店長日記

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スコードロンパッチ鋭意製作中
ずいぶん前にオファーをいただいていたものの、「急ぎませんから」とのお言葉に甘えてなかなか手を付けられなかったペイントパッチに取りかかっています。
今回のオファーも県外の方で、送っていただいたプリントのパッチと同じデザインを手描きで仕上げるというものです。

画像上/今回ベースにはホースハイドを使用してみた。革表面の微妙な皺は仕上り状態では判別出来ないかもしれないが…。下地を白で塗装。

画像下/下地塗りの上に背景となる淡いグリーンを調色して塗装。

画像下/左上のプリント製のパッチを模写する。
本日のニュースより
露大統領選で大差当選、プーチン首相の目に涙

ロシア大統領選は4日夜(日本時間5日未明)、即日開票され、ウラジーミル・プーチン首相(59)が約64%の票を獲得、4人の対立候補に大差をつけて当選を決めた。プーチン氏は5月7日に就任、4年ぶりに大統領に復帰し、通算で3期目に入る。2000年以降、大統領、首相として強大な権力を握ってきたプーチン氏は、国民の信を背景に統制色の強い国家運営を続けるとみられるが、強権手法に反発する中間層への配慮も迫られそうだ。
プーチン氏は4日深夜(日本時間5日未明)、クレムリンに近い広場で開かれた支持者集会にメドベージェフ大統領を伴い登場し、目に涙を浮かべながら「我々は公正な戦いに勝った」と勝利宣言した。
(以上引用)

「我々は公正な戦いに勝った(うるうる)」だってさWWW
あらゆる不正な手段を講じて政敵を抹殺した末の圧勝おめでとうございます。
『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう』などと能天気な憲法を掲げている日本国ではとてもこの人には対抗出来ませんわ。

…イスラム過激派にでも暗殺されればいいのに♪
パッチ縫い付け
濃紺のフライトジャケット、B-15C(MOD)は無地のままだと作業服に見えなくもありません。
しかし刺繍パッチを縫い付けることで、一気に精悍な戦闘服のイメージになります。
今回は何度かリピートして下さっている関東のお客様の依頼です。
本日の修理品
シュガーケーンの定番SC41947、ワンウォッシュの状態でお買い上げいただき、4年ほどの着用です。
太腿の固定化された折り皺の山の部分がパンクしかかっています。
手を入れればまだ何年か穿いていただけるのでお預かりしてカケツギしました。

画像2/擦り切れている部分はわずかですが、当て布は縦に30センチほど必要です。サイドシームを切り開いて裏打ちします。

画像3/生地の方向に沿ってタタいていくので修理痕はほとんど目立たない。

画像4/修理後の裏面。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
パッチ製作…完成
下絵の段階で中断していたペインティングの仕上げです。

画像1/オレンジ系の背景の上に白を乗せるので多少厚塗りになります。

画像2/今回はイラスト風ではないのでアウトラインは無し。黒〜灰色のグラデーションで羽を表現します。

画像3/鶴の足の部分だけ外側に出る形で外回りをカットして完成。完全に乾燥したら縫い付けをおこないます。

画像4、5/これは別件で、以前何度もご依頼いただいている関東の方のA-2にネームプレート用のベルクロを縫い付けました。キュプラ系の裏地はどうしても多少糸引きが出てしまいます。レザーを貫通させて縫う為にはある程度針の太さが必要で、密度の細かい裏地だと突き抜ける時に縦横の糸が引っ張られる為におこります。
私の道具達
営業再開から早二週間経ったが、いまだ内装工事は進行中で、営業開始前や閉店後にはツナギを着て作業にあたっている。
今回すべての壁面はスタッコで覆われることになったが、後で棚やハンガーバー用のステーを付けたりするときに非常に役立っているのがこの「ONE-PUSH」。
これは壁面の下のネタを探す時に、先端を壁に直角に押しあて、名前のとおりワンプッシュすると内蔵の針が飛び出し、ネタの有る部分では針が奥まで入らず浮き気味になるのでそこがネタの位置だとわかるというもの。原理は簡単だが、手早く、正確にビスを打ち込む位置を特定出来る優れモノだ。ネタの無いところに刺した針の跡も小さくてほとんどわからない。
イエローガレージさんの道具の一つだったが、今後の作業にも役立ちそうだからとプレゼントしてくれた。

*ワンプッシュというのは商品名で、大工道具としては別の名があるのだろうが私は知らない。

画像3/トイレの西側の壁面。画像では窓のように見えるかもしれないが、漆喰壁に木とアイアンで出来た鉢を飾る什器を留め付けている。壁の下に入っている金属の間柱にネジ留めした。
パッチ縫い付け
下絵段階のパッチはひとまず置いて、他の作業を集中しておこなっていきます。

画像1、2/ピンナップガールのペイントパッチをレザーベストに縫い付け。外まわりが鋭角的なためミシンの切り替えが多く、慎重に手送りで縫っていきます。

画像3、4/A-2に新作の刺繍パッチを縫い付け。これは以前にもお取引いただいた佐賀県のお客様の依頼。
パッチ製作…つづき
画像上/粗断ちした状態でパッチの背景となるボカシの部分を入れる。念のため定着液を塗布。

画像中/充分に乾いた後、鶴の絵柄を模写。

画像下/これは別の案件で同時進行している縫い付け用のペイントパッチ。これもヌメ革に染料系で描いたもの。これを製作したのはずいぶん昔で、こういったピンナップガールを描いたレザーパッチを背中に縫い付け、絵文字等は直描きするというパターンのものを製作していた。今回はフライトジャケットではなくレザーベストに縫い付け予定で、スポンジで定着液を塗る。
パッチ製作
今回はお客様からメールで送っていただいた画像をもとに、手描きのレザーパッチを製作します。
鶴が飛んでいる図柄はやわらかな色調でハワイアンシャツのプリントの様。
難しいのは背景のグラデーションで、どう仕上げようか迷った挙句、下地処理をせずにヌメ革に刷毛でボカシを入れて描くことにした。その後、鶴の絵柄をペイントする予定。

画像上/ボカシ塗装をするため出来るだけ銀面のきれいな革を選択。やや厚みがあったので粗裁ちしてから革漉き機で薄くする。

画像下/色を入れる前に全体を湿らせておく。
実物N-3B、N-2B販売します
店舗改装に伴って、以前に壁面のかなりの面積を占めてきた当時モノの展示スペースが確保出来なくなりました。
そこで年式と型ごとに整理し、ダブっているものを販売いたします。
いずれも着用に支障無いコンディションですが、すべて40〜50年前の中古品ですので原状渡しで、基本的に修理対応はいたしません。
興味のある方は店頭にてお問い合わせください。

N-3B
6279F サイズS 28000円(画像)
6279F サイズM 28000円
6279G サイズL 28000円
6279H サイズM 28000円
N-2B
6278E サイズM 28000円
6278F サイズS 18000円
クロコ・オーバーレイ
昨日の続きです。
脇の前後に型押しのウイングチップを縫い付けた後、革ヒモを通す為の穴を開け直し。
革の厚みが増したため、ハトメ金具を打ち付ける事とした。

画像上/ハトメの外径に合わせたポンチで穴開け。

画像中/以前ファニーがライダースワレットに使用していたハトメパーツを流用。スチール製でガッチリ革を挟み、抜けの問題が出にくい。ホームセンターで売られている様なハトメは強度がなくてすぐに変形してしまう。

画像下/完成後、革ヒモを通した状態。
クロコ・オーバーレイ
夕方からはルーティンワークのデニム修理をサクサクと仕上げ、次の案件に。
一枚革のレザーベストの脇部分に、クロコ(型押し)の別革をデザインとして縫い付けるというもの。
脇は革ヒモで前後を留めるようになっているため、デザイン部分を縫い付けた後で穴を開け直す。
ウィングチップのようなアールをつけた形状で型紙を製作した。
この型押し革は牛革だが、ギラギラしたクロコダイルの表情を上手く模している。
本物のクロコ革はミシン針の先が柔らかい部分に逃げてしまうため縫いにくいが、その点牛革は安定していて加工も容易である。
旭日パッチ完成
昨日取りかかった日本軍旗のレザーパッチの仕上げです。

画像上/ベースの白く着色した革の上に赤い革で抜いたパーツを乗せて重ね縫い。

画像中/旭光の部分はあらかじめ大きめにつくり、最後に端をカット。

画像下/完成。
旭日パッチ鋭意製作中
お客様のご要望で上腕に縫い付けるパッチをワンオフ製作。
今回は革の上に革を重ねる手法での製作です。星条旗の図柄はいくつもやりましたが、日本軍旗である旭日旗のリクエストは初めてです(たぶん最初で最後)。

画像1/背景となる白い部分はヌメ革を顔料で着色。

画像2、3/赤いソフトレザーを旭光の形に切り抜く。

おまけ/雨上がりに差し込む日差しを浴びて、大きく伸びをする黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。

*そういえば反日を社是とする朝日新聞の社旗もなぜかこのデザインだったwww
いただきもの
先日、ブログで木工事の際に借り受けて初めて使ったトリマーの事をちょろっと記載したが、今日、それを読んだお客様からマキタ製の新品のトリマーをプレゼントされた。
別売りの各種ビットも付いた高級品のフルセットである。
…これは嬉しい!
これ一台で、ディスプレイで使用する木製什器の意匠がほとんどできてしまう。
使い方さえマスターすれば、現在進行形の店舗作りにおおいに役立つのは間違いない。
仕事の域を超え、半ば趣味化した店づくりにますます熱が入りそうである。
本日のニュースより
河村市長、南京発言撤回せず 重ねて「大虐殺無かった」

名古屋市の河村たかし市長が「南京事件は無かったのではないか」と発言した問題で、中国・南京市政府が名古屋市との公の交流を当面停止すると発表したことを受け、河村市長は22日、記者会見を開き、「いわゆる大虐殺は無かったのではないか。発言は撤回しない」と持論を重ねた。
(以上引用)

河村市長全面支持!
撤回などする必要はさらさら無い。
南京大虐殺の虚構性はすでにさんざん取り上げられているし、証拠写真とされるものもすべて合成だったり出所不明であり、中共のプロパガンダに違いない。
わかっていても政治家で口にする人は少ないし、まして南京市の幹部に面と向かって言い放つとなればそれなりの覚悟も必要だろう。
今後も圧力に屈せずに頑張ってほしい。
内装作業DIYにて継続中
今日は店休日だが、未だ完成とは言えない内装作業をすすめるため早朝から出勤。
改装前に巨大なエアコンの室内機が置かれていたカウンターの奥に棚を設置して利用することにした。
先日スタッコできれいに仕上げた壁面にレールを取り付け、可動式のステーで棚板を固定する。ロイヤルというメーカーのレールは中古品、ステーは新品だが、共にイエローガレージさんから余剰品をいただいた。廃材利用の棚板はあらかじめ寸法を測ってカットしてもらっておいた。
ここにはポータブルのロックミシン2台と工具類が余裕をもって収まる。
次に店内に開業当時からあってここ数年はもてあまし気味だった大きな木製ベンチ。
今回のレイアウトで不要になったらどなたか住宅事情の良い方にお譲りしようと考えていたが、結局フィッティングルームの前にピタリとおさまったのでまた利用することにした。表面のワニスが中途半端に剥離して嫌な感じだったので、駐車場に引っ張り出してサンダーでバリバリと表面を研磨した。
このような作業は休業日に当て込むことになるので、しばらくは休みが取れそうにない。

画像1/ビフォー

画像2/アフター
レールの垂直を出すために分銅を使用した。

画像3、4/すべて無垢材で組まれているためやたらと重いカントリーベンチ。座面の下にモノを収納できるようになっている。
母子殺害、元少年の死刑確定へ=犯行時18歳、上告棄却―「責任あまりに重大」

山口県光市で1999年4月に起きた母子殺害事件で殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し控訴審で死刑を言い渡された元少年の差し戻し上告審判決で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、「刑事責任はあまりにも重大で、死刑を是認せざるを得ない」と述べ、被告側上告を棄却した。元少年の死刑が確定する。
(以上引用)

ほぉ~、これはめでたい!
ここのところ忙しすぎて時事にまったく触れる機会もなかったが、このニュースを耳にしてなんだか心が和む。
ところで前法相、人権屋・平岡の職務放棄で死刑の執行はストップしたままだが、肝心の刑の執行は適時になされるだろうか?
国家が個人の報復を認めない以上、国家にはそれを代って行う責任があるのだ。

パッチ縫い付け
今日はミシン作業を集中的に。
ベースとなるジャケットも縫い付けるパッチの素材も様々で、その都度ミシンを調整しますが、微妙なところは勘に頼っているのが実際のところです。
 
画像1、2/B-15Cのモスキート部隊仕様。両腕と左胸にパッチ縫い付け。

画像3、4/M-65をベースにタクシードライバーでロバート・デ・ニーロが着用したモデルを再現。映画のパンフレットで着ているのはタンカースだが、映画の後半ではこのM-65を着用。この左袖の中に、特性のステーによって一瞬で手元に飛び出すようになったコルト・ポケットを仕込んでいた。

画像5、6/B-15Cの左胸にレザーパッチ縫い付け。ステッチ目が目立つようにとのリクエストだった為、上糸は生成りの糸を使用。

画像7、8/バズリクソンズのパッチモデルにエアフォースマークを追加で縫い付け。革のトリミングには先日入手したホースハイドを使用してみた。
ペイントパッチ完成
昨日に続いて革にペインティングしたパッチを製作。

画像1/背景となるブルーを抜いていく。

画像2/文字を浮き上がらせるために左上から光があたっているように白で縁取り。

画像3/染料で着色したヌメ革でトリミングを縫い付けて完成。

おまけ/店内のレイアウトが大きく変わったので、戸惑いながらも隅々まで巡回する黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。今日は午前と午後の2回来店した。

今日は改装後初の日曜日ということでたくさんの方にご来店頂き、感謝に堪えません。
店内の工事はおおむね完了していますが、ディスプレイや商品配置などはまだ改良の余地があり、様々なご意見も頂いておりますので、早急に見直しを行っていきます。