本日の修理品/レザーショルダーバッグ 2019年05月09日 バイクの用品メーカーが製作したらしいショルダーバッグ。 脱着用の亜鉛合金製のナスカンが根元でポッキリと折れています。仮に高速走行中だったら、道路上に放り出されているケース。 汎用品で大型のナスカンに交換しようかとも思いましたが、首から斜め掛けで定尺でご使用になっており、ストラップを脱着する必要もありません。 折れたナスカンは取り外し、Dカンだけ残して本体とストラップを繋ぐことにしました。 画像1/かなり革が厚く、重さのあるショルダーバッグ。 画像2/合金製のナスカンの根元が折れている状態。あきらかに強度不足。 画像3/カシメ打ちを削って、ストラップ先端の留め革を取り外し。 画像4/本体とストラップをDカンを介して繋ぎ直し。 画像5/アフター。
FRPルーフ取り外し 2019年05月08日 たしか昨年は一度も取り外すことが無かったような…。 陽気も良くなってきたので、ネットで購入して後付けしたトップルーフを取り外した。これから梅雨に入るまでは、オープントップ&フロントウインド前倒しで乗るつもり。 ジムニーの幌車はこのJA11の後継のJA12にも存在するが、ジープのようにフロントウインドを倒せるのはこの型まで。 ウインドカバーは、過去日記によると2015年の6月19日に制作している。ワイパーモーターやステーが突き出している部分は、生地を額縁状に抜いて逃げを作ってある。
(勝手に)ポケモンスポット 2019年05月06日 当店のFRP製のブーツ看板が、「ポケモンGO」での捕獲場所になっているらしい。 複数の人から聞いたので間違いあるまい。 でも当店では申請も許可もしてないし、全く与り知らぬこと。 ポケモンGOなんて興味もないし、仕組み自体もよくわからないが、地主が知らないうちに「私有地」にスポットを設けてるんだろうか? …運営会社はアホなのか?
八分咲き 2019年05月05日 例年はGW中に満開になるところ、少し開花が遅れ気味。 僅かな土があれば根を付けて繁殖し、手間いらずのメキシコ万年草。 植栽に使ってみたいというお客様がいらっしゃれば差し上げますので、摘み取ってお持ち帰りください♡
本日のニュースより 2019年05月04日 性差少ない学生服開発進む、岡山 トランスジェンダーの生徒に配慮 学生服製造の全国シェア約7割を占める岡山県で、男女の性差を感じさせない制服の開発が進んでいる。心と体の性が異なるトランスジェンダーの生徒にも違和感なく着用してもらおうとの配慮からだ。 菅公学生服(岡山市)は1997 年から女子用スラックスを販売し、現在では全国の小中高約800校が採用している。もともとは防寒目的で、近年はトランスジェンダーへの 配慮から採用が増えた。2016年の展示会からは、男女で左右異なる「前合わせ」をなくしたファスナー式のブレザーを提案している。 トンボ(同市)は16年に「ジェンダーレス制服」と称したブレザーとスラックスを発表した。 (以上引用) 実は国産ジーンズメーカーが集中する岡山の児島地区も、元々は学生服の産地で、業態を変えてジーンズメーカーに転身したところがほとんど。 旧態依然とした学生服業界は年々市場が小さくなり、苦し紛れにバカバカしいことをやっている。 たぶん企画してる人たちも、これがトランスジェンダー問題の解決に寄与するとは思ってないのじゃないか。
本日の修理品/シュガーケーン 砂糖黍ジーンズ 2019年05月03日 新作の16,25オンスデニムを使ったスリムフィット。 ご購入いただいて日の経っていないもの。 フロントの開き止まりのステッチが切れてパンクした状態。 現代的なジーンズは開き止まりが「閂止め」で補強されていますが、ビンテージレプリカではコの字に縫ってあるだけです。生地自体が硬く、糸も化繊ではなく綿糸なので強度が足りず、ありがちです。 太番手の色糸でしっかりと再縫製。 画像1、2/ビフォー。 画像3/アフター。
本日のニュースより 2019年05月02日 謝罪要求の韓国国会議長が陛下に祝電「訪韓を期待」 韓国国会によると、文喜相(ムン・ヒサン)議長は1日、天皇陛下に「令和が意味する美しい調和が韓国や日本、全世界で実現することを願う」とし、「適切な時期に韓国を訪問なさることを期待する」と記した祝電を送った。 祝電で文氏は「在位中の両国関係が未来志向的で一層発展できることを願う」とも強調した。 文氏は2月に米メディアのインタビューで、慰安婦問題に絡んで譲位前の上皇さまの謝罪を求める発言をし、日韓関係を一層悪化させた。 4月30日には、上皇さまに「韓国に対し、痛みに寄り添い和解と協力を強調されてこられたことに感謝する」との電報を送ったという。 (以上引用) 祝電となると返礼しなきゃいけないんだろうか? どこまでも傲岸でツラの皮が分厚い不逞鮮人の訪韓要求。今の日本国民が是認するわけがない。 新時代は、日韓国交断絶が望ましい。
オプションパーツでグレードアップ 2019年05月01日 ファニーのメキシコ工場でハンドメイドされるD・E・オスカーの純銀製ドロップハンドル。 この小さなパーツには、手作業で細かな彫刻が施されています。 一昨年末よりメキシコ(人)特有の事情により、生産ラインが大混乱し、長らく入荷の無かったD・E・オスカーの製品。 今回ドロップハンドルは二個入荷し、内一つはお待ちいただいていたお客様のコードバンウォレットに取り付けいたしました。 店頭在庫はあと一つのみです。 価格/5800円(税別)
