引き上げていった。数年前、この時期の出張で、名古屋までの帰路の知多半島道路が雪で封鎖になり、酷い目にあったのがトラウマになっているのだ。
本日のいでたちは、自社のカットソーとパンツに、〇〇〇のウールキャップ、足元は、出張の時に専ら愛用している〇〇〇のスニーカーでコーデュネート。
B-15Cカスタム制作中
お客様から展示品として譲り受けた1996年製のバズリクソンズB-15C(MOD)。
全体に飛び散った油性の汚れを落とすために中性洗剤で丸洗いするも、あまり効果なし。
左胸の空きスペースにワンポイント入れて、ナイロン地のペイントサンプルとさせていただくことにした。
ジャケットリメイク/シュガーケーン ウールジャケット
裏地がキルティングになったウールジャケット。
若干袖丈が長いので、お客様の体形に合わせて丈詰めを行います。
のぼり(カフスから上の開きの短冊)の形状から、5センチほどは無理なく短くできます。
カフスの取り付け位置が上がることで、袖本体側の取り付け寸法(周囲)が余りますが、一箇所あるタックを多めに取ることで寸法合わせします。

画像1、2/ビフォー。

画像3/左右のカフスを取り外した状態。
ジーンズ裾上げ
ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。
10年以上前のウエアハウスの製品で、オリジナルのチェーンステッチが糸切れして解れている状態。
長さを変えずにチェーンステッチで裾上げしますが、色合わせのために全周のステッチを抜き、再縫製します。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
鉄筋利用S字ステー
擁壁のブロック積の際、補強に入れる鉄筋。
表面に凹凸のある、チープな鉄の丸棒。
これをS字に曲げて、大型のフックを作ってみた。
粗仕上の粗野な雰囲気が、当店の雰囲気にマッチすると思う。
屋外で作業したが、今日は冷え込みが厳しくて、かなり体を動かしていても、寒い。

画像1/曲げる前に、一応バーナーで炙ってナマしてみたが、必要なかったかも…。

画像2、3/万力と大型ハンマーで捩って形を作っていく。

画像4、5/使用例。この調子で、あと5個制作予定。
ウエスタンブーツ、リボーン!
お客様が若かりし頃、購入したトニーラマのウエスタンブーツ。
80年代にファニーが輸入した製品で、つま先が最も尖ったXトゥのタイプ(トニーラマの場合、トゥの形状別にX、J、M、Uで表記)。
きちんとメンテナンスされ、ヒールラバーも新品に替えられていて、まだまだ現役ですが、トゥに大きくガリ傷が入っています。
オレンジ系の表革なので、ワックス等でごまかせる色合いではありません。
そこで顔料を調色して、タッチアップすることにしました。
今回使用したのは、シューケア用品のコロンブスが出しているアドカラーという製品。
油絵の具のようにアルミのチューブに入っていて、必要分だけ出して混ぜ合わせることが出来ます。

*当店でアドカラーを販売しているわけではありません。

画像1/ビフォー。

画像2/軽くサンドペーパーをかけて均し、筆で塗る。

画像3/アフター。
A&Wバズリクソンズラインナップ
東洋エンタープライズより、今秋冬のバズリクソンズの企画書が届き、同時にWEBで画像も配信される。
昨年度、定番商品が軒並み鬼の値上げだったが、さすがに今季は概ね据え置き(それでも一部商品がわずかに値上がり)。
昨年度の値上げでは、中々お客様方のご納得を得られなかった。
来週木曜日に、当社担当の敏腕営業が来店するので、お客様のご意見も踏まえ、商談を詰める予定。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
右ポケット口が大きく破れている状態のSC41947。
縫い代も欠損しているので、キレイな修復は難しいですが、これ以上傷みが拡がらないようにリペアしました。

画像1、2/ビフォー。

画像3/タタキを入れた上で、裏から綾織テープで補強。

画像4/作業完了。
パッチ縫い付け/B-10
バズリクソンズのB-10にビンテージのネームタグ(無刻印)と、再生繊維で刺繍されたパッチの取り付け。
お客様のご要望で、ネームタグは右胸に…。
本日の修理品/ヴィンテージギア コットンパーカ
コットンパーカの袖口修理(リメイク)の続き。

画像1/牛革を短冊状にカットし、革漉き。

画像2/折れ山の破れを包むようにパイピング。

画像3/作業完了。前立て端や、ポケット口の三角止めに使われていた革と色味の近い革を使用しております。
本日の修理品/ヴィンテージギア コットンパーカ
袖口の折り返し部分が破れ、化繊の中綿が出ている防寒用のコットンパーカ。
奇麗に修復することは困難で、タタキを入れるにしても周囲の解体が必要です。
お客様とご相談の上、革を薄く漉いて、袖口の破れを覆うようにパイピング始末することになりました。
ジャケットの前立てや、ポケット口の始末に本革が使われており、それと色味の近い革を使用して作業を進めます。
ナイロン・エイジング
1996年にお買い上げいただいたバズリクソンズのB-15C(MOD)。
26年経て、オリーブグリーンのシェルは色が抜け、黄緑がかっています。
お客様のご好意で譲り受け、店内に展示中。