店長日記

6509

第8空章ペイント
B-6のカスタムの続きです。
エアフォースマーク部分を上塗りしてヨーロッパ戦線の第8空章に変更します。
バズリクソンズ純正の鮮やかすぎるプリントマークはサフェで塗りつぶし、彩度を抑えた色調で描いていきます。

画像上/オリジナルの状態。

画像中/下地を塗って乾燥したら、アウトラインを下描き。

画像下/大雑把に色を塗り分けていく。本格的な描き込みはこれから。
パッチ縫い付け
今回もB-6をベースに手を加えていきますが、まずは刺繍パッチとネームの縫い付けです。
B-3よりは毛足の短いB-6ですが、やはり羊革への縫い付け作業はミシンの調整にもそれなりの手間がかかります。縫いあげた状態で上糸と下糸が同じ出方になるようにセッティングします。
この後はバックペイントを入れていく予定です。
スター&ストライプス ペイント完了
下描き段階から間が空いてしまいましたが、B-6の右腕へのペイント仕上げです。
ワンオフ製作ではあらかじめ見積もりした金額をご提示して作業に入りますが、見積もり違いということも出てきます。ペイント作業はほとんど技術料ですので、どのくらい時間がかかるかを見計らうのですが、今回も思った以上に時間がかかってしまいました。凸凹した羊革に星条旗の小さな☆を描いていくのは大変です。
ちなみに同じデザインでレザークラフトパッチを製作するときは☆型のパンチで革を抜きますので、今回ほどの時間はかかりません。
パッチ縫い付け
ビンテージAN-6552の背中にブラッドチットを縫い付けていきます。
このローカルメイドのブラッドチットは薄く漉いた本革をパッチワークして作られており、一度縫い付けされ、取り外された痕が残っています。
AN〜G-1ジャケットは、背中の左右にアクションプリーツがあり、この奥から奥に渡すかたちで水平に2本のゴムが表革と裏地の間に仕込まれており、これが伸び縮みしてプリーツが開いたり閉じたりしています。今回はブラッドチットでこれを縫い留めてしまうことになりますので、A-2と同じようなプリーツなしの状態になり、多少運動性能が落ちることになります。
作業的には表裏の中心が縫いずれないように注意が必要です。
パッチ縫い付け
引き続きビンテージAN-6552へのパッチ縫い付けです。
レザークラフトのCBI章は他のジャケットから取り外された針痕が残っています。
それもかなり線がよじれているので、一度針痕をヘラで出来るだけ押さえ込んで目立たなくし、あらたに銀ペンで誘導線を引いて縫い付けていきます。
裏地にゆとり分が多いので、タック状にならないように注意しながら作業を進めます。
パッチ縫い付け
今回はビンテージのジャケットにビンテージのパッチを取り付ける作業です。
お預かりしたのは陸海軍共用モデルのAN-6552で、非常にコンディションの良いモノです。
CBI章、スコードロンパッチ、レザーのブラッドチットもすべてハンドメイドの希少品ですので、慎重に縫い付けていかねばなりません。
まずは右胸のパッチですが、レザーの台座の上にフェルト製の本体を乗せるように製作されたものです。刺繍はミシンを使わずに手刺しされており、相当な手間がかかっています。星条旗の真ん中あたりで下地が見えているのは虫食いによるものです。
本日の修理品
こちらは元々ビンテージ加工が施されていたデニムで、サンドブラスチングされて小さな穴が空いていたようです。
はき込むうちに大きくなり、ついには下着が見えるほどになってしまったので、裏からデニムを当ててカケツギします。ポケットの袋布のすぐ下で、広範囲にカバーしなければならないのでやり辛い作業です。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
「在日外国人の生活保護受給はおかしい」 フィフィさんの発言で白熱論争

エジプト出身のタレント、フィフィさんがツイッターに投稿した生活保護に関する内容が注目を集めた。日本在住の外国人が生活保護を受給するのは「不自然」だと異を唱えたのだ。これに一部の人がかみつき、さらに他のユーザーを巻き込んで議論はヒートアップした。
■「恩恵を受けているなら、文句を言うな」
発端はフィフィさんが2012年10月30日、在日外国人と生活保護に関するまとめサイトのリンクをツイッターで紹介したことだ。この中には「年金保険料は全額免除に 生活保護の外国人」という見出しの広島県の中国新聞の記事も含まれている。フィフィさんは「国民に相談もなしに既に決めちゃったんですか」と皮肉っぽくつぶやいた。
このツイートに対して、在日コリアンを名乗る人物が「歴史的な背景を知らないのに語る資格はないアホ」と突っかかった。するとフィフィさんは「在日外国人の1人として言わせていただきます。外国人が生活保護を受けること自体が不自然です。自国から拒否されてるわけで無いならなぜ愛する母国に帰らないのか?」と反論。さらに「恩恵を受けているなら、文句を言うな。文句を言いながらおねだりすれば、それは"たかり"と言われても当然。プライドがあるなら自らを偽るな」と突き放した。
(以上引用)

この発言をした女性タレントがどういう人なのか私は知らない(TVなんぞほとんど見ないため)。
しかしこの発言は至極真っ当で、圧倒的に、絶対的に、全世界的に、100%正しい。
日本で暮らす外国人として真の共生を模索するこの女性の姿は尊敬に値する。
異国にあっても誇りと責任感を失わない人のみが、「外国人として」その国で暮らす資格があるのだ。
ビュイック始末記(幌編その弐)
いただいている仕事に日々対応しているが、天気も良いので一寸息抜きに部品交換してみた。
昨年の10月に幌を開いた拍子に折れたアンチスクイークピン(ANTI SQUEAK PINS)を車検のついでにガレージ井口さんに頼んであったが、かなり入荷が遅れ、再修理の納車時に受け取っていた。
この硬質のプラスチックで出来たパーツは、幌を閉じた時に幌の先端とピラーが左右にぶれずにきちんと定位置に収まるように付いている補助的なパーツ。折れた時にとりあえずゼリー状の瞬間接着剤で固定して一年近く放っておいたが、やっと交換することになった。ネジの部分でポッキリ折れたので、しかたなく幌の枠に接着したが、接着剤の痕をスクレーパーで丹念に削り、新品を装着した。このピンは左右一対になっているが、助手席側はまだ折れてはいないのでそのまま使用することにした。
このあたりの消耗部品はほとんどリプロ品が出ているので調達可能なのだ。
パッチ縫い付け
お預かりしたL-2Aの左腕にモール刺繍の第5空章を縫い付けます。
いずれも他県のお客様からの持ち込みで、ジャケットはブルーのボディにオリーブのリブニット仕様、モール刺繍のパッチは非常に手間のかかるハンドメイドです。
外周りのモールから縁までが5ミリほどしかなく、通常のミシンの押さえ金ではモールに当たってしまうので、片押さえに交換しての作業です。
スター&ストライプス ペイント開始
ベースは先年お買い上げいただいたB-6で、すでにバックペイントやパッチワークでデコレートしていますが、追加で右腕に星条旗を描き込みます。
とりあえず位置を決めて下地塗り。
小さな☆の部分をどう描き込むか思案中。
ネームプレート鋭意製作中
フライトジャケットのネームプレートは、縦は18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。
御要望があればサイズの変更も可能です。
今回は通常の大きさと、縦を広げて2.7ミリで裁断したものを製作しました。
事故多発地点…その後
今日、営業時間前に店の電話が鳴り、出てみると半田警察署からであった。
何ごとかと思ったら先週末に近くの交差点で起こった事故のことで目撃者を探しており、このブログの記載内容から当店の関係者が通りかかったらしいことを知り、本人に連絡出来ないかということであった。
S君は仕事で名古屋まで通っており、すぐに連絡がつくかどうかわからないが、一応連絡を取ってみて本人から電話をさせることにした。
捜査協力するのはやぶさかではないが、本人の電話番号を勝手に教えるのは憚られたし、S君は昔から警察とは折り合いが悪い。
S君にはなんとか連絡がついたので、署の電話番号と担当者の名を伝え、直接連絡するように伝えておいた。
事故の瞬間は見ていないと言っていたが、それでも何かの足しになるかもしれない。
もちろん電話口で喧嘩にならないように、言い含めておいた。
ネームプレート鋭意製作中
今回はイレギュラーなサイズでの製作です。
依頼者のフライトジャケットにはネームを取り外したステッチ跡が残っており、それを覆う大きさでの製作依頼です。縦横の寸法もミリ単位で指定があり、革も縫い付けやすいように薄く漉いた状態で仕上げます。県外のお客様で、縫い付けは地元で対応するとのことです。

画像上/最初にベースとなる革を大きめに裁断し、通常の3/4ほどの厚さに漉きます。

画像中/刻印を打つ。革が薄い場合、打刻で変形しやすいので、外回りのカットは最後にします。

画像下/タテ2,3センチ×ヨコ7,8センチの指定寸法で外回りをカット。コバに縫い付けの際の目安となるネン押しをして完了。
ウォッシャブルレザー使用の参考品
ついでなので先のリメイクに使用したレザーを上衿に使用した例をご紹介。
デニムのウエスタンシャツの擦り切れた上衿を取り外し、このレザーで作り直したものです。衿先にはウエスタンブーツのシャフトを模して、シングルミシンで刺繍を入れてみました。
何度も丸洗いを繰り返したことで革の色が抜けていますが、ひび割れなどはありません。
ワークシャツ・リメイク
一旦他の作業が入ったために間が空きましたが、シャツのディテールにレザーを使ったリメイクものの3着目です。
このシャツはかなり着込まれたようで、カフスの表地先端が破れかけて芯地が見えています。
レザーをブレード状にたたきつけて綻びの部分をカバーしていきます。厚みが出ると袖口がゴロ付いておさまりがつかないため、端は折り込まずに裁ち切りとします。
もともと胸ポケットはついていませんが、先のネルシャツ同様に左胸にポケットを縫い付けます。
スコードロンペイント完成
背景になる濃色を入れたらバランスを見て陰影の部分を修正します。
これでB-3へのペイント完成です。
本日のニュースより
鳩山元首相、また問題発言?「尖閣は領土問題」

民主党の鳩山由紀夫元首相は27日、北海 道苫小牧市で講演し、中国との対立が激化している尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題について「領土問題として議論を大いにしな がら、日本の主権を主張していくべきだ」と語った。日本政府は「領土問題は存在しない」との立場で、波紋を呼びそうだ。
鳩山氏は16日に党最高顧問(外交担当)に復帰したばかり。「領土問題でないといくら言っても、相手が自分たちに主権があ ると言っている以上、議論しないといけない。友愛精神、東アジア共同体の発想を生かしたい」とも述べた。
(以上引用)

歴代の総理経験者で これほどまでに圧倒的な存在感を発揮し続ける政治家が他にいただろうか?
すでに生きる伝説となったこの男は、単にバカとかキチガ イといった言葉では表現できない人知を越えた存在である^_^;
自らが設立した政党の立場もなんのその、鳩山友愛伝説にまたあらたな1ページが加わったのだ。
ワークシャツ・リメイク
今回は既製品のワークシャツでは飽き足らないのでリメイクしてほしいという御要望でした。
3着お預かりしていますが、その内2着は左胸のポケットを取り外してレザーの貼り付けポケットに変更します。ウォッシャブルのレザーを使用しますので、丸洗いもOKです。
以前デニムシャツの擦り切れた上衿を取り外し、このレザーで作り直したこともありました。
事故多発地点
当店は半田市宮本町5丁目交差点を東に入ってすぐのところだが、この交差点は非常に事故が多い。
週に一度くらいの頻度で事故があるのではないだろうか。
急ブレーキの音はしょっちゅうである。この交差点の東西は見通しの良い4車線なのだが、南に向かって緩やかな下り坂が続いているため、スピードの乗った車が止まりきれずに交差点に入ってくるのが原因だと思う。
昨晩も大きな事故があったらしく、救急車のサイレンが鳴り響き、警官が沢山出て事故処理にあたっていたようだ。私はわざわざ見には行かなかったが、直後に私の携帯電話には、たまたま通りかかって事故を目撃した元スタッフのS君から電話があった。なんにでもすぐに興奮するS君は、当事者でもないのに近くに車を止め、野次馬根性丸出しで状況報告してきたのであった。一台の車は完全にひっくり返って一車線を塞いでいたようだから、相当の衝撃だったのだろう。
事故は運転者の責任に決まっているが、何年も同じところで事故が続くのは交通管制の問題もあるのではないだろうか。あまりスピードが出ないように信号のタイミングを設定することも出来ると思うのだが…。
ところで次回の「殉国七士廟正参道ツアー」にこのS君も誘ってあげたのだが、露払いでコキ使われるとでも思っているようで、色よい返答をもらえずにいる。