店長日記

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B-10カスタム完成
赤リブB-10のCBI仕様完成です。

画像1/当時モノに倣って右腕にエアフォースパッチ。

画像2/左腕にはプリントのエアフォースマークに被せるようにCBI章を縫い付け。

画像3/右胸にフライングタイガー。

画像4/背中にはブラッドチット。

*CBI章は売り切れました。ブラッドチットは残り一枚です。
今月20日以降、ホームページサービスの会社との契約条件変更で、携帯電話(ガラケー)からのアクセスが出来なくなります。
現在、パソコン向け、携帯電話向け、スマートフォン(多機能携帯電話)向けと三口をまとめて契約していますが、ここ一年でスマートフォンに押されて携帯電話からのアクセスは激減しており、運営コスト節約のため、再契約に際して条件変更することにいたしました。ちなみに昨日の当HPへのアクセスは、パソコンからが1362件、スマートフォンからが2239件、携帯電話からが88件という状況です。携帯電話からご来店いただいていたお客様には誠に申し訳ありません。
何卒ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
フライトジャケットの作業の合間に、アイロン台が空いたので修理の段取り。
かなり傷みが進んだ60年代後半の501。
過去に何回かに渡って修理された形跡があり、その状態でお買いになったようですが、タタキ始末された部分の周辺に大穴が開き、クラッシュ状態です。
今回は穴の部分にデニム地を裏当てし、以前の修理箇所も含めて前身全体を接着芯地で裏張りした上でタタキ始末します。
今日のところはアイロン作業のみ。

画像1、2/ビフォー。

画像3、4/膝中央の修理箇所の周囲がパンクしているのでデニムで裏張り。アイロンで表面の凹凸を押さえ込む。

画像5/全体をカバーするように接着芯地で固定。
ベルクロ縫い付け/A-2
今回は京都の方からの持ち込み依頼。
ベースはアメリカ製コックピットの現代版A-2。
短冊状のベルクロをカットして両腕、両胸に縫い付けます。
両腕へは10センチ角のベルクロを縫い付けますが、袖山に近い部分を表裏貫通で縫い付ける際に、棚ジワが出ないように注意深く作業を行います。
B-10カスタム進行中
フライトジャケットのシーズン間近ということで、B-10のフルデコレーション。
新品購入された赤リブをそのままお預かりし、フライングタイガース仕様に仕上げていきます。

バズリクソンズB-10/49000円(税別)
刺繍ブラッドチット/20000円(税別)
刺繍飛虎パッチ/5500円(税別)
刺繍AFマークパッチ/1450円(税別)
刺繍CBI章/3900円(税別)

他の案件と並行して進めていきます。
プロトタイプ製品化
連休前に怒濤のように入荷した商品群から一点ご紹介。
ファニーのフルジップタイプのウォレット「チャーリーズ」のラティーゴレザー版。
チャーリーズは、今まで素材としてバッグやモカシンに使うソフトレザーを使用してきました。
これはライダースウォレットとは製法が異なり、外回りのコバステッチにモカシン同様のハンドステッチを用いた「袋物」のような工程でつくられているためです。ジッパーで開閉する外回りのアールの部分にはかなり負荷もかかるので、あまり硬い革だとスムーズにいかないということもあったようです。
そこで試行錯誤の結果、合わせ部分の革をギリギリまで漉き込んで、ハードなラティーゴレザーでプロトタイプを製作。
本社スタッフが半年に渡って使用し、モニタリングを行い、製品化にこぎ着けたようです。

価格/22500円(税別)
B-15カスタム
バズリクソンズが2009年にレプリカ製作したB-15(BR11742)。
生地に本来のコットンではなく、レーヨン/コットンのダブルフェイス素材を採用しています。1940年代の素材開発過程で生み出された、変わり種のB-15。
今回はCBI仕様とするため、エアフォースパッチとCBI章、アダム&イブのパッチを縫い付けました。

画像1/エアフォースパッチ2450円(税別)、CBI章3900円(税別)、スコードロンパッチ5500円(税別)。

画像2/左腕にCBI章。

画像3/右腕にエアフォースマーク。

画像4/左胸にアダム&イブのパッチ。
本日のニュースより
<朝日新聞>稲田政調会長「謙虚な姿勢で真実に」と批判

自民党の稲田朋美政調会長は12日、朝日新聞社が東京電力福島第1原発事故の政府事故調が作成した吉田調書に関する記事を取り消した問題で、「報道の自由は憲法で優越的地位が与えられており、報道機関はそれに見合う謙虚な姿勢で真実に向き合うべきだ」と批判した。党本部で記者団に語った。稲田氏は朝日新聞が従軍慰安婦報道でも訂正したことに関し「両方とも(報道に)伴い世界中で日本の名誉が毀損(きそん)され、信頼が失われている状況で、回復するための措置を講じてほしい」とも述べた。自民党や国会が朝日新聞関係者から聴取するかについては「報道機関自らの検証が大切だ」と述べるにとどめた。
(以上引用)

さすがに政調会長の立場になっただけに、歯に衣着せぬ稲田代議士にしては抑制的なコメント。
吉田(清治)の虚偽証言を、そうと知っていて垂れ流していたのがバレ、今回の吉田(昌郎)調書の一件でさらに追い打ちをかけられた朝日新聞。
買わない・読まない・読ませないの気運も相当高まっているようで、実に気分が良い。
本日の修理品/シュガーケーンUSA 1966
東洋エンタープライズが展開するシュガーケーンでは、一部の製品を米国の協力工場で生産し、MADE IN USAと銘打っています。
こちらは所謂66モデルのジーンズ。
部分的に生地が薄くなってきており、今回は穴開き寸前の後ろ股ぐりをリペア。
大きく裏張りしますが、表面は綿糸のタタキで、ほとんど修理跡が目立たないレベルに仕上げられます。

画像1、2/ビフォー

画像3、4/アフター
2014年秋冬フェローズカタログ
平素当店でフェローズの製品をご愛顧いただいているお客様に限り、店頭で差し上げております。
冊数に限りがありますので、ご入用の方はお早めにどうぞ。
本日の修理品/ファニー ライダースウォレット
ファニーが採用している米国製のナイロン糸はミシン糸としては極めて頑丈ですが、どうしても角部分で摩擦を繰り返すと糸切れを起こします。
先月も同様の修理が入り、ファニー本社工場で外回りの糸を全て抜いて再ステッチしましたが、今回のものは一箇所だけで軽症です。
そこで糸切れを起こした箇所を中心に、ステッチ穴を拾って手縫いで補修します。
穴を交互に拾っていくサドルステッチは、一箇所切れても縫い目が開かないという点で、ミシンステッチよりも頑丈です。

画像1/ビフォー

画像2/糸の切れた箇所を中心に六針押さえる。

画像3/コバ押さえで糸を馴染ませて作業完了。

*当店で販売した商品以外はお受けしておりません 。
青山繁晴氏講演会
昨日、武豊町武雄神社で行われた青山繁晴氏の講演会。
心の琴線に触れる講演内容はもちろん、開場となった武雄神社の佇まい、ロウソクやかがり火を使った演出効果も抜群で、素晴らしいトークライブだった。
広い境内にパイプ椅子を並べての講演会だったが、前日の大雨が嘘のように晴れ渡り、心配された地面のぬかるみもなかった。
早い時間に会場に着いたため、前列を確保。定刻に講演が始まった頃には薄暗くなっていた。日が落ちてからは巨木の間にぽっかり月が出て、最高のシチュエーションになった。
青山氏は演壇を降りて聴衆の間を歩き回り、途中、顔を突き合わせて対話する機会もいただいた。
なかなか経験出来ないような時間を過ごさせてもらい、一夜明けても感動の余韻にひたっている。
会場をセッティングした武豊町の有志の人達はさぞかし大変だったろうと思う。
感謝、感謝。

画像1/境内の本殿前にセットされた会場。

画像2/演壇を中心に円形に並べられた椅子。

画像3/最前列の足元に並ぶカンテラ。

画像4/駐車場である武豊小学校から神社までの道程にも、合図灯としてカンテラが並ぶ。
本日の営業はPM4:30までとさせていただきます
本日9月7日は、武豊町武雄神社にて青山繁晴氏の講演会に参加するため、PM4:30に閉店とさせていただきます。
昨日の土砂降りで、神社境内での開催が危ぶまれましたが、本日はすっかり晴れ渡っております。
これも武雄神社宮司、岩田氏とスタッフの方々の祈りが通じたのでしょうか。
当店を介してチケットを入手されたお客樣方、境内でお会いしましょう。
ネットでお買い物…ハロゲンランプ
二年前に店舗を全面改装したとき、天井にスポットライト用のダクトレールを取り付けた。
必要な箇所に首振りの器具をパチンとはめ込み、電球をセットするタイプ。
それが、設計寿命を過ぎたあたりで次々に球切れを起こし始めたので、同じダイクロハロゲンランプをまとめて購入。LED電球もかなり価格が落ちついてきたので迷ったが、今回は同じものにした。
こういった業者向けの備品購入がネットで出来るようになって本当に便利。一昔前は専門業者に取り寄せてもらうのが当たり前だった。
ほんの少し明るさを増した店舗で、本日も営業中。

*都合により、9月7日(日)の営業はPM4:30までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
新作商品検討中
当店がオリジナルとして販売しているベルトの帯を提供してくれているオッチャンとはつきあいが長い。
栃木レザーがタンニン鞣しした革を、裁断して染色するところまで一手に引き受けてくれている。
そんなオッチャンからあらたな提案。
裁断した帯の銀面を革カンナで削り、手染めした後、さらにペーパーがけした荒々しい仕上げのサンプルが届いた。
こういうラフな仕上げもなかなか面白い。表面が凸凹なのでスタッズを打つような二次加工には向かないけれど…。
推察するに、供給側にもメリットがある。
染色仕上げの革は、原皮の瑕疵が表面に出易く、日本の市場がそれを嫌うので、裁断師はいいとこ取りをすることになるが、これなら気にすることもない。
表面加工に手間はかかっても、裁断効率が良ければコストを抑えられるはずなのだ。

*都合により、9月7日(日)の営業はPM4:30までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
エクステリアもDIYで
ランバーデッキに続くアプローチのレンガは、市販の素焼きのレンガだが、古びた感じを出すためにハンマーで角を落としたり、サンダーで表面を荒らしたりしたもの。モルタルもラフな感じで盛ってある。
手前のわずかな植栽部分にはメキシコ万年草を植えており、お盆の前くらいまではこんもり茂っていたが、水が足りなかったのか、ドライフラワー状態になってしまった。
他の場所から千切って挿し木すれば、すぐに繁殖するからどうということはないのだが、露になったレンガの側面がさらっと平滑で、いかにも新品ぽい。
上面との違和感が気になるので、挿し木する前に一仕事することにした。
タガネとハンマーを使って表面を凸凹に削り、白セメントに砂を混ぜて練り、コテで大雑把に塗り付ける。目指すは、数十年の時を積み重ねたようなシャビーな味わい。
ということで、本日は絵描き仕事の前に、左官仕事にも腕をふるってみた。

*都合により、9月7日(日)の営業はPM4:30までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
第2次安倍改造内閣が発足=12人交代の大幅

第2次安倍改造内閣は3日夕、皇居での認証式を経て正式に発足した。18の閣僚枠のうち12ポストが交代する大幅改造となった。安倍晋三首相は同午後6時半に記者会見し、今後の政権運営の基本方針や内閣改造の狙いについて説明。同7時15分から初閣議に臨む。
(以上引用)

要所要所に安倍首相と思想的に近い人が配置され、まずまずの組閣じゃないでしょうか。
女性議員として登用された方々もほとんどが筋金入りで、「女性だから」ということだけでポストを得られたわけではない。
これからマスコミが総力をあげてアラ探しを始めるだろうが、足をすくわれないようにしてもらいたい。
なんとしても安倍政権が長続きしてくれるのが望ましい。

*都合により、9月7日(日)の営業はPM4:30までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
本日のニュースより
100年前の下水管、誰も知らなかった=韓国

2012年9月。ソウル中区南大門路(チュング・ナンデムンロ)の下水管整備工事現場で1910年に作られた下水管が発見された。直径1.8メートルで大人1人が腰を伸ばして立っても十分な規模だった。発掘に乗り出したソウル市は、レンガ式の下水管(長さ461.3メートル)と石を積んで作った石垣式の下水管(27.3メートル)が南大門路に沿って地下に埋まっていることを確認した。下水管を囲む赤煉瓦の一部ははがれた状態だった。一日の車両通行量が数十万台に達する慢性渋滞道路の地下から大型下水管を発見した市庁関係者たちは驚いた。市は大々的な調査を実施してソウル広場の下からも190.9メートルに達する下水管を確認した。100年以上埋まっていたのに誰も知らなかった下水管が姿を現したのだ。
昨年5月、市はこうした事実を公開して文化財指定を推進すると明らかにした。「国内で最初に文化財に指定される地下施設であり下水道施設になるだろう」。「近代下水道技術が初めて世の中に知られたことで、韓国の土木技術史にとって重要な意味がある」。地下空間に対するソウル市の無知は、派手な広報文の間に隠れてしまった。下水管は7月、市の記念物に指定された。
(以上引用)

「韓国の土木技術史にとって重要な意味がある」だってさ…。
バ〜カ!バ〜カ!
これこそまさに、日本人の主導によって整備されたインフラの一部じゃないか。
大日本帝国の情け深い併合政策のおかげで、朝鮮人が土人から人間への仲間入りを果たした証左である。
それを都合良く自国の文化財にしてしまい、技術力を誇示するという、いつものキチガイ民族全開。
さて、今日も『真実』を語ったところで、たまっている仕事を粛々とこなしていこう。

*都合により、9月7日(日)の営業はPM4:30までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
本日の修理品/ファニー キーホルダー
かなり長くお使い頂いているファニーのスナップ式キーホルダー。
単品販売用にリザード革で何色か別注製作したもののひとつ。
スナップボタンの表は5セントのイミテーションで、革を挟んでメスの中央部にカシメ打ちされていました(ネジで脱着出来るタイプではありません)。今回はメスがリムに沿って千切れるという、今までに無い破損の仕方です。
千切れて残ってしまった金属片をきれいに取り外し、ネジ式の実物5セントで留め直します。

画像1/中央部が千切れたスナップのメス側。5セントコンチョはカシメられたまま。

画像2、3/カシメを削ってコンチョを取り外し、ネジ式の実物5セントコンチョをセット。オス側には変形は見られないので、これで修理完了。

*都合により、9月7日(日)の営業はPM4:30までとさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
ビッグ・ガン
衛星放送でたまたまやっていた懐かしい作品。
マカロニウエスタンのドゥッチョ・テッサリ監督が、フランスの大スター、アラン・ドロンを主役に据えて製作した73年のアクション映画。
ストーリーは、マフィアに妻子を殺害された元殺し屋が、愛用のビッグガン(コルト・ガバメント)を手に復讐を遂げていくという単純なもの。軍隊経験のあるアラン・ドロンの銃の扱いは堂に入っている。敵役には、前年の映画『ゴッドファーザー』で最後に射殺される、ドン・マランツァーノを演じた大物俳優リチャード・コンテを配している。
全編暴力的で虚無的な映像表現だが、現代のCGを多用したシャープな映像よりも、じわりとした怖さがある。ラストシーンも意外性があって強く印象に残る。
所謂フレンチ・ノワールとはちょっと異なり、やっぱりマカロニウエスタンのテイストだと感じる。
ところでアラン・ドロンは、かつてレナウンのブランド「ダーバン」のCMで多くの(というか、全ての)日本人に知られる存在だったが、現在20代の方達には全く知られていないようだ。