パッチ縫い付け/B-10 2019年05月01日 表地がレーヨン×コットンのレアなバズリクソンズB-10。 今回縫い付けるパッチは、お客様がヤフオク購入した謎のディズニーもの。 厚めのフェルト地に刺繍されていますが、裏面にはアイロン圧着用のフィルムがベッタリと貼られています。しかしパッチ自体の厚みを考えると、とても表側からアイロンで熱を加えてフィルムを溶かすことは出来ないと思われます。フィルムが溶け出す前に刺繍の糸が焦げてしまうと思われ、なぜこんな仕様になっているのか不明(取り付け対象が薄物なら、固定してその裏から熱を加えることは可能かも…?)。 当店ではミシンによる縫い付けですが、コバいっぱいまで貼られたフィルムが抵抗になって針抜けが悪く、ゆっくり慎重に作業を行いました。
いただきもの 2019年04月29日 「昭和の日」に、「平成」の焼き印入りゴーフレット。 小渕首相の墨書をそのまま縮小して焼き印してあるらしい。 平成の世もあと二日。 元号が変わると、来年から「昭和の日」がどうなるのか、「平成の日」が新たに出来るのか、まだはっきりしていないみたい。 *GW中も平常営業です(火曜定休)。
ボカシ染め 2019年04月27日 ファニーの熟練職人による刷毛を使ったグラデーション仕上げ。 今回、定番のビルフォード、ウォレットをベースに、それぞれ「ブラックチェリー」、「オスクーロ」と呼ばれる2種類のグラデーション仕上げにて製作しました。 ブラックチェリーはラティーゴレザーをベースに、黒から中心に向かって赤黒に染められ、オスクーロはブライドルレザーを使って濃茶~茶に染められています。 上質の素材を使い、熟練の技で美しく染め上げられた逸品は、ご使用による風合いの変化も楽しみです。 *画像のトライフォードウォレットは23200円(税別)
三分咲き 2019年04月27日 少し開花し始めたメキシコ万年草。 GW初日の今日は強い横風。当店はGW期間中も関係なく通常営業です(火曜定休)。 アパレルメーカーは各社とも休みに入り、連休前の出荷分がまとめて届いており、現在さばき切れていない状態です。 到着した新商品は順次ご紹介していきます。
エアフォースパッチ鋭意製作中 2019年04月26日 連休前に販売商品の補充制作。 相当前に作ったきりで、ほとんど販売実績のない第7空軍パッチを気まぐれで制作。 画像1/金型でホースハイドのトリムを打ち抜き。この希少な馬革は、半田市乙川の革工房エルパソさんのご提供。普通の民家が工房になっていて、数日前に民放TVで紹介されていたらしい。ガンベルトの制作から革職人になった人で、今はハンドバッグがメインになっているはず。 エルパソさんのように、革職人一本で生計を立てている人は非常に少ない。 画像2/薄く漉いたヌメ革にペイント。今回は先にオフホワイトで全体を塗る。
シュイン・ハンドルバーカット 2019年04月25日 ストリップダウンしたなごみ系スタイルのシュイン・ビーチクルーザー。 たまに電車での出張の際に、最寄り駅までこれでユルユルと走る。 駅に隣接した駐輪場に留めるのだが、ビーチクルーザー特有の幅広ハンドルは狭いスペースに収まりにくい。通行者の脇をすり抜ける時も多少気を遣うので、パイプカッターで切り詰めてやることにした。 画像1/ビフォー。シングルスピードでハンドル上にはブレーキレバー(右のみ)しか付いておらず、作業は簡単。ブレーキレバーの取り付けを緩めて中央側に寄せておき、グリップを外し、バーエンドをカットして取り付け直せば良いのだ。 画像2/エンドキャップ中央のネジは錆びて固着していたのでインパクトドライバーで…。グリップは隙間にCRCを流し込んで外し、再利用。 画像3/店内のパイプハンガーの改造でもよく使うパイプカッター。これを発明した人はエライ。 画像4、5/アフター。ハンドル幅60センチほどに収まった。これでもスポーツバイクよりはずいぶん広い。
スタッズベルト製作 2019年04月24日 以前お買い上げいただいたお客様からの追加オーダー。 同デザイン、同サイズで特急制作いたしました。 価格/16000円(税別) 定番商品として展開しているスタッズベルトはすべて店内で製作しております。 スタッズは真鍮製の二本爪(ツープロング)。 5ミリ厚の革帯は栃木レザーによるベジタブルタンニング仕上げ。手染めの黒と濃茶(画像)と、タン色素仕上げの3色展開。使い始めは硬いですが、使うほどに繊維が解れて柔らかくなってきます。現在6パターンで制作しており、ポイントのスタッズはカラー変更可能です。 *卸売り先様との兼ね合いもあり、WEB上での販売はしておりません。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501XX 2019年04月22日 当時物のビンテージ、501ダブルエックスのリペア作業完了。 接着芯地を使わず、薄地のデニムで裏張りした面積が広いので、パンツ自体がやや重くなっています。 これで気軽に扱えるかというと、そういうものでもなく、生地も縫製糸もさらに劣化が進んでいきます。洗濯はネットを使っていただくか、手で押し洗いということになります。 ちなみに、今回の修理品は色がスカスカに抜けていますが、同年代のビンテージで、青々して一見コンディションが良さそうなものでも、あまり実用性はありません。60年代以前のオール綿糸縫製の製品は、縫製糸自体が劣化しており、着用の度、糸切れが絶えないのです。 デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。 *料金について 修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。 *納期について 可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。 *リペアをお受け出来ないケース 洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